水根沢
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- GPS
- 03:36
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 670m
- 下り
- 731m
コースタイム
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されていた。 |
写真
感想
今日は予報では天気が下り坂。
山に行こうか行くまいか、散々迷ったあげく、思い切って出かけることにした。
しかし、行き先は決まっていない、とりあえず奥多摩を目指した。
電車に乗りながら、以前に行った水根沢に行くことにした。
久々の奥多摩駅でバスに乗り、水根で降りた。
10時になったこともあり、誰もいない。
と思ったが、少し行くと遠くにヘルメットをかぶった人たちが、沢に入っていくのが見えた。
以前に来たのは3月だったので、これは想定外であった。
確かに、この暑いときに、水に入った方が気持ちがいいだろう。
さらに少し進むと、見覚えのある焼き物が置いてある棚があった。
色々な焼き物が置いてあり、値段は自分で決めてくださいと書いてある。
フクロウの置物が目に留まり、ついでに魚のお皿も買った。
その先の標識には、崩落個所があるので厳重注意と書かれていた。
登山道を登っていくと、水根沢はずっと下を流れていて、木に隠れてほとんど見えない。
しかし、たまに沢登りをしている人の声が聞こえてくる。
しばらく登ると、崩落個所があり、上に迂回することができた。
今日は、依然来た時の記憶を頼りに、登山道と水根沢が合流する地点を目指している。
しかし、いつまでたっても水根沢は、はるか下にあり、だんだん不安になってきた。
途中、右から支流の沢が流れていて、この水が冷たくて、ほてった顔を何回も洗ってしまった。
木の橋をいくつもわたり、ようやく沢が近づいてきた。
滝も見え始めたとき、たまたま沢登りの人が、滝の中を登っているところであった。
さらに進むと、見覚えのある、一面落ち葉の中を沢が流れている風景が出てきた。
その先に、目的の沢と登山道の合流地点があった。
静寂の中、沢の流れを眺めながら、昼食を取った。
沢からの風が吹くと、涼しさを通り越して少し寒いぐらいだ。
下りも沢を眺めながら下りて行った。
木があるので気づかなかったが、雨が降り出していた。
登山口の焼き物が置いてあったところで、傘を出していると、おばあさんがいた。
焼き物について尋ねると、焼いている人について教えてくれた。
苗字は忘れてしまったが、温さんという人で、中野に住んでいて週末ここに来て焼いているとのこと。
確かに、買った焼き物の裏を見ると「温」の字があった。
おばあさんと話している間に雨も上がり、結局、傘をささずに済んだ。
さらに、水根のバス停に着くや否やバスがやってきて、とんとん拍子である。
今日は、散々悩んだあげくの登山であったが、来てよかったの一言である。
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