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Yamareco

記録ID: 471416
全員に公開
沢登り
東海

神通川水系高原川沢上谷

2014年06月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
04:49
距離
12.7km
登り
1,390m
下り
1,418m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:05入渓点-8:24五郎七郎滝8:30-9:13岩洞滝9:27-9:53蓑谷大滝(巻き終わりは10:25)-10:41二俣10:53-11:20終了点-12:46入渓点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道471号線から県道89号線に進むと、2つめのヘアピンカーブの頂点で沢上谷を渡る。この橋を渡ったところから少し入ると駐車スペースがあり、そこから入渓できる。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特になし。
ただし、五郎七郎滝に寄り道する場合の帰り道と蓑谷大滝の巻きの沢床に戻るところはフリクションに頼ることになる。これらを含めて全体的にフェルトソールだとフリクションがよく利くが(わずかにヌメったところあり。)、初心者が同行する場合は十分な配慮が必要。

下山後は荒城温泉で入浴。
入渓点から断続的にナメが
2014年06月28日 08:12撮影 by  DSC-TX30, SONY
6/28 8:12
入渓点から断続的にナメが
五郎七郎滝のある支沢の出合にかかる滝。右岸側に補助ロープのようなものあり。
2014年06月28日 08:13撮影 by  DSC-TX30, SONY
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6/28 8:13
五郎七郎滝のある支沢の出合にかかる滝。右岸側に補助ロープのようなものあり。
2014年06月28日 08:15撮影 by  DSC-TX30, SONY
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6/28 8:15
五郎七郎滝の手前の滝。左岸側が階段状になっているので簡単に登れる。ただし、一番下では水をかぶる。
巻く場合は左岸側に踏み跡あり。
2014年06月28日 08:20撮影 by  DSC-TX30, SONY
6/28 8:20
五郎七郎滝の手前の滝。左岸側が階段状になっているので簡単に登れる。ただし、一番下では水をかぶる。
巻く場合は左岸側に踏み跡あり。
五郎七郎滝
2014年06月28日 08:24撮影 by  DSC-TX30, SONY
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五郎七郎滝
2014年06月28日 08:24撮影 by  DSC-TX30, SONY
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2014年06月28日 08:24撮影 by  DSC-TX30, SONY
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水鉄砲に水を補充するganpon1224
2014年06月28日 08:26撮影 by  DSC-TX30, SONY
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水鉄砲に水を補充するganpon1224
五郎七郎滝の手前の滝の下降。
2014年06月28日 08:37撮影 by  DSC-TX30, SONY
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6/28 8:37
五郎七郎滝の手前の滝の下降。
さらにもう一つ下の滝。これも水流右から簡単に登攀/下降できる
2014年06月28日 08:41撮影 by  DSC-TX30, SONY
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6/28 8:41
さらにもう一つ下の滝。これも水流右から簡単に登攀/下降できる
にもかかわらず、あえて右岸から降りるmasabonnとSL。
2014年06月28日 08:41撮影 by  DSC-TX30, SONY
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6/28 8:41
にもかかわらず、あえて右岸から降りるmasabonnとSL。
寄り道その1終了。
2014年06月28日 08:46撮影 by  DSC-TX30, SONY
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6/28 8:46
寄り道その1終了。
記録を見ていたときは泳いで取り付こうと思っていたけれど、かなり深そうなのでおとなしく巻いた。右岸から簡単に巻ける。
2014年06月28日 08:49撮影 by  DSC-TX30, SONY
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記録を見ていたときは泳いで取り付こうと思っていたけれど、かなり深そうなのでおとなしく巻いた。右岸から簡単に巻ける。
2014年06月28日 08:50撮影 by  DSC-TX30, SONY
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6/28 8:50
ここも結構深そう。
2014年06月28日 08:54撮影 by  DSC-TX30, SONY
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ここも結構深そう。
2014年06月28日 08:56撮影 by  DSC-TX30, SONY
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2014年06月28日 09:00撮影 by  DSC-TX30, SONY
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岩洞滝のかかる支沢の出合。
2014年06月28日 09:02撮影 by  DSC-TX30, SONY
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岩洞滝のかかる支沢の出合。
支沢に入ってすぐにすばらしいナメが。なお、この後はひたすらゴーロ。
2014年06月28日 09:03撮影 by  DSC-TX30, SONY
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支沢に入ってすぐにすばらしいナメが。なお、この後はひたすらゴーロ。
岩洞滝。
2014年06月29日 23:14撮影 by  DSC-TX30, SONY
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岩洞滝。
人と一緒に撮るとその大きさが分かる。
2014年06月29日 23:14撮影 by  DSC-TX30, SONY
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人と一緒に撮るとその大きさが分かる。
裏側から。
2014年06月28日 09:21撮影 by  DSC-TX30, SONY
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裏側から。
見上げてみた。
2014年06月28日 09:21撮影 by  DSC-TX30, SONY
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見上げてみた。
本流に戻ると、進行方向にナメが。
2014年06月28日 09:38撮影 by  DSC-TX30, SONY
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本流に戻ると、進行方向にナメが。
2014年06月28日 09:39撮影 by  DSC-TX30, SONY
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2014年06月28日 09:40撮影 by  DSC-TX30, SONY
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2014年06月28日 09:49撮影 by  DSC-TX30, SONY
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程なくして蓑谷大滝。
2014年06月28日 09:53撮影 by  DSC-TX30, SONY
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程なくして蓑谷大滝。
これも人と一緒に撮ってみた。
2014年06月29日 23:14撮影 by  DSC-TX30, SONY
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これも人と一緒に撮ってみた。
2014年06月28日 09:56撮影 by  DSC-TX30, SONY
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立派な杣道。
2014年06月28日 10:11撮影 by  DSC-TX30, SONY
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立派な杣道。
巻き終わったところ。
2014年06月28日 10:22撮影 by  DSC-TX30, SONY
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巻き終わったところ。
2014年06月28日 10:22撮影 by  DSC-TX30, SONY
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二俣の手前。
2014年06月28日 10:39撮影 by  DSC-TX30, SONY
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二俣の手前。
右俣。
2014年06月28日 10:41撮影 by  DSC-TX30, SONY
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右俣。
左俣。
2014年06月28日 10:41撮影 by  DSC-TX30, SONY
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左俣。
手前ではお約束のウォータースライダー。
2014年06月28日 10:42撮影 by  DSC-TX30, SONY
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手前ではお約束のウォータースライダー。
2014年06月28日 10:43撮影 by  DSC-TX30, SONY
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2014年06月28日 10:44撮影 by  DSC-TX30, SONY
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2014年06月28日 10:45撮影 by  DSC-TX30, SONY
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右俣はさほど古くはないザイルが一番下まで垂れている。
2014年06月28日 10:56撮影 by  DSC-TX30, SONY
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6/28 10:56
右俣はさほど古くはないザイルが一番下まで垂れている。
2014年06月28日 10:57撮影 by  DSC-TX30, SONY
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6/28 10:57
右俣の滝を登り、しばらくゴーロを進むと再びナメが。
2014年06月28日 11:05撮影 by  DSC-TX30, SONY
6/28 11:05
右俣の滝を登り、しばらくゴーロを進むと再びナメが。
2014年06月28日 11:09撮影 by  DSC-TX30, SONY
6/28 11:09
2014年06月28日 11:16撮影 by  DSC-TX30, SONY
6/28 11:16
ガンガン進むとあっさり終了点。
ヤブこぎなし。
2014年06月28日 11:18撮影 by  DSC-TX30, SONY
6/28 11:18
ガンガン進むとあっさり終了点。
ヤブこぎなし。
下山途中で見かけた山椒の実を少し拝借。
2014年06月28日 12:24撮影 by  DSC-TX30, SONY
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6/28 12:24
下山途中で見かけた山椒の実を少し拝借。

