笹森山から貝吹岳

2022年09月10日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.6km
• 登り: 523m
• 下り: 518m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:25
• 休憩: 0:05
• 合計: 3:30

7:45 昭和の旧道ゲート
8:00 8:00 登山口
8:25 8:25 笹森山
8:40 8:40 国見峠
9:05 9:05 旧秋田街道ヒヤ潟口
9:20 9:20 助小屋跡地
9:40 9:40 仙岩峠
9:55 10:00 貝吹岳
10:30 10:30 仙岩峠
10:50 10:50 旧秋田街道ヒヤ潟口
11:15 昭和の旧道ゲート

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

貝吹岳と送電線鉄塔までの間は山道がいくつか分かれているようです。

写真

9/10 7:43

昭和の旧道ゲート脇の駐車スペースに車を停めます。
たぶん国見温泉の駐車場はいっぱいで路駐になるだろうし、どうせここに降りてくる予定です。

9/10 7:59

車道を登って国見温泉まで行きます。国見温泉から笹森山への登山口です。本日このルートは私ともうひと方のみのようです。

9/10 8:27

笹森山頂上到着。秋田駒ケ岳と奥に岩手山。

9/10 8:27

振り返ると昨日登った羽後朝日岳がハッキリ挑めます。昨日が今日の天気だったら良かったのに。

9/10 8:28

うっすらと鳥海山。

9/10 8:29

紫波三山の向こうにうっすらと早池峰山。この景色を羽後朝日岳の頂上で見たかった。

9/10 8:42

国見峠の盛岡領の標石。真後ろは秋田領かなと回ってみましたが何も彫られていません。どうも右の側面に彫られていたようです。

9/10 9:01

途中の送電線鉄塔の下から、悔しいけど羽後朝日岳がくっきり!

9/10 9:05

昭和の旧道に出ます。送電線鉄塔の巡視の建物でしょうか。

9/10 9:08

2万5千図の記念碑記号はこれ。結局この道は雪で半年は閉鎖され、仙岩トンネルができて早々にお役目ごめん。今となっては無駄金、無駄遣い。特に時の建設大臣の書によるこの巨大な建造物こそ本当のムダ金だと思います。

9/10 9:23

お助け小屋跡地。物々交換の場だったそうです。荷物を置いていても盗まれたことがなかったそうですが、本当かな？

9/10 9:39

正面から左に下り気味に明治の旧道です。明治8年に岩手、秋田両県が内務省に道路整備の申請をしてできたそうです。ここが仙岩峠といわれていますが、この名前も大久保利通が命名したといわれています。歴史的価値はありません。

9/10 9:41

貝吹岳が近づいて来ます。この鉄塔まで自動車が通れる道です。これら鉄塔、電波反射板の整備目的で道路を維持しているのでしょう。

9/10 9:58

貝吹岳到着。電波反射板は頂上ではなく手前にあります。

9/10 9:58

またまた悔しいけど羽後朝日岳がくっきり!

9/10 10:33

途中で見かけた岩手側に降りる道。江戸時代の旧道かな?　いや、たぶん送電線鉄塔の巡視道だと思います。

9/10 10:53

ヒヤ潟です。ここから昭和の旧道沿いにゲートまで降りました。ある程度整備されているようですが、いくつかの大きな橋がいつ崩れるか分からない状態です。

撮影機器：

COOLPIX A10 ニコン

感想

ankota

前日に羽後朝日岳に登り、車まで1時間もかからない所でビバークした。仙岩トンネル情報ステーションで顔を洗ってみるとまだ7時前である。藪漕ぎなどでドロドロになった体を温泉で洗っていきたいが、まだ日帰り入浴はやっていないだろう。本日は昨日と違って雲一つない快晴である。このまま家に帰るのはもったいない。以前から気になっていた旧秋田街道の痕跡を訪ねて、国見温泉から大きな電波反射板のある貝吹岳まで訪ね歩くことを思いついた。
国見温泉の駐車場はいっぱいであったが、ほとんどが駒ヶ岳が目的で笹森山方面には単独の方一人だけが登山口で一緒になっただけである。結局この方以外にすれ違った人はいなかったので、非常に静かな山旅を楽しめた。前日の滝を越え藪を漕いだ山行き比べていかに楽だったか。
帰りに道の駅あねっこの橋場温泉に立ち寄ったが、施設の故障で臨時休業していたのはショックだった。