山行記録: 獅子ケ鼻湿原（森に抱かれる湧水）

天候	曇り
過去天気図（気象庁）	2012年07月の天気図
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森に朝陽の気配を感じる。上空の小鳥は既に光を浴びて賑やかに囀るのを聴く。

2012年07月31日 06:50撮影 by Canon EOS 30D, Canon

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7/31 6:50

森に朝陽の気配を感じる。上空の小鳥は既に光を浴びて賑やかに囀るのを聴く。

繊細な渓相を前に水源まで辿りたくなる。しかしその心を優しく遮る木々に茂み。

2012年07月31日 06:52撮影 by Canon EOS 30D, Canon

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7/31 6:52

繊細な渓相を前に水源まで辿りたくなる。しかしその心を優しく遮る木々に茂み。

湧水地「出つぼ」。遠目には静かな泉でしたが中を覗き込むと、水底から伏流水が流動し、溢れる先を求めて流れゆく躍動感を感じました。濃密な水苔の塊を鳥海マリモと呼ぶそうです。

2012年07月31日 07:01撮影 by Canon EOS 30D, Canon

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7/31 7:01

遊歩道を横切る水の流れ。水を慕う様な苔達。

2012年07月31日 07:06撮影 by Canon EOS 30D, Canon

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7/31 7:06

遊歩道を横切る水の流れ。水を慕う様な苔達。

アガリコを仰望。ブナの生命力には感嘆してしまいます。

2012年07月31日 07:13撮影 by Canon EOS 30D, Canon

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7/31 7:13

アガリコを仰望。ブナの生命力には感嘆してしまいます。

鳥海山麓の伏流水を束ねた水は、凛とした冷気を放って霧を呼んでいました。

2012年07月31日 07:29撮影 by Canon EOS 30D, Canon

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7/31 7:29

鳥海山麓の伏流水を束ねた水は、凛とした冷気を放って霧を呼んでいました。

その沢を木道沿いに遡行すると、鳥海マリモの群落。

2012年07月31日 07:30撮影 by Canon EOS 30D, Canon

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7/31 7:30

その沢を木道沿いに遡行すると、鳥海マリモの群落。

清らかな水の行方？与えられた名前は白雪川です。

2012年07月31日 07:50撮影 by Canon EOS 30D, Canon

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7/31 7:50

清らかな水の行方？与えられた名前は白雪川です。

撮影機器：

EOS 30D CANON

感想

yama-jun

2012年の散策記録。登山ではありませんが、鳥海山の生態系を成す一部として中島台・獅子ケ鼻湿原の記録を留めました。私は獅子ケ鼻湿原を三度訪ねています。晴れの日も、雨の日も湿原を散策して、その度にブナの様相や水の位相に活力を頂きました。しかし残念ながら画像データを消失していまい、この二度目の探勝の画像が僅かに残るのみです。この当時、私は難病を患い、退院後のリハビリ養生を送っていましたが、水の一時も留まらない様や、更に源流域としての山岳に憧れの念を強めるようになりました。幸いに病を完治させ、登山を含めて自然探訪を楽しんでいます。その原点として、この湧水地は常に追憶されます。記・2014.7.12