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Yamareco

記録ID: 4659145
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

カンピレーとマリュドゥの滝

2022年09月09日(金) [日帰り]
 - 拍手
TsukubaTad その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:20
距離
5.0km
登り
224m
下り
217m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:20
休憩
1:00
合計
3:20
9:31
24
上流船着場(軍艦岩)地点
9:55
9:55
20
マリュドゥの滝
10:15
11:14
13
11:27
11:28
83
マリュドゥの滝
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上原港近くの民宿から浦内川ジャングルクルーズ船の発着場まで車で送ってもらう。
コース状況/
危険箇所等
きれいに整備されている。
(8:40) 我々が宿泊していた上原港近くの民宿の方に車で送ってもらい、浦内川のジャングル・クルーズ発着場の駐車場に着く。
2022年09月09日 08:40撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 8:40
(8:40) 我々が宿泊していた上原港近くの民宿の方に車で送ってもらい、浦内川のジャングル・クルーズ発着場の駐車場に着く。
旅行前に民宿に電話をした時には「近頃遭難が相次いでいるのでガイド無しで登山する客はお断りしている」との厳しい内容であったが、この駐車場に立っていた看板では「単独入山者の遭難が相次いでいるので事前に登山計画書を作成し、十分準備の上入山する事」と書いてあり、どこにも「ガイドレス登山は禁止」とは書いてない。
2022年09月09日 08:41撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 8:41
旅行前に民宿に電話をした時には「近頃遭難が相次いでいるのでガイド無しで登山する客はお断りしている」との厳しい内容であったが、この駐車場に立っていた看板では「単独入山者の遭難が相次いでいるので事前に登山計画書を作成し、十分準備の上入山する事」と書いてあり、どこにも「ガイドレス登山は禁止」とは書いてない。
少し車道を歩いてから右折して川床に降りる。ジャングル・クルーズの始発は9時であった。2018年7月に私は今回一緒に来ているMさんと浦内川の源頭を越え大富地区への島内横断を行ったが、その時の始発は9時半であり、30分早くなっていて改善されていた。
2022年09月09日 08:42撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 8:42
少し車道を歩いてから右折して川床に降りる。ジャングル・クルーズの始発は9時であった。2018年7月に私は今回一緒に来ているMさんと浦内川の源頭を越え大富地区への島内横断を行ったが、その時の始発は9時半であり、30分早くなっていて改善されていた。
船の切符の発売所でどこまで行くか聞かれ、「マリュドゥの滝まで行って軍艦岩最終便の16時半発の便で帰る」と言ったら「今、台風が近づいて来ていて、もし遭難されたら対応が出来なくなるのでガイドレス登山は乗船をお断りしている」と言われ、遅くとも軍艦岩13時発の船で帰る事を約束させられた。
2022年09月09日 08:43撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 8:43
船の切符の発売所でどこまで行くか聞かれ、「マリュドゥの滝まで行って軍艦岩最終便の16時半発の便で帰る」と言ったら「今、台風が近づいて来ていて、もし遭難されたら対応が出来なくなるのでガイドレス登山は乗船をお断りしている」と言われ、遅くとも軍艦岩13時発の船で帰る事を約束させられた。
(9:00) 出港。ガイド付きでマリュードの滝まで行くのは2パーティー程。乗客は10人程度であった。
2022年09月09日 08:53撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 8:53
(9:00) 出港。ガイド付きでマリュードの滝まで行くのは2パーティー程。乗客は10人程度であった。
時々船を停めたり徐行して説明がある。私は「マングローブ」とは一つの植物の固有名称かと思っていたら熱帯・亜熱帯の河口など、潮の満ち干の影響を受ける場所に生育する植物の総称との事で、浦内川には7種類あるとの事であった。
2022年09月09日 09:03撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 9:03
時々船を停めたり徐行して説明がある。私は「マングローブ」とは一つの植物の固有名称かと思っていたら熱帯・亜熱帯の河口など、潮の満ち干の影響を受ける場所に生育する植物の総称との事で、浦内川には7種類あるとの事であった。
(船内放送を聞いた私の記憶違いでなければ)浦内川のクルーズ船乗り場から軍艦岩までの距離は12km、最大川幅は200m、最大水深は15mとの事。
2022年09月09日 09:03撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 9:03
