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Yamareco

記録ID: 4620380
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ハイキング
朝日・出羽三山

山寺 🚙まいどや食堂〜立石寺 往復

2020年08月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:15
距離
3.1km
登り
239m
下り
224m

コースタイム

日帰り
山行
1:50
休憩
0:40
合計
2:30
13:20
40
14:00
14:00
10
14:10
14:20
40
15:00
15:30
20
山寺芭蕉記念館
15:50
ゴール地点
芭蕉が奥の細道で有名な句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠ったのが山寺、コロナ禍にありながら、我が余生を芭蕉の余生に置き換え、旅に生きたいと思ったとき、避けて通れない所。ヤマレコに残すのもおこがましいが、我が人生の記として残すことにした。奥之院まで1000段ちょっとの階段ではあるが、我が人生を振り返るに充分だった。将に密教の世界に入っていく。今も修験僧が山寺の奥地に分け入っている。私の思いはそこまで達してはいないが、理解できる部分はある。それは山に登ると分かる幽玄の世界にあろう。
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山寺まいどや食堂駐車場(1000円以上の食事で駐車無料)
コース状況/
危険箇所等
ほぼ歩きやすい道
その他周辺情報 まいどや食堂 ひんやりネバネバとろろだしそば1,300円+芋煮850円
美味いだけでなく景色もいい。
https://hisashi3blog.info/yamadera-maidoya/
まいどや食堂 ひんやりネバネバとろろだしそば1,300円+芋煮850円 美味いだけでなく景色もいい。然も1000円以上食せば駐車代無料。こりゃ助かる。山形駅で借りたレンタカーを停め、山寺へ向かうことに。
2020年08月02日 12:39撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
3
8/2 12:39
まいどや食堂 ひんやりネバネバとろろだしそば1,300円+芋煮850円 美味いだけでなく景色もいい。然も1000円以上食せば駐車代無料。こりゃ助かる。山形駅で借りたレンタカーを停め、山寺へ向かうことに。
根本中堂へ向かう登山口と言われる参道。奥の院まで1015段。
2020年08月02日 13:10撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 13:10
根本中堂へ向かう登山口と言われる参道。奥の院まで1015段。
根本中堂の名は天台宗総本山比叡山延暦寺由来で、最澄の灯した不滅の法灯を守り続けている。
2020年08月02日 13:13撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 13:13
根本中堂の名は天台宗総本山比叡山延暦寺由来で、最澄の灯した不滅の法灯を守り続けている。
ティーデマン先生記念碑が気になった。先生の功績を記した石碑より一緒に植えた先生の生まれたドイツから送られた白樺の木の方が見事になっている。人造のものより得てして自然のものの方が存在を主張するようになるものだ。
2020年08月02日 13:15撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 13:15
ティーデマン先生記念碑が気になった。先生の功績を記した石碑より一緒に植えた先生の生まれたドイツから送られた白樺の木の方が見事になっている。人造のものより得てして自然のものの方が存在を主張するようになるものだ。
木彫りの見事な招福布袋尊はお賽銭箱の上に。撫でたらお賽銭と言うことでしょうか。
2020年08月02日 13:17撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 13:17
木彫りの見事な招福布袋尊はお賽銭箱の上に。撫でたらお賽銭と言うことでしょうか。
いよいよ山門へ、ここから霊場に入る。
2020年08月02日 13:26撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 13:26
いよいよ山門へ、ここから霊場に入る。
閑さや岩にしみ入る蝉の声の世界へ、但し、この蝉はニイニイゼミであってアブラゼミではない。芭蕉は7月にここに訪れており、アブラゼミは8月になってから。ニイニイゼミでは少々迫力欠きますね?
2020年08月02日 13:27撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 13:27
閑さや岩にしみ入る蝉の声の世界へ、但し、この蝉はニイニイゼミであってアブラゼミではない。芭蕉は7月にここに訪れており、アブラゼミは8月になってから。ニイニイゼミでは少々迫力欠きますね?
参道からは様々な石仏を拝める。
2020年08月02日 13:32撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 13:32
参道からは様々な石仏を拝める。
心が和む風景