感想

1 入渓点まで
東京を金曜夜に出て、上宝の道の駅まで来てビバーク。
松本方面からだと、新島々駅の手前のセブンイレブン
(元の店舗が復活したのか新しい店舗かは不明。)が最後のコンビニ。
道の駅から入渓点までは30分かからない。
ただし、県道89号線はすれ違いが困難な箇所もあるので注意が必要。
県道から少し入ったところに駐車スペースあり(2台駐車可能)。
少し奥にもう少し駐められるかも(未確認。)。


2 五郎七郎滝まで
支沢の出合までは10分程度。
立派な滝がかかっているのでまず見逃さないと思う。

支沢はナメが発達している。
それなりに傾斜はあるが、フリクションがよく利く。
転んでもすぐに止まるとは思うが、初心者同行の際は要注意。

五郎七郎滝までは、出合の滝を含めて滝は3つ。
出合の滝は右岸側にロープのようなものがある。
2番目の滝は右端が容易に登れる。
ただし、登ってすぐのところがややヌメった。
3番目の滝も右端を登れるが、多少水をかぶる。
風邪気味のメンバーがいたので滝を巻く踏み跡を通った
(ただし、巻道は滑りそうなので、下りは滝の右端を降りた。
登りもこっちの方が楽だと思う。)。