(船内放送を聞いた私の記憶違いでなければ)浦内川のクルーズ船乗り場から軍艦岩までの距離は12km、最大川幅は200m、最大水深は15mとの事。
見事なリュウキュウマツが生えている場所があり、地元の人はこれを色々な建材にしたとの事。
2022年09月09日 09:06撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 9:06
見事なリュウキュウマツが生えている場所があり、地元の人はこれを色々な建材にしたとの事。
「浦内川の中流には以前15戸程の稲葉集落があり、林業と水田で生活していたが50年前に消滅した」との説明があり、後でグーグルで調べてみると、1960年頃は豊かな生活をしていたが1968年7月に襲った台風の豪雨により壊滅的な被害を受けて消滅したとの事。
2022年09月09日 09:07撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 9:07
「浦内川の中流には以前15戸程の稲葉集落があり、林業と水田で生活していたが50年前に消滅した」との説明があり、後でグーグルで調べてみると、1960年頃は豊かな生活をしていたが1968年7月に襲った台風の豪雨により壊滅的な被害を受けて消滅したとの事。
軍艦岩が近づいて来た。
2022年09月09日 09:23撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 9:23
軍艦岩が近づいて来た。
(9:25) 軍艦岩の船着き場に到着した。
2022年09月09日 09:25撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 9:25
(9:25) 軍艦岩の船着き場に到着した。
ここから上流は岩だらけでとても船では行けそうもない。
2022年09月09日 09:25撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 9:25
ここから上流は岩だらけでとても船では行けそうもない。
ここからカンピレーの滝まで立派な自然遊歩道が続いている。
2022年09月09日 09:26撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 9:26
ここからカンピレーの滝まで立派な自然遊歩道が続いている。
少し行くと簡単な屋根付きの大きな休憩所があった。船着き場には雨宿りの出来る施設が無かったので、戻りの船を待つ間に雨が降って来たらここで雨宿りが出来る。
2022年09月09日 09:30撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 9:30
少し行くと簡単な屋根付きの大きな休憩所があった。船着き場には雨宿りの出来る施設が無かったので、戻りの船を待つ間に雨が降って来たらここで雨宿りが出来る。
マヤグスクの滝まで行くガイド付きのパーティーは速いペースであっという間に歩き去って行ったが、我々はせいぜいカンピレーの滝までしか行けないのでゆっくりと歩く。
2022年09月09日 09:36撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 9:36
マヤグスクの滝まで行くガイド付きのパーティーは速いペースであっという間に歩き去って行ったが、我々はせいぜいカンピレーの滝までしか行けないのでゆっくりと歩く。
右に少し登ればマリュドゥーの滝が遠望できる展望台に行くが、帰りに見る事にして素通りする。
2022年09月09日 09:55撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 9:55
右に少し登ればマリュドゥーの滝が遠望できる展望台に行くが、帰りに見る事にして素通りする。
(9:55) ここまで船着き場から30分、カンピレーの滝まで15分の道標が立っていたが、我々のペースは将にその通りの速度である。
2022年09月09日 09:55撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 9:55
(9:55) ここまで船着き場から30分、カンピレーの滝まで15分の道標が立っていたが、我々のペースは将にその通りの速度である。
西表島を横断する案内図である。私がMさんと一緒に4年前浦内川の源頭を越え、大富地区まで行った時は400mおきに道標があり数カ所迷いやすい場所があったが、今はどうなっているだろうか?
2022年09月09日 10:12撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 10:12
西表島を横断する案内図である。私がMさんと一緒に4年前浦内川の源頭を越え、大富地区まで行った時は400mおきに道標があり数カ所迷いやすい場所があったが、今はどうなっているだろうか?
(10:13) カンピレーの滝に着いた。4年前と比べて水量は多い。
2022年09月09日 10:13撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 10:13
(10:13) カンピレーの滝に着いた。4年前と比べて水量は多い。
13時の帰りの船まで時間はタップリあるので広い岩床をゆっくりと散歩する。
