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ハイキング
中国
うさぎの癒しを求めて大久野島へ
2022年08月25日(木) [日帰り]


体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 03:28
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 154m
- 下り
- 155m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:32
距離 7.0km
登り 164m
下り 162m
8:59
272分
スタート地点
13:31
ゴール地点
天候 | 晴れ カラッとした暑さ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
船で往復(往復運賃720円) 島内は原則自動車バイク通行禁止だがキャンプなどの理由があればフェリーで渡航できる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全線車道か遊歩道。自転車やうさぎに注意。 島中央の展望台や灯台付近は登山道っぽい。 島中央の展望台に向かう車道や遊歩道の大半が通行止め。北砲台からの遊歩道通行可能なのは確認した。 |
その他周辺情報 | 忠海港フェリー乗り場、休暇村大久野島でうさぎグッズ購入可能。 うさぎの餌は島内で販売されていない。忠海港でペレット購入可能。 島内各所にトイレ、自販機。 島内の店は休暇村大久野島のみ。レストラン、カフェ、土産。 ※うさぎへの餌やりについては注意事項多数なのであらかじめ予習。 大久野島 毒ガス資料館 入館料150円。館内写真撮影禁止。 |
写真
毒ガス工場があった頃は栄えていた大久野神社もこの通り。現在は神社の両脇に殉職者、毒ガス死没者の慰霊碑がひっそりと建つ。狛犬が陶器なのは毒ガス製造機が腐食に強い陶器製だったことと繋がっているのだろう
最後に毒ガス資料館見学。戦前は機密、戦後は隠蔽や廃棄によって資料は多いとはいえないが、貧弱な防護装備や給与明細などから工員たちの苦労が偲ばれる。書籍や資料を読める図書室が有れば最高なのだが
感想
北部の天気が悪そうなのでお疲れな毎日をうさぎちゃんに癒してもらおうと思い立ち、6年ぶりに大久野島へ。
昔は毒ガスの島にうさぎがたくさんという売りだったと思うが、今はうさぎ一色。
イメージ戦略好調なようで観光客もうさぎの数も右肩上がりだったところへコロナ禍直撃。
先日歩かれたmohingさんのレコで観光客激減によりうさぎも大幅減とのことでしたが、確かに少ない。
1グループ3羽程度の集まりが島内に点在してる感じでしたが、観光客を見たら駆け寄ってきておねだりしてくれる姿は健在。
もぐもぐ食べてくれる姿やもっとちょうだいって前足を乗っけてくる仕草はほんと癒されます。
様子を見て後から出てくる子や独占するためにやたら喧嘩をふっかける子、一口食べたら物陰に逃げてしまう子など個性の違いも楽しい。
観光客からみたら楽しい光景ですが、これもまた熾烈な生存競争なので「うさぎの島」で生きることの大変さも感じました。
前回はキャベツニンジンを持ち込みましたが、今回は港で買ったペレット。食べきり分だけ与えられるので食べ残しが発生しなかったり、弱気な子にも与えやすいのでこっちの方がいいかな。うさぎはどう思ってるか知らんけど😎
うさぎのかわいさばかりがアピールされる大久野島ですが、散策すると「地図から消された島」の暗い歴史があちこちに。学生までもが徴用され貧弱な防護体制の下で毒ガスに体を蝕まれた事を思うと涙を禁じ得ない。
そして過去の悲劇ではなく現在進行形で世界中に「大久野島」が存在するのは残念なことである。
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