【三百名山 祝瓶山】針生平からピストン

2022年09月10日(土) [日帰り]

• GPS: 06:37
• 距離: 9.3km
• 登り: 1,075m
• 下り: 1,062m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 1:08
• 合計: 6:35

6:35 大石橋
6:46 6:46 大石沢小屋
7:35 7:35 鈴手の水
8:04 8:15 水分補給＆食事休憩
9:11 9:12 一の塔
9:36 9:36 分岐
9:50 10:25 祝瓶山
10:36 10:38 分岐
11:04 11:09 一の塔
11:45 11:55 水分補給＆食事休憩
12:20 12:21 鈴手の水
12:21 12:22 鈴出の水
12:59 12:59 大石沢小屋
13:06 13:08 大石橋
13:10 ゴール地点

天候

晴れ　残暑が厳しかったです

アクセス

利用交通機関：

自家用車

針生平登山口駐車場にクルマを駐車してピストンしました。
林道の通行規制は解除され，登山口まで問題なく通行できました。登山口駐車場のキャパは5〜6台ほど（その手前にも5台程度駐車可能なスペースあり）。
登山口には，登山届記入・投函用の小屋と，トイレがあります。

なお，登山口へと通ずる国道113号は，8月初旬の豪雨災害からの復旧工事などのため，いくつもの箇所で交互通行となっており，通行に時間がかかります。特に新潟県の関川村と村上市の区間は被害が大きく，長い渋滞となるので注意が必要です。

コース状況／危険箇所等

・　吊り橋である大石橋を渡るときが，最も緊張しました。特に最初の一歩ですかね。その先，大石沢を渡渉して大石沢小屋に上がるところは，よく見ると，左手に踏み跡があり，それを辿れば問題なく通行できました。
・　その後は，急登やアップダウンの繰り返し。危険なところはありませんが，気温が高く，汗をかかされました。また，登りでは水場への踏み跡に気づきませんでした。
・　樹林帯を抜けて展望が開けると，一の塔から縦走路分岐にかけて，きつい急斜面の登りが続きます。岩場も出てきますし，左側が切れ落ちた足場の悪い登りとなるので，濡れていたり残雪期は転倒転落に注意が必要だと思います。
・　縦走路分岐から先は，歩きやすい尾根道。祝瓶山の山頂からは朝日連峰や周囲の大展望が広がり，歩いてきた苦労が報われます。さすがに，「東北のマッターホルン」と称されるだけのことはありますね。

その他周辺情報

下山後に，おぐに白い森「りふれ」にて日帰り入浴しました。料金は何と300円。しかも誰もおらず，貸し切り状態での入浴でした。自販機の飲み物の価格も安くて，お勧めです。

写真

9/10 6:32

針生平登山口駐車場。この時点で、私の車を含め4台駐車。あと2台は駐車できそうでした。

9/10 6:32

登山者カード記載所。登山届出用紙と鉛筆、加えて老眼鏡まで置いてありました。

9/10 6:33

トイレもあります。

9/10 6:33

荒川沿いを進むと、すぐに吊橋が見えました。

9/10 6:34

この吊橋を渡りますが、揺れるので、最初の一歩を踏み出すのに勇気がいります。

9/10 6:40

大石沢小屋が見えましたが、どこから上がるのかウロウロ。

9/10 6:42

結局、左手のところにあった踏み跡をたどりました。

9/10 6:55

鈴振尾根分岐に到着。ここを右上へと登っていきます。直進すると，角楢小屋方面。

9/10 7:18

ガスが取れてきて、朝日連峰の稜線が見えました。

9/10 7:50

標高817mピーク付近から、一の塔を望む。遠いな。

9/10 8:05

1時間半ほど歩いたので、ここで水分補給＆食事休憩。

9/10 8:25

樹林帯を抜けると、朝日連峰の展望が広がっていました。良い眺めです。

9/10 8:26

少しズームアップ。中央奥右手のピークが大朝日岳。

9/10 8:45

標高1,068m地点に到着。展望の良いところです。

9/10 8:46

朝日連峰を望む。

9/10 8:46

ズームアップ。

9/10 9:10

スタートから2時間半ほどで一の塔に到着しました。標高は1,239m。奥のピークは二の塔。祝瓶山はその先にあり，まだ見えません。

9/10 9:11

この稜線を登ります。山頂までは，あと40分ほど。

9/10 9:14

北に大朝日岳を望みながらの稜線漫歩。

9/10 9:24

ようやく山頂が見えた。手前のピークは二の塔。

9/10 9:40

山頂はもうすぐ。

9/10 9:44

リンドウに癒される。

9/10 9:48

ようやく祝瓶山の山頂に到着。登山口から3時間15分かかりました。山頂には誰もおらず、貸し切り状態でした。

9/10 9:50

大朝日岳へと続く稜線。紅葉の時期に縦走してみたいです。

9/10 10:05

三脚を立てて証拠写真を自撮りしました。

9/10 10:08

飯豊連峰を望む。

9/10 10:09

カクナラ尾根の先には，大玉山，平岩山，大朝日岳が連なっています。その奥に見えている大朝日岳から中岳，西朝日岳へと続く稜線も優美ですね。

9/10 10:18

山頂部は意外に広いです。

9/10 10:19

桑住平方面を俯瞰。

9/10 10:19

赤い屋根は祝瓶山荘かな？

9/10 10:20

祝瓶山の山頂プレートを写真に収めて下山します。

9/10 10:22

カクナラ尾根と大朝日岳。絵になりますね。

9/10 10:23

ズームアップ。

9/10 10:22

一の塔へと続く尾根道。良い感じです。

9/10 10:23

パノラマ撮影。「元サイズ」ボタンで1600ドットに拡大します。

9/10 10:34

アキノキリンソウかな？

9/10 10:37

稜線ルートとの分岐。あまり歩かれていない感じでした。

9/10 10:49

ミヤマママコナ

9/10 10:51

祝瓶山を振り返る。

9/10 11:01

一の塔の手前から。

9/10 11:03

一の塔に戻りました。

9/10 11:04

大朝日岳〜中岳〜西朝日岳の稜線とそこから西に連なる尾根。

9/10 11:04

鈴振尾根の先に見えているのは，巣戸々山。

9/10 11:22

巣戸々山をズームアップ。

9/10 11:38

樹林帯に入る手前の最後の展望地から，朝日連峰を望む。

9/10 11:38

ズームアップ。良い天気に恵まれ，何よりでした。

9/10 11:53

登りの途中で休憩した場所にて，給水休憩。

9/10 12:02

ヤマホツツジ

9/10 12:32

水場へと通じる踏み跡を発見。

9/10 12:33

水場は，二本の木の間から，右手に降りていくようですが，標識が無いので気づきにくいです（振り返って撮影）。

9/10 12:49

鈴振尾根分岐に到着。

9/10 13:00

大石沢小屋の脇を通って。

9/10 13:04

大石沢を渡渉しました。

9/10 13:06

吊り橋を渡ります。

9/10 13:10

針生平登山口駐車場に戻りました。

カシミールで展開した登降図。累積標高差は，1,180m。

撮影機器：

PowerShot G5 X Mark II CANON

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

感想

りきまる

・　週末に天気の良さそうなエリアを探し，日本三百名山である朝日連峰南端の祝瓶山と会越国境近くの粟ヶ岳に一泊二日で登ってきました。
・　標高1,500mに満たない山なので，この時期は残暑が厳しく暑いだろうから，10月の紅葉の時期にでも訪れようと，以前から計画はしていましたが，北アルプス方面の天候が安定せず，やむなく時期を前倒しで臨みました。
・　気象情報どおり快晴での登山となりましたが，案の定，すごい猛暑。祝瓶山の山頂付近は爽やかだったものの，下るにつれて湿気と暑さで体力を奪われました。それでも，素晴らしい展望には大満足。
・　大雨による災害のため，祝瓶山荘へ通じる林道が通行止めとなっており，鈴振尾根ルートでの登山となりましたが，次回こそは「東北のマッターホルン」の姿を仰ぎながら，10月の紅葉の時期にでも登ってみたいと思いました。