2022年09月09日 10:22撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 10:22
13時の帰りの船まで時間はタップリあるので広い岩床をゆっくりと散歩する。
岩床には方々に丸い穴が開いている。これは石が水流で川底の岩を削り次第に深い穴を開けた跡である。
2022年09月09日 10:29撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 10:29
岩床には方々に丸い穴が開いている。これは石が水流で川底の岩を削り次第に深い穴を開けた跡である。
マヤグスクの滝まで行ったら帰りの船の時間(16時半)というタイムリミットが気になり、脇目も振らずに歩かねばならなかったが、幸か不幸か今日はゆったりと出来る。
2022年09月09日 10:39撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 10:39
マヤグスクの滝まで行ったら帰りの船の時間(16時半)というタイムリミットが気になり、脇目も振らずに歩かねばならなかったが、幸か不幸か今日はゆったりと出来る。
Mさんが宿を出る時凍らせて来たビール缶をこの岩床に置いていたら解凍されて丁度飲み頃の温度となった。
2022年09月09日 10:48撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 10:48
Mさんが宿を出る時凍らせて来たビール缶をこの岩床に置いていたら解凍されて丁度飲み頃の温度となった。
(11:27) マリュドゥの滝。この滝の落差は20mで2段になっているそうだ。
2022年09月09日 11:27撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 11:27
(11:27) マリュドゥの滝。この滝の落差は20mで2段になっているそうだ。
(11:44) マリュドゥの滝の展望台から滝の全貌。説明板によれば「マリ」とは「マーリ(滝壺に落ちた水が廻る事)」で「ユドゥ」とは「淀み」から来ているとの事。即ち「マリュドゥ」とは「丸い淀み」の意。
2022年09月09日 11:44撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 11:44
(11:44) マリュドゥの滝の展望台から滝の全貌。説明板によれば「マリ」とは「マーリ(滝壺に落ちた水が廻る事)」で「ユドゥ」とは「淀み」から来ているとの事。即ち「マリュドゥ」とは「丸い淀み」の意。
(12:51) 軍艦岩の乗り場で船を待つカップル。
2022年09月09日 12:51撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 12:51
(12:51) 軍艦岩の乗り場で船を待つカップル。
いよいよ船がやって来た。
2022年09月09日 12:59撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 12:59
いよいよ船がやって来た。
(13:00) 着岸。船を下りて滝の方にハイキングに行く乗客もいれば船を下りずにクルーズだけ楽しみそのまま帰る乗客もいる。
2022年09月09日 13:00撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 13:00
(13:00) 着岸。船を下りて滝の方にハイキングに行く乗客もいれば船を下りずにクルーズだけ楽しみそのまま帰る乗客もいる。
帰りの船内放送によれば、同僚の船長さんがこの辺りでイリオモテヤマネコが川を泳いで横断するのを見たとの事。猫は水が大嫌いだと思っていたが西表島では特殊な進化をしたようだ。
2022年09月09日 13:10撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 13:10
帰りの船内放送によれば、同僚の船長さんがこの辺りでイリオモテヤマネコが川を泳いで横断するのを見たとの事。猫は水が大嫌いだと思っていたが西表島では特殊な進化をしたようだ。
浦内橋が見えてきた。(13:26) クルーズ船乗り場に着岸。マヤグスクの滝に行けず少々不本意ではあったが、ゆったりした旅を楽しむ事が出来た。
2022年09月09日 13:23撮影 by  SC-02L, samsung
9/9 13:23
浦内橋が見えてきた。(13:26) クルーズ船乗り場に着岸。マヤグスクの滝に行けず少々不本意ではあったが、ゆったりした旅を楽しむ事が出来た。

感想

2018年に今回も同行して頂いたMさんと西表島に来た時はガイドレス・ハイキングの規制が無く、登山計画書を事前に警察署に届けておけば島内横断のハイキングも出来たのだが、今回は事情が違った。この旅を計画した時に前回泊まった上原港近くの民宿に電話したら「ガイドレス登山での遭難が多くなっているのでそのようなお客は宿泊を断っている」と言われて驚いた。マヤグスクの滝までならリスクも少ないし良いだろうと思っていたらクルーズ船の切符売場で「台風が近づいているのでガイドレス登山は乗船を断っている」と言われ、やむなくカンピレーの滝までとなった。私は現在後期高齢者なので多分西表島は今回限りとなると思うが、マヤグスクの滝に行けなかった思い残りと、カンピレーの滝の岩床でのんびりと水の流れを見ていた事がこれからずっと記憶に残る事と思う。

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