焼岳 新中の湯ルート
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
新中の湯口は、焼岳登山の最短ルートです。 短時間で素敵な景色を堪能出来る場所まで、辿り着けます。 森林限界までは、多少ぬかるみの箇所がありますが、歩き易い道です。 森林限界を超えてからは、焼岳を眺めながら歩けます。 火山ガスもモクモクと出てます。 登山ポストは無し。 水場も無し。 駐車場は登山口に15台位は止めれます。 |
写真
感想
今回の行先は焼岳。
休日だったけど10時から予定を入れていたのと、シルバーウィークは仕事が忙しかったので、その疲れを癒そうと思い、登山には行かないでホントはゆっくりするつもりでした。
だけど前日の時点で天気予報を見ると、すこぶるいい予報です。これはこれは、登山に行かん手はない。
かといって予定を入れてるので、どうしようかなあと思い考えた結果、両方やってしまえという欲張りな結論が出ました。
そうと決まれば、次は山選び。
10時に高山に戻れ尚且つ、それなりに楽しめる山。
そんな都合のいいお山は、どんだけ探しても山ちゃんの頭には一つしか浮かびません。それは「焼岳」。しかも、一番最短の新中の湯ルートです。
なんせ、「焼岳」は山ちゃんが今まで最も登っているお山で、今回で5回目になります。
しかも、そのうち4回は新中の湯ルート。まさに、ホームグランドです。
というわけで、当日は4時頃には登り始めたいと考え高山3時発の予定をたて、前日は10時頃眠りに就きます。
当日は、相変わらず趣味の為ならもちろん早起きです。すぐに準備をして、3時過ぎに高山出発。
しかし途中、丹生川の鍾乳洞の辺りでデジカメを忘れた事に気付きます。やっちまった・・・。
一回は戻りかけたけど、高山戻ってまた向かったら余計に30分位かかるし、まあ何回も登っとる山だから写真はいいかっと思い直し、またUターンして向かい直します。10分位のロス。
真夜中の安房峠をビビりながら進み(基本ビビりやもんで・・・)、新中の湯の登山口には4時半前に到着。当然、車は1台も止まってません。
辺りは真っ暗、見上げると夜空には無数の星が。でーれキレイです。しかし登山口を見ると、不気味な黒さです。
ここで、山ちゃんはすっかりビビってしまい、もう少し明るくなるまで待とうかなっと弱気な気持ちになります。
たまーに他の人の登山記を見ると、真夜中に単独で出発しとる人がおるけど、凄いよなあ・・・。
結局、出発したのは4時55分でした・・・。だいぶ予定が狂ってしまった・・・。こんなんなら、デジカメ取りに戻ってもよかったかなあと一瞬思ってしまったのでした。
一応、まだ暗かったのでヘッ電点けて明るくなるのを待ちわびながら、暗い登山道を進みます。
登山口で待機したかいもあり、30分程で東の空が明るくなり始めヘッ電は不要になりました。予報通り、すこぶるいい天気で雲一つ無いです。
明るくなってからは、すいすいと歩け森林限界を抜けて
5時55分
中の湯ルートとの合流地点、下堀出合到着。休みもそこそこに、先を急ぎます。
景色はやや紅葉が進み始めた感じで、いい感じです。こりゃ紅葉の頃に、また来たいっと思ったのでした。
ここから先は、焼岳を眺めながらのひたすら登りです。火山ガスをモクモクと出してます。さすが、活火山!!!
徐々に太陽も登り始め、霞沢岳越しにようやく見えました。暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい気候なのですいすいと歩け稜線がどんどん近付いてきます。
久しぶりのこのルートだけど、短時間でこんだけいい景色が眺めれる山はなかなか無いと思います。
稜線に出ると、笠ヶ岳がちらりっと。ガスがでるそばの崖道歩きだけがちょっと危険。硫黄臭もします。
頂上はもうすぐ近くです。
6時50分
2時間かからないで、山頂到着!!!。早い早い、なかなかのペースやな。俺も進化したものです。
景色は最高!!!笠ヶ岳・穂高連峰・槍の頭もくっきりです。いかんせん、山ちゃんの携帯の写真では伝わりきりませんが・・・
前日に登る予定を無理矢理立てて良かったー、大正解です。
ちなみに、今回の楽しみは朝食です。
以前、割引で売ってたので買った山食、きのこソースのペンネです。10分程ゆでて出来上がり。簡単なのに、でーれ美味いっす。
きっと、この景色と登ってきたという達成感が更なる調味料になるんやろうな。
飯を食べたり、景色を堪能したりと山頂には40分ほど滞在。
何も予定が無かったら天気もいいので、ここでボーっと昼寝(朝寝か・・・)でもしたかったけど予定があるもんで、下山することとします。
7時30分
下山開始。下山は早く下りる事をテーマにしてみます。スイスイ下ります。
途中、登ってくる人達にすれ違いだしたので(当然やな)、暇つぶしにもうひとつテーマを追加。何人すれ違うか、数えてみます。
30分程で、下堀出合に到着。まあ、休憩も取らんでもいいやーと思い、そのまま先に進みます。
すれ違う登山者とあいさつする以外は、黙々と下り
8時40分
山頂から1時間10分かけて、登山口に戻って来ました。コースタイムの半分ですなあ。
「焼岳」は登山と言うより、お散歩気分で登れる歩ける、ホントお手軽なお山です。
ちなみに、下りてる時には34人とすれ違いました。平日にも関わらず、やはりお手軽ルートという事もあり、けっこうな人数です。
駐車場には、車がたくさん止まってます。ナンバーを見ると長野・岐阜はもちろん多摩・和歌山・名古屋などなど色んな場所から来てます。
こういう時に、高山住んでて良かったと再認識します。
その後は平湯で温泉に入る余裕もあり、10時前には高山に戻る事も出来たのでした。
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