また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 4638373 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走 南アメリカ

南米ペルーアンデス遠征, Pisco(5725m), Normal Route

情報量の目安: C
-拍手
日程 2022年06月05日(日) ~ 2022年06月14日(火)
メンバー
アクセス
利用交通機関

経路を調べる(Google Transit)
GPS
224:00
距離
14.9 km
登り
1,755 m
下り
1,763 m

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...

コースタイム [注]

6/5 成田邸〜JFK,NY散策
成田さんの家を4時発で成田空港へ。トランジットのアメリカ入国のためにPCRセンターの抗原検査を受け(前日夜、僕の車を預けに行ったO鞍さん邸でトランジットでもアメリカ入国にはPCRor抗原検査が必要だと発覚)、1.5hほどでnegativeの結果を得る。\20,000也。心配していた預け手荷物も23kg2個無料だった。ペルーの入管誓約書も提出し、いざ出国。
トランジットのNYではセントラルパークの端っことタイムズスクエアを見学し、gyroというハンバーグみたいなのを食べた。それにしてもアメリカ人はみんなデカい。お腹が

6/6 JFK〜ホルヘチャペス(LIM)〜Huaraz
空港発のタクシーでバスターミナルPlaza Norteへ。空港内のカウンターでタクシー取ったけど、uberの方が早いし値段変わらないから良いかも。リマは予想以上に歩き回りたくない街だった。目つきが鋭く髭を蓄えたおじさんがそこら中で屯してたり建物も全体的にくすんでいる。こわ、
1時間遅れの高級バスCruz del Surに揺られること8時間。Huaraz19時着、寒い、10〜15℃くらいか。入り口に騙され周囲を30分くらい彷徨うが、なんとかして宿のDream House B&Bに到着。看板、3階に付いてるんですね。近所の中華料理屋は「星星酒屋」という名前なのにお酒が飲めなかった。

6/7 入山準備 Huaraz
今日はワスカランNPの入園チケットと地図の入手、食料燃料買い出しの下見、colectivoの情報収集(時刻表とバス停)を目標にした。
NP入園料はCasa de Guiasへ。PiscoとTaullirajuに登ると言うと2階に案内され、英語が喋れるスタッフに色々と質問された。「クライミング歴はどのくらい?」「マルチピッチの経験は?」「普段どこでどんなクライミングしてるの?」拙い英語で説明するより写真を見せた方が早かったかも。1番の懸案事項だった、タウイの取付氷河の状態を聞くもガイド本と同じ情報しか出てこなかった。行ってみてのお楽しみか、
まぁこんなもんかと思って出ようとすると
「NP事務所の場所分かる?車で案内しようか?」とまさかの神対応!NP事務所はGooglemap上に表示されないので困ってたところだった。結局事務所にはチケットの在庫が無かった(笑?)ので入山口で買うことになったが、このスタッフPeterはついこの間までカナダにいて、谷さんや山田さんと知り合いだというので驚いた。山の世界って本当に狭いなぁ。
地図はCasa de Guias周辺の登山用品店で購入。1/100,000のポケットサイズ地図1枚15/sで谷ごとに分かれている。

6/8 入山準備 Huaraz
i Peruにてcolectivo情報を得る。しかし今回の宿Dream House B&Bは全ての用事から近い位置にあって便利だし、しかも中心街から若干離れてるので夜は静かで素晴らしい環境。
Novaplaza CentroにてChurupと Piscoの買い出し。価格は日本とそんなに変わらない印象。生鮮品は市場で買うとかなり安い。
ガスカードリッジとホワイトガソリンはAndes Camping Mountain Shopというお店で。ホワイトガソリン900ml10/s、250缶(プロパン25%イソプロパン75%)が40/sで買えた。ガスは50/sの店もあったり、一昔前はもっと安かったみたい。
いつも通り市民食堂みたいなとこで昼ごはんを食べ、成田さんは市内散策、僕は Plaza de Armasで3時間くらいぼーっとして過ごした。髭剃りとかお菓子とか押し売りされた。
Huarazは夜も治安が良い。中心街というのもあるだろうけど。。bonitaとlindaが美しいという意味だと知る。

6/9 高所順応 Huaraz(9:00) Pitek(9:30)Lake.Churup(11:30-13:00) Pitek(14:30-15:30) Huaraz(16:00)
いつも通り宿の朝ごはんを食べて出発。i Peruで教わった乗り場は、昨日偵察に行った成田さんによるとバス停的なのは何も無かったらしいが、今日行ってみると普通乗用車の中からいきなり「Churup!!?」と声をかけられたので乗り込んだ。片道10/s。ハイエースとは限らないんですね。Pitekまでの道路は首都Limaとは大違いできちんと舗装されていて快適。車窓から眺めるHuarazの街並みやWindowsの景色が心地いい。ワスカランNPの入園料(30/sで1ヶ月フリーパス)を払うつもりだったが、事務所は施錠されてて誰もいなかった。
Lake.Churupまでのトレッキングコースは整備が行き届いていて快適そのもの。そして会うのは金髪カップルばかり……。ペースを上げるとすぐ息切れするので街/2のペースでゆっくり景色を楽しんだ。倶知安人にあった卦薀好薀屬砲郎燭打ち込まれていた。 Lake.Churupはまぁまぁいい景色。寒いので袋麺食べてさっさと帰る。
続々とトレッカー達が降りてくるが、colectivoはマジで満員になるまで出発しない。ハイエースに14人くらいギュウ詰めでHuarazまで。