2020年08月02日 13:33撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/2 13:33
心が和む風景
仏の向こうに絶壁が、これが山寺の風景
2020年08月02日 13:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
8/2 13:36
仏の向こうに絶壁が、これが山寺の風景
弥陀洞に着く。私には残念ながら六尺の阿弥陀如来が見えなかった。
2020年08月02日 13:44撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 13:44
弥陀洞に着く。私には残念ながら六尺の阿弥陀如来が見えなかった。
参道から眺められる岩窟には御骨が納められているとのこと。岩窟の奥からこちらを眺められているようで。
2020年08月02日 13:48撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/2 13:48
参道から眺められる岩窟には御骨が納められているとのこと。岩窟の奥からこちらを眺められているようで。
納経堂と開山堂が望める。納経堂の下には入定窟があり、そこには棺に入った男性2名の遺骨と男女3名の遺体が納めてある。この遺体の1名は首がなく代わりに木像の首が納めており、謎となっている。何とも聖なる山。
2020年08月02日 13:50撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 13:50
納経堂と開山堂が望める。納経堂の下には入定窟があり、そこには棺に入った男性2名の遺骨と男女3名の遺体が納めてある。この遺体の1名は首がなく代わりに木像の首が納めており、謎となっている。何とも聖なる山。
納経堂へは進まず、右に折れ、先ず奥之院を目指す。
2020年08月02日 13:50撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/2 13:50
納経堂へは進まず、右に折れ、先ず奥之院を目指す。
遂に奥之院に到着。右が奥之院、左の伽藍は大仏殿、慈覚大師由来の秘仏が納められている。手前の灯籠は金灯籠とも言われるくらい見事。
2020年08月02日 13:58撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 13:58
遂に奥之院に到着。右が奥之院、左の伽藍は大仏殿、慈覚大師由来の秘仏が納められている。手前の灯籠は金灯籠とも言われるくらい見事。
お地蔵さんの頭にバッタ。
2020年08月02日 14:02撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/2 14:02
お地蔵さんの頭にバッタ。
納経堂の先、五大堂からの眺め、息を飲む風景が広がる。
2020年08月02日 14:07撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 14:07
納経堂の先、五大堂からの眺め、息を飲む風景が広がる。
開山堂から納経堂を望む。
2020年08月02日 14:10撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 14:10
開山堂から納経堂を望む。
近くに寄って。これ以上近づけません。
2020年08月02日 14:11撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 14:11
近くに寄って。これ以上近づけません。
遥か山の端に望める胎内堂、修験僧のみ向かえるそうだ。
2020年08月02日 14:15撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/2 14:15
遥か山の端に望める胎内堂、修験僧のみ向かえるそうだ。
光の指す先に下りる。
2020年08月02日 14:25撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 14:25
光の指す先に下りる。
胎内堂の右先に釈迦堂が望める。一般人は向かえない。修験の世界が今も残っている。
2020年08月02日 14:51撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/2 14:51
胎内堂の右先に釈迦堂が望める。一般人は向かえない。修験の世界が今も残っている。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル

感想

日本の山行きにはほぼ山伏の足跡が見える。修験道と山は密接である。今の山の名に山伏の名付けたものも多い。山で山伏は神を見、神と共に歩く。我々の山行きの恩恵は彼らの足跡により受けているものが多い。私はその域に達する気持ちはないが、少しでも近づき、同じ思いで山に接したいと思っている。登山は万国共通のレジャーであり、スポーツとなっているが、日本には山岳信仰の延長上に山行きがあったことを忘れてはならない。今の我々が山を楽しめるのには、彼らの山行きがあってなのだから。その意味で山寺をまず訪れ、その後、出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)を訪ねたことは有意義であった。

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