座頭石 尾神沢


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 472m
- 下り
- 454m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
第一支流合流地点のすぐ先に土砂崩れによる倒木が多数あり 第二支流にはロープが必要と思われる滝があるのでその先に行くにはきちんとした装備が必要 |
写真
感想
今回は新入生への沢登り体験の名目で尾神沢を登ることにした...のだが、急用により新入生が参加できなくなったため、その名目は果たせなくなってしまった。結局、去年尾神沢に行ったメンバーでのリベンジ山行となった。去年は第一支流合流地点までしか行っていなかったためその先を目指すのが新たな目標になった。
朝、メンバーが早めにそろったため予定よりも30分ほど早く出発する。尾神沢は弘前郊外にあり30分ほどで玄関口の座頭石に着く。そこから第一支流合流地点まで2時間かからずに着く。第二支流合流地点まではそこから1時間ほどで着いた。この間では特に厳しい所はなく、むしろ単調で退屈とさえ思える行程だった。第二支流合流地点から先の本流(地図上で距離が長いほうを便宜的にそう呼ぶ)は草が生い茂っており、水量も支流の方が多そうに見えたので支流と本流どちらに行くか迷うが、時間的に余裕があったので両方行ってみることにする。先に本流へと行くと生い茂ってた草は割とすぐになくなり登りやすくなる。ここまで来ると若干傾斜がきつくなってきて平坦な沢に辟易していたメンバーたちはモチベーションを上げる。第二支流合流地点から10分ほど行くと2mぐらいの滝があった。大きな規模ではないし、特に道具なしで越せたが、尾神沢にはこんなものはないと思っていたので思わず歓声を上げる。その後も本流を遡るが、20分ほど行ったところでこれ以上は滝のような険しい地形はないだろうと予想し引き返す。第二支流合流地点までもどると次は第二支流へと向かう。第二支流では途中からナメ状の地形になっていく。そして、第二支流分岐までに1、2mのナメ状の滝が2つほどあった。そして、第二支流分岐までいくとそ第二支流の本流と支流のそれぞれに3mほどの滝があった。本流の方の滝は横のなだらかな方へ行けば簡単に越せるが、支流の方の滝は直立しており。きちんとした装備なしに登るのはかなり難しそうだった。そこで昼食をとり、さらに第二支流の本流の先へといくとすぐに2mほどの滝が出てくる。スタンスが豊富で水量も少なかったため滝を登ったのだが、降りるにはザイルなどがないと危険だと登り終わってから気づく。時間も迫っていたのでここで引き返す事を決め、登ったばかりの滝を西側の斜面をまいて下ることにした。斜面は地面が湿っていて柔らかく、第二支流分岐まで戻るのに時間がかかってしまった。下りで苦戦したのはそこだけで座頭石には予定通り戻れた。
今回、尾神沢の奥まで行ったが、序、中盤のだらだらとした長く平坦な沢からは想像できない面白い地形があり、沢初心者の我々にとってとても有意義な山行になった。第二支流の奥の方では訓練に使えそうな滝があり、そこにたどり着くまでの長い行程をどうにかすれば、ロープワークのいい練習場になるのではないかと思った。次回からはザイルやハーネスなどのしっかりとした装備を持ったうえでさらに奥地まで行ってみたい。
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