6/10 レスト

6/11 Huaraz(8:30)Yungay(9:45)Cebollapampa(11:30)Co4200=C1(13:00)
宿からcolectivo乗り場に向かおうと通りに出たまさにその時、「Caraz! Caraz! Caraz!」と消防士スタイルのお姉さんに声をかけられ乗車。Yungayでの乗り換えも半ば連行されるように乗車した(成田さんは外付けしてた冬靴を持っていかれてた)。デカいザックは良い目印になるみたい。
Yungayからcolectivo降り口へ向かう途中にワスカランNP事務所があり、ドライバーが寄ってくれた。さすが観光地、全て自動化されている。NPの入園料は3日間60/sと30日間150/sが選べる。僕たちはもちろん30日間。
ヤンガヌコ渓谷は天国のようなところだ。小川に沿って広がる草原では牛たちが草を食み、セボラやタンポポ、ルピナスの花々は慎ましく咲き乱れている。ホゲホゲ歩いてカール地形内のzona de uso especialの看板がある所をテンバとした。暇なのでちょっと上まで散歩してピスコを眺める。ペース上げると息が切れ、「キーン」という金属音のような頭痛がした。
アンデスの星空を眺めようと外で寝たけどずっとガスってた。

6/12 C1(6:30)BC(9:00-9:30)MC=C2(12:30)
3時半頃雨が降ってきてテントに逃げ込む。あと30分だったのに。睡眠妨害を受けたので、出発を1時間遅らせて二度寝することにした。太陽が出る頃には見事に晴れた。
BC(Refugio,4665m)は超快適そう。順応のためにMorine Camp(4695m)までテンバ上げ。BC〜MCの道は急斜面を鎖で降りたり日高のガレみたいで悪い。踏跡も途切れたりするのでケルンを追わないと迷子になりそう。MCは正面にPisco、眼下に美瑛青い池みたいな湖で良い雰囲気。
氷河末端まで偵察&順応。成田さんのペースについていけず、頭痛、軽い吐き気、20分くらい安静にしてるとマシになるが、若干意識が遠くて普段より思考能力落ちてる気がした。これが高度障害か。

6/13 C2(6:30)Pisco山頂(13:30)C2(16:00)BC=C3(19:30)
シュラフから出るのが本当に億劫。スーパーで買った袋麺Ajinomenが口に合わず吐き気がする。麺が植物油脂の塊みたいな味がして最悪だった(現地の皆さんごめんなさい。)。もともと低いテンションが余計下がった。
高度障害に対して無理は禁物、と日本でそれなりに勉強してあれほど念頭に置いておいたのに。いつもの悪い癖で「絶対にピークまで行って早く順応しなければ」と進み続けてしまった。標高を上げるほど立ち止まるまでの間隔が短くなっていて、死ぬほど辛かった。こんなにも早く終わってくれと心から願った登山は初めてだ。先行する成田さんは余裕があるみたいで、何度も後ろを振り返って待ってもらった。山頂に着いたときは空元気で笑顔を作ってピー写を撮ったつもりだったけど、帰って見てみたら笑えるほど死にそうな顔をしていた(笑)。もっとこまめに水を飲むべきである。
氷河末端から山頂まではずっとトレースがついている。さすが人気ルート。一か所クレバスが開いていて、帰りは念のため確保した。氷河末端に着いた時にはもうヘロヘロ。北海道での日高縦走10日間よりも消耗していた。もうここで寝てしまいたいが、今日中に標高を下げないともっと症状が悪化するかもしれない。幸い今は疲弊感のみで頭痛も吐き気も無いし、変な咳も出ていない。道も悪くないのでBCまで頑張ることにした。
ここまででもう充分、体力の無さと高度障害をナメてかかっていた愚かさとで自己嫌悪に陥っている。僕の担当分の共装も背負ってくれた成田さんについていけず、さらにダブルボッカでFIXをゴボウしながら半分発狂している先輩の姿を見て、もう自分の情けなさに死にたくなった。自分もFIX終了点に辿り着きヘッドランプを点けてBCへ下る最中、「タウリなんかもう無理だ、、」と泣きそうな呟きが後ろから何度も聞こえても反応できないほど僕は一歩を踏み出すのに必死だった。BCで最後の力を振り絞ってテントを建て、その言葉の意味通り死んだように眠りに入った。やば

6/14 C3(11:00)Cebollapampa(12:00-15:00)
目が覚めて、生きているということに感謝した。頭痛は全くなかった。
Cebollapampaでcolectivo待ちぼうけ。街に降りてピスコサワーを飲んでみたけど僕たちの口には合わなかった。ブドウを使うなら焼酎よりワインがいい。

6/15 レスト
体調悪い。1日中ずっと宿で寝て過ごす。オレンジジュースが美味しくてガブ飲みした。

文責:竹中源弥(2017年入部)
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図 [pdf]

写真

トマトと玉ねぎが美味しかった!
2022年06月12日 16:37撮影 by COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
トマトと玉ねぎが美味しかった!
トレースばっちり
2022年06月13日 09:52撮影 by COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
トレースばっちり
チャクララフをバックに
2022年06月13日 13:29撮影 by COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
チャクララフをバックに

感想/記録

2か月振りくらいに今回の記録を読み返したが自分はメンヘラ危険登山者だと思った。幸せを感じたくて登山しているのに。必死で追い求めているうちは無理なのでしょうか。
お気に入り登録-
拍手で応援
拍手した人-
訪問者数:142人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。

関連する山の用語

縦走 ピークハント トレース
登山 登山用品 山ごはん ウェア トレイルラン
トレッキング クライミング 富士山 高尾山 日本百名山
この記録は登山者向けのシステムヤマレコの記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら
ページの先頭へ