へつり・泳ぎ・飛び込み・スライダー 沢と全身で戯れた木ノ根沢大沢(ログ無し)
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
アプローチ数分!キャニオニングの方もたくさん入っていました。 |
その他周辺情報 | 湯元館 |
写真
感想
山岳会の集中山行2日目。
本来は私がリーダーで、のんびり洗ノ沢で釣行のはずでした。
…が、サブリーダーが先日の袈裟丸沢で負傷のため、朝イチで病院へ行くことに。
サブリーダーは車出しも兼ねてもらっていたので、洗ノ沢は中止にして、他のチームに混ぜてもらうことに。
車2台を出せる木ノ根沢大沢チームに、お世話になることになりました!
1日目の夜、キャンプ場で決まったので、もちろん木ノ根沢のことは何も知りません笑
遡行図も地形図も持っておらず、スマホも昨日の沢で浸水しているので、ひたすらチームからはぐれないように着いていきます。
私を置いて行かないでねーー笑
先日の袈裟丸沢のアプローチ2時間に対して、木ノ根沢はなんと車を出てから数分で入渓!!
なんてお手軽な…昨日の疲れが残ってるので嬉しすぎる。
さっそく、へつりの練習したり泳いだりして遡行していると、リーダーから「道?沢?を間違えた」と笑笑 私とKちゃんは急遽追加メンバーなので、何も分からず笑 リーダーについていったん車道に出ます。来た方向に向かって戻り、再入渓。
確かにこっちのほうが、滑りが少ない笑笑
快適に遡行できて助かります。
難しいへつりを必要とする滝が出てきますが、横に快適な巻道があります。キャニオニングのポイントになってるみたいで、難しい滝にはみな巻道が付いています。なんて優しい…
少し進むと、大きな暗めの釜をたたえた滝が出てきました。どのくらい深いのか分からないので、泳ぎが得意なNちゃんがフローティングロープを付けて向かいます。そんなに流れもなく、スムーズに泳いで取り付けるみたい。よかった!
後続メンバーはフローティングロープがあるので安心して泳げます。泳がないでロープを伝って進んだり、あれこれ練習。
滝は足場がしっかりしていて、思いの外登りやすいですが、水量が多くて勢いが強く、日が当たらないので寒い!!先に日が当たるゾーンに抜けさせてもらいました。
滝の落口を飛び越えて渡る箇所があって、なかなか怖かった!みんな身体が冷え切ってしまったので、日が当たる場所でしばし日向ぼっこ。
太陽のパワーありがたいーー。
次も細長く暗いゴルジュ。せっかく暖まった身体が一気に冷える!!早く抜けたいけど、登るのが難しく、ロープ垂らしてもらいつつ、最後は引っ張りあげてもらいました。(ここも、ちゃんと巻道あり)
その奥には、神秘的な空間が広がっていました。
チョックストーン滝を囲むように、繊細な白糸の滝。なんだかファンタジー映画に出てくるシーンみたい!!絶景です。
みな興奮して、写真を撮ったり、白糸の滝の裏に回ったり、チョックストーン滝の近くにむかったり…すごいところだなぁー
前情報なく来ていたので、こんな絶景に出会えるとは知らず、大興奮でした。
帰りは沢下降。先日の山伏沢でも沢下降体験したばかりだけれど、今回の下降は遊び尽くしました!!
滝壺に飛び込み練習して流されたり、スライダーしたり、フローティングポジションで泳ぐ練習したり…練習とはいいつつ、楽し過ぎました笑笑
私はビビリなせいか滝壺への飛び込みが下手。
勢いがつかず、狙った場所に飛び込めず、浮上したあと、滝壺に吸い寄せられちゃうーー涙
もっと滝壺の向こうに飛び込みたいのに…
飛び込みには勇気と勢いが大切!!
でも、とりあえずフローティングポジションとれば、ザックの浮力で息ができて体も疲れないので、一呼吸置いてから壁を蹴って進む…と教えてもらえました。あと、ヘルメットはきつめに調節しておかないと、飛び込んだ瞬間メットが動いて視界ゼロになります笑
勉強になりつつも、超楽しい。
「木ノ根沢大沢…年一で来たい」と、声に出るほどには気に入りました。大満喫。
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