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記録ID: 4760948
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沢登り
日高山脈

春別岳(パンケヌーシ川二ノ沢〜東面沢)

2022年10月06日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
21.5km
登り
1,085m
下り
1,071m

コースタイム

日帰り
山行
8:19
休憩
0:25
合計
8:44
6:00
95
パンケヌーシ林道ゲート
7:35
0:00
223
入渓点(690m)
11:18
11:43
134
春別岳
13:57
0:00
47
入渓点(690m)
14:44
パンケヌーシ林道ゲート
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
パンケヌーシ林道は8月の大雨で通行止め
ゲート〜二ノ沢分岐まで約8km、路体流出・崩落等が13か所くらいあり
パンケヌーシ林道のゲートから自転車で出発。
気温3℃、寒い
パンケヌーシ林道のゲートから自転車で出発。
気温3℃、寒い
走り出して10分でこの惨状。
100m以上にわたって路面が流失している。
1
走り出して10分でこの惨状。
100m以上にわたって路面が流失している。
人が入らなくなったせいか、以前よりも動物の気配が濃い。
しかも自転車で熊糞らしきものを踏んでしまった。
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人が入らなくなったせいか、以前よりも動物の気配が濃い。
しかも自転車で熊糞らしきものを踏んでしまった。
綺麗な路面と、川底のような路面が交互に。
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綺麗な路面と、川底のような路面が交互に。
二輪ならこれくらいは問題ないのだが・・・
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二輪ならこれくらいは問題ないのだが・・・
ここはさすがに細い。
ここはさすがに細い。
幅員は約30cm
わずかに残った路面を自転車で慎重に進む。
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幅員は約30cm
わずかに残った路面を自転車で慎重に進む。
斜面からの土砂の流入が多い。
斜面からの土砂の流入が多い。
真新しい新北栄6号橋。
こことその先の橋は無事だった。
真新しい新北栄6号橋。
こことその先の橋は無事だった。
コンクリートの護岸がしっかり機能したのがよく分かる。
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コンクリートの護岸がしっかり機能したのがよく分かる。
入口ゲートから約8kmでチェーンゲートに到着。
以前より駐車スペースが広くなっていた。
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入口ゲートから約8kmでチェーンゲートに到着。
以前より駐車スペースが広くなっていた。
チェーンゲートの少し先で右の北電管理道に入り、二ノ沢に沿って進む。
チェーンゲートの少し先で右の北電管理道に入り、二ノ沢に沿って進む。
二つ目の橋を渡った先で自転車をデポ。
二つ目の橋を渡った先で自転車をデポ。
涸れた沢地形を適当に辿ると水流にありついた。
涸れた沢地形を適当に辿ると水流にありついた。
800mあたりから小滝が出てくる。
800mあたりから小滝が出てくる。
この辺は特に難しい所はない。
この辺は特に難しい所はない。
この滝は左岸から簡単に巻いて上がれた。
この滝は左岸から簡単に巻いて上がれた。
920m二股を右へ進み、あとは直線的に山頂を目指していく。
920m二股を右へ進み、あとは直線的に山頂を目指していく。
部分的に紅葉が色付いていて良い感じ。
部分的に紅葉が色付いていて良い感じ。
垂直に近い滝はさすがに登れず、右岸の木によじ登って巻いた。
垂直に近い滝はさすがに登れず、右岸の木によじ登って巻いた。
その先もしばらく小滝が続く。
その先もしばらく小滝が続く。
ここは水流の左側を直登。足がかりはしっかりあって登りやすいけど、水が冷たくてめちゃくちゃ寒い。
ここは水流の左側を直登。足がかりはしっかりあって登りやすいけど、水が冷たくてめちゃくちゃ寒い。
大岩が出てくると次第に沢は細くなってくる。
大岩が出てくると次第に沢は細くなってくる。
1210mあたりで涸れ沢に。
1210mあたりで涸れ沢に。
沢地形はすぐに消えてしまい、濃密な笹藪でなかなか進めない。
(もう少し南寄りに進んだ方が良かったのか?)
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沢地形はすぐに消えてしまい、濃密な笹藪でなかなか進めない。
(もう少し南寄りに進んだ方が良かったのか?)
東尾根に上がると、笹と灌木がうるさいものの何とか進める。
ようやく山頂が見えてきた。
東尾根に上がると、笹と灌木がうるさいものの何とか進める。
ようやく山頂が見えてきた。
春別岳(1491m)到着!
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春別岳(1491m)到着!
根元から抜けてしまった三等三角点「春別岳」。
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根元から抜けてしまった三等三角点「春別岳」。
眼下のパンケヌーシ川と、奥にペンケヌーシ岳。
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眼下のパンケヌーシ川と、奥にペンケヌーシ岳。
芽室岳〜雪盛山方向。
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芽室岳〜雪盛山方向。
うっすら白くなったチロロ岳が目前に。
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うっすら白くなったチロロ岳が目前に。
北戸蔦別岳〜1967峰。
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北戸蔦別岳〜1967峰。
ヌカビラ岳から続く尾根上のピーク。
二岐岳(1590m)だと思う
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ヌカビラ岳から続く尾根上のピーク。
二岐岳(1590m)だと思う
南西に見える切り立った断崖の1383峰。あそこに登る人はいるんだろうか。
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南西に見える切り立った断崖の1383峰。あそこに登る人はいるんだろうか。
下りは沢には下りず、東尾根を藪漕ぎで下る。
灌木系の藪が濃くてあまり歩きやすい所は無いけど、沢を下るよりは早いはず・・・。
下りは沢には下りず、東尾根を藪漕ぎで下る。
灌木系の藪が濃くてあまり歩きやすい所は無いけど、沢を下るよりは早いはず・・・。
1250mあたりで右に進路を変え、東面沢に沿うように下る。
この辺は背丈くらいの笹藪が濃い。
1250mあたりで右に進路を変え、東面沢に沿うように下る。
この辺は背丈くらいの笹藪が濃い。
黄葉とチロロ岳。
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黄葉とチロロ岳。
900mあたりまで下ると鹿道が現れ、次第に藪も薄くなって歩きやすかった。
ほぼ末端まで尾根を下り、730mで沢に下りた。
900mあたりまで下ると鹿道が現れ、次第に藪も薄くなって歩きやすかった。
ほぼ末端まで尾根を下り、730mで沢に下りた。

感想

春別という名がつく山は日高に3つある。

春別岳1491m・・・チロロ岳の西
シュンベツ岳1855m・・・エサオマン〜カムエク間の主稜線上
春別山1350m・・・ピリカヌプリの西

今回はその中で最も容易そう?な北日高の春別岳に登ってみた。

アプローチのパンケヌーシ林道は8月の大雨の影響で十数か所が流されたり崩れたりしていて酷い状態。押しや担ぎを強いられるところが多くて面倒だった。それでもなんとか二ノ沢まで自転車を使えたのは良かった。奥に北電の取水施設がある以上はそのうち修復されると予想しているけど、チロロ岳やその周辺の山は再び遠い山になってしまうようだ。

二ノ沢から分かれる東面沢は特に難しいところはないのだが、10月になるとさすがに水が冷たい。手足がしびれるほど寒くて、なるべく水に浸からないように歩いた。下りは尾根を末端まで藪漕ぎ。あまり歩きやすい尾根ではなかったけど、この時期はダニもいないし快適だった。


春別シリーズコンプリートに向けて、残る南日高の春別山もそのうち登りたい。こちらも沢はそこまで難しくなさそう。ただ日高幌別川沿いの林道が閉まっているらしく、片道16kmくらいの林道を含めて日帰りできるか微妙な感じ・・・。

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