3番目の滝を越えるとすぐに五郎七郎滝。
不思議な造形に一堂声を失う。
一休みして本流へ戻る。
言うまでもなく、登ってきた傾斜のあるナメを降りることになるので、
沢下降経験のないメンバーがいる場合は配慮する必要があると思う。
もっとも、フリクションがよく利くので、ある程度沢を歩いていれば問題はないだろう。


3 岩洞滝まで
本流に戻ると、小さいナメ滝が出てくる。
滝の落差に比して、いずれも釜はかなり深そう。
天候がよければ泳いで突破してもよさそうだが、いずれも問題なく巻ける。
なお、五郎七郎滝のかかる支流の出合と岩洞滝のかかる支流の出合との間のナメはごつごつしたもの。

岩洞滝のかかる支流の出合はあまり目立たない。
五郎七郎滝のかかる支流の次に右岸から流入するのが岩洞滝のかかる支流。
岩洞滝のかかる支流の出合から先はもっとなめらかなナメ。
ナメの岩質が変わったら行き過ぎ。

岩洞滝のかかる支流は、最初はすばらしいナメ。
その後はゴーロ状。
しばらく進んで明るくなってくると岩洞滝。
一堂ここでも声を失う。
持参の水鉄砲で遊んだりしながら一休み。
一休み後はまた本流へ。


4 二俣まで
断続的に続くナメを過ぎると蓑谷大滝。
ここでもやはり一堂声を失う。

直登はできないので巻く。左岸側に踏み跡あり。
少し下流方向にトラバースしてから急斜面を直登する。
ひとしきり登ると岩壁にぶち当たる。
上流方向に進めそうであるが、ここは下流方向に進むのが正解。
岩壁の下をトラバースしていくと、進行方向に赤布が見える。
赤布の所からは上流方向に立派な杣道が続く。
傾斜が緩んだあたりに沢床への下降点がある。
かなりの急斜面なので、固定ロープをしっかり掴んでゆっくり降りるべき。
沢床まであと2m弱といったところで手がかりがなくなる。
ちょっと怖いが、フリクション頼りで降りられる。

沢床に降りてから少し進むと二俣。
その手前のナメは、傾斜がほどほどで、下に小さな釜があり、
ウォータースライダースポットとしてなかなかよい。
ここでもひとしきり遊ぶ。


5 終了点まで
二俣は右俣へ進む。
参考にした記録(丹沢ネットワーク編・ウォーターウォーキング2(白山書房)160〜162ページ)には、
滝の途中までいたんだロープがかかっている旨の記述があるが、
今回はさほど古くないロープが滝の下まで垂れていた。
それをつかって問題なく滝を登る。
なお、若干滑るところがあったので、初心者は要注意。

滝を越え、しばらくゴーロを進むとナメの連続。
ずんずん進むと二俣があり、左俣には林道の橋が見える。
右俣へ進んでもう少しナメを堪能すると林道の橋が見えてくる。
ここで遡行は終了。


6 附
今回は入渓点そばに車をデポしたので、林道と県道89号線を歩いて戻ったが、
先に沢上谷に入渓していたパーティーは、終了点に自転車をデポしておいて、
入渓点まで戻って車をピックアップしてきたとのこと。
いい案だと思う。

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コメント

ゲスト
こんにちわ。
見事な大滝ですね
是非行きたいと思うのですがラバーソールの沢靴ではグリップはいかがでしょうか?
2014/7/1 19:12
Re: こんにちわ。
tetuRD5さん

どうもこんばんは。
今回はフェルトソールで歩いたのでどこまで参考になるか分かりませんが…

(1)五郎七郎滝のかかる支流は、2番目の滝がちょっとヌメりました。
(2)本流も五郎七郎滝のかかる支流の出合と岩洞滝のかかる支流の出合との間で、
  ちょっとヌメるところがありました。
(3)蓑谷大滝の先の二俣の右俣にかかる滝はやや滑りました。

ただ、
(1)は傾斜のあるナメではヌメリを感じませんでした。
(2)は釜を小さく巻いているときだったので、滑っても釜にドボンで済みます。
(3)は乾いた岩だったので、ラバーソールならしっかりとフリクションが利くと思います。

というところからすると、ラバーソールでも大丈夫ではないかと思います。
2014/7/1 22:45
ゲスト
Re[2]: こんにちわ。
こんばんわ。
返信ありがとうございます。
この沢は知らなかったのでとても情報助かりますー
梅雨が明けたら行ってみます
2014/7/3 20:30
Re[3]: こんにちわ。
沢のガイドブックもありますが、すべての沢を網羅できているはずもなく、
日本にはまだまだいい沢がいくらでも隠れているはずです。
ヤマレコは隠れた名渓を知るためのいいツールだと思います。
2014/7/4 15:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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