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Yamareco

記録ID: 458748
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雪山ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬御池ー沼山峠

2014年05月31日(土) [日帰り]
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子連れ登山 DERIDA その他3人
GPS
--:--
距離
18.9km
登り
696m
下り
502m

コースタイム

5:00御池駐車場-5:50上田代-6:50天神田代-9:30-10:00温泉小屋
11:00見晴-13:30-14:00沼尻-15:00ビジターセンター(沼山分岐)
16:15沼山峠バス停

天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
上田代から温泉小屋までは残雪多く(40〜50センチ)木道の踏み抜き、斜面でのスリップが多かったです。
前日の雨で雪道のトレースが消えており、入山者の少ないルートなのでテープを頼りにルートを見極めながら進みます。温泉小屋からも日影や北側は残雪が多く特に白砂峠の下りと沼山峠バス停への下りはアイゼンが必要でした。
5時、御池ロッジでトイレを済ませ多くの人がバスに乗りこみ沼山に向かうのを横目に御池登山口へ。
2014年05月31日 05:04撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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5時、御池ロッジでトイレを済ませ多くの人がバスに乗りこみ沼山に向かうのを横目に御池登山口へ。
いきなりの木道に妻や子供は大はしゃぎ((笑)この後待ち受ける惨状をだれも知りませんでした。
2014年05月31日 05:08撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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いきなりの木道に妻や子供は大はしゃぎ((笑)この後待ち受ける惨状をだれも知りませんでした。
登山口から数分で水芭蕉登場!家族も大喜び。
2014年05月31日 05:11撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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登山口から数分で水芭蕉登場!家族も大喜び。
ところが木道の先はすでに雪で覆われ始めます。上田代手前から温泉小屋まで荒れた木道です。
2014年05月31日 05:13撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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ところが木道の先はすでに雪で覆われ始めます。上田代手前から温泉小屋まで荒れた木道です。
子供は軽いので木道から外れても大丈夫ですが、私達は踏み抜いて転倒です。
2014年05月31日 05:14撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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子供は軽いので木道から外れても大丈夫ですが、私達は踏み抜いて転倒です。
越後の山々が朝日に輝きます
2014年05月31日 05:54撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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越後の山々が朝日に輝きます
少し休憩
2014年05月31日 05:58撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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少し休憩
雪が多く、冬道を行きます。前日の雨でトレースは消えており、リーダーを任せた長男がテープを頼りにルートファインディングします。ところどころテープも何もない箇所があり、道迷いしないように親父は後方から指示を出します。
2014年05月31日 06:13撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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雪が多く、冬道を行きます。前日の雨でトレースは消えており、リーダーを任せた長男がテープを頼りにルートファインディングします。ところどころテープも何もない箇所があり、道迷いしないように親父は後方から指示を出します。
湿原に出ても木道の状態悪く、雪もあることからだんだん妻が無言になります。
2014年05月31日 06:26撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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湿原に出ても木道の状態悪く、雪もあることからだんだん妻が無言になります。
そんな時に咲き始めた高山植物が元気をくれます。
2014年05月31日 06:53撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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そんな時に咲き始めた高山植物が元気をくれます。
やっと燧裏吊り橋まで到着。ここまですれ違った人ゼロ、追い抜かれた人1名。
2014年05月31日 07:43撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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やっと燧裏吊り橋まで到着。ここまですれ違った人ゼロ、追い抜かれた人1名。
沢の渡渉が何回も続きます。沢への急下降、急登を繰り返します。橋が流されているところが1ヶ所ありましたが、増水すると子供は無理でした。
2014年05月31日 09:03撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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沢の渡渉が何回も続きます。沢への急下降、急登を繰り返します。橋が流されているところが1ヶ所ありましたが、増水すると子供は無理でした。
だんだん尾瀬らしい風景に妻も元気になってきた?
2014年05月31日 09:59撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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だんだん尾瀬らしい風景に妻も元気になってきた?
水芭蕉が咲き誇ってます
2014年05月31日 10:10撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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水芭蕉が咲き誇ってます
リュウキンカも景色に華を添えます
2014年05月31日 10:15撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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リュウキンカも景色に華を添えます
ようやく至仏山が見えます
2014年05月31日 10:18撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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ようやく至仏山が見えます
尾瀬の風景をやっと楽しめます
2014年05月31日 10:27撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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尾瀬の風景をやっと楽しめます
初めて見る雄大な景色に子供たちも感動しています
2014年05月31日 10:31撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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初めて見る雄大な景色に子供たちも感動しています
が、また雪山の峠越えです。
2014年05月31日 11:50撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
5/31 11:50
が、また雪山の峠越えです。
妻は峠の下りでかなり参ってました。
2014年05月31日 12:07撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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妻は峠の下りでかなり参ってました。
子供がスイスイと登るところも大人は苦労します
2014年05月31日 12:31撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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子供がスイスイと登るところも大人は苦労します
どんどん子供に取り残されていきます。
2014年05月31日 12:40撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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どんどん子供に取り残されていきます。
妻のペースを子供が待ちます
2014年05月31日 12:40撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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5/31 12:40
妻のペースを子供が待ちます
峠の下りで湿原が見えた時が感動します。でも雪山からの解放ではないことをこの辺で妻も理解しはじめました。
2014年05月31日 12:41撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
5/31 12:41
峠の下りで湿原が見えた時が感動します。でも雪山からの解放ではないことをこの辺で妻も理解しはじめました。
2014年05月31日 14:07撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
5/31 14:07
沼尻から浅湖湿原へ
2014年05月31日 14:44撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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5/31 14:44
沼尻から浅湖湿原へ
3本カラマツ?
2014年05月31日 14:56撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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3本カラマツ?
尾瀬沼をぐるっと回ります。
2014年05月31日 14:59撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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5/31 14:59
尾瀬沼をぐるっと回ります。
小2の娘は健気にトコトコとお兄ちゃんについていきます。
2014年05月31日 15:16撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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5/31 15:16
小2の娘は健気にトコトコとお兄ちゃんについていきます。
沼山峠からの一気に下る時にアイゼンが必要でした。朝であれば堅い雪質も気温が高かった日中のせいでベシャベシャのシャーベット状の下りを30分ほど苦しんだ時に見えたバス停に家族全員感動しました。
2014年05月31日 16:13撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
5/31 16:13
沼山峠からの一気に下る時にアイゼンが必要でした。朝であれば堅い雪質も気温が高かった日中のせいでベシャベシャのシャーベット状の下りを30分ほど苦しんだ時に見えたバス停に家族全員感動しました。
5分ほどでバスは発車しました。雪で足をとられながらの散策だったので、最終のバスに間に合うか不安でした。なんせ大江湿原で前後に誰も人がいなかったので。
2014年05月31日 16:37撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
5/31 16:37
5分ほどでバスは発車しました。雪で足をとられながらの散策だったので、最終のバスに間に合うか不安でした。なんせ大江湿原で前後に誰も人がいなかったので。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
1/25,000地形図
1
ガイド地図
1
コンパス
1
1
筆記具
1
保険証
1
飲料
1
1L
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
1
計画書
1
雨具
1
防寒着
1
ストック
水筒
1
時計
1
非常食
1
共同装備
ツェルト
1
ファーストエイドキット
1
医薬品
1
カメラ
1
ビデオカメラ

感想

今回は妻の尾瀬に行きたい!という希望で計画しました。
子供の行事の合間で5月の最終土曜に決行ということで準備したものは熊よけの鈴だけで、
あとはあるものでまかないました。
私は大清水も鳩待峠も経験しているので、奥尾瀬を目指したのですが、最後まで心配だったのが「雪」です。
小学校6年と2年を連れて行けるかどうか、御池からの入山情報が少なく当日のバス停でスタッフに訪ねても
はっきりした回答が無く、雪の状態次第では上田代で引き返してどこかキャンプに行こうと考えてました。
結果は歩行時間11時間!、休憩含めほぼ予定どおりに燧ヶ岳を周遊できました!
檜枝岐村のパンフレットでは1泊2日の上級者向けルートでした((笑)
天候が良かったので出来た山行だったと思います。
天気が荒れるようなら途中の小屋で泊まろうと内心きめていました。

横浜を夜の11時に出発し、御池に着いたのが4時半、準備をして5時に元気に出発。
いきなり木道と水芭蕉で家族のテンションは一気に張り詰めて楽しそうです。
ところが、その後は雪と荒れた木道と雪山のルートファインディングで緊張の連続です。
誰も前を行っていなく、後ろからも来ません。木道も雪で覆われたヶ所が多く、
夏ルートと冬ルートのミックス状態です。今回リーダーを小6の長男に任せ、私は最後尾でルートを確認しながら
進みます。赤テープを探しながらのルート開拓は子供の大きな経験になりました。
長男の小2の妹や妻への気遣いに感動したりしながら、チョットは一皮むけてくれたかな?

御池〜温泉小屋までは木道の状態は悪いです。温泉小屋からの木道はしっかりとした尾瀬ヶ原周遊のアノ木道です。
特に渡渉が何度もあり、橋がない場所もあるので、この後雪解けがすすみ増水すれば小さな子どもは無理な場所もありました。沢への急下降と急登の繰り返しでこの時期は残雪もあるので安全配慮が一番疲れたところです。
白砂峠の下りと、沼山峠の下りはアイゼン必要です。
それ以外は木の根や木道の踏み抜きなどがあるため、逆にアイゼンは危険です。
ゆっくりと踏みしめて木につかまりながらの急登、下降になります。

帰りは御池から10分ほど下った七入オートキャンプ場でテント泊して日曜日にかえりました。

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御池口〜尾瀬ケ原〜尾瀬沼〜沼山峠
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

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