スイス ベルナ・オーバーラント
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天候 | 1日目 晴、2日目 晴・曇り、3日目 晴・曇り、4日目 快晴・曇り、5日目 快晴、6日目 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
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写真
感想
スイスのベルナ・オーバーランドのハイキング。
●4日目 6/1
JFJ
インターネットで天気を定期的に見ているが、少し悪化気味である。午前中も9時ぐらいが晴れで、それ以降は曇り気味の晴れとなる。山の天気は大きくぶれる事を考えると心配はつきない。
楽しみの朝食もパスして、代わりにα米の五目飯を頬張り(味はいまいち)、GDW駅の始発に乗り込む。その際、自動販売機で朝食兼高山病対策のチョコレートを購入