眺めてよし、登ってよしの北海道駒ヶ岳 馬ノ背周辺まで

2022年08月21日(日) [日帰り]

• GPS: 02:48
• 距離: 6.5km
• 登り: 492m
• 下り: 496m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:20
• 休憩: 0:27
• 合計: 2:47

11:06 赤井川登山口
11:55 12:05 馬ノ背
12:57 13:14 馬ノ背
13:53 13:53 赤井川登山口
13:53 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

舗装された細い林道を走ると最後1kmはダート。
駐車場はかなりの台数を停めることができそうですが、好天の日曜ということもあり混雑していました。駐車場に到着した11時ころには下山する方もいたために登山口近くに停めることができました。

コース状況／危険箇所等

馬の背から先は入山自粛エリアとなっています。剣ヶ峰や砂原岳へはロープを跨いで自己責任で向かうことになります。私は噴火湾を眺めることのできる稜線まで向かい、ピークには向かいませんでした。

その他周辺情報

周辺に「ちゃっぷ林館」があり日帰り入浴可。露天風呂からは駒ヶ岳の眺望もあり。
シャンプー、ボディソープの備え付けがないので（購入は可能）、可能な方は持参すると良いでしょう。

写真

函館方面から大沼公園を通り、駒ヶ岳へ向かう道中を少し外れたところにビューポイントがあります。
駒ヶ岳に登る前に大沼を散策します。

大沼は駒ヶ岳の1640年の噴火によりできたものです。
駒ヶ岳の展望や周辺の環境はとても素敵です。

大沼からの駒ヶ岳のこの眺めは駒ヶ岳からの眺めに引けを取らない素晴らしさです。
駒ヶ岳登山には大沼散策をセットにすることを絶対オススメします！

スイレンの花が見ごろを迎えていました。

さて、大沼公園から20分ほどで登山口到着です。
駐車場はけっこう広く、トイレありです。

空に向かってまっすぐ登っていきます。
11時登山スタートということもあり、暑いうえに終始セミの大合唱です。

剣ヶ峰がすぐそこに見えています。

7合目、8合目・・・と案内があります。ちなみに駐車場は6合目。そしてゴールの山頂は馬の背です。

振り返ればもう絶景です。
さきほどまでいた大沼が眼下に広がります。

函館山が見えました。
その向こうにはうっすらと下北半島。

汗を流しながら50分ほどで馬の背に到着。
ここから先の入山は自己責任です。15時までの下山の決まりもあるのでピークは目指さず、周辺を散策することにしました。

剣ヶ峰は迫力があります。
槍や剱を思い出します。

広々した山頂台地。
左側は火口です。

剣ヶ峰と砂原岳をつなぐ稜線までやってきました。
八雲方面と噴火湾の絶景です。

砂原岳方面。
山頂に人の姿も確認できました。

岩々の剣ヶ峰。
こちらから下山してくる方もかなりいました。

噴火湾の向こう側には羊蹄山。

馬の背まで戻ってきました。
この景色を見ながら下山を開始します。

どんどん下ります。
下りは景色を見ながら軽快に下ることができます。

登山口に到着。
おつかれさまでした！

駒ヶ岳のお花たち。
名前も可愛いシラタマノキ
たくさん咲いています。

ネジバナ
ピンクのお花はこれからどんどん咲いてくるようです。

ヤマハハコ

イワギキョウ
馬の背周辺の山頂台地、至るところに群生していました。

下山後はちゃっぷ林館で入浴。（日帰り500円、タオルなし、シャンプー、ボディソープなし）
フェイスタオル、シャンプー等のセット（400円）を購入し入浴しました。

感想

mikyan55

今週は大雪山か幌尻岳方面にテントを担いでいく予定でしたが、週半ばの豪雨による影響を考慮して今回はパス。ただもう有給は申請していましたので初めての函館観光を兼ねて北海道駒ヶ岳に登ることにしました。

【登山道】
本当にまっすぐ馬の背目掛けて登っていきます。
日差しを遮るものもなく、晴れていたらかなり暑いです。
振り返れば景色も良いですが、ハイキングというよりかはトレーニングに近い気がしました。

【馬の背】
登山口から1時間ほど上がるだけで素晴らしい眺望を得ることができます。
眼下には大沼、小沼が広がっており、駒ヶ岳の作り出した自然のスケール感の大きさを感じることができます。
前日まで観光を楽しんだ函館の函館山やその向こうには青森県下北半島まで眺めることができる良いお天気でした。規制があるため残念ながら山頂（剣ヶ峰）には立てませんでしたが十分満足な景色でした。

【大沼】
駒ヶ岳登山の折にはぜひ大沼公園に立ち寄ってください。
大沼と駒ヶ岳の景色は息を飲む美しさです。
そして立ち寄るなら水面に波が立ちにくい朝がオススメです。

【さいごに】
「駒ヶ岳」と名のつく山は日本に一番たくさんあるのでは？私も甲斐駒ヶ岳、木曽駒ケ岳、越後駒ケ岳、会津駒ケ岳と登ってきて、今回5座目の「駒ヶ岳」でした。どの「駒ヶ岳」もそれぞれ特徴があって面白いですね。
この北海道駒ヶ岳は登って見ることのできる景色は確かに素晴らしいです。でもこの山の作り出した大沼と、大沼から眺める駒ヶ岳は本当に美しいです。
登ってよし、眺めてよしの「駒ヶ岳」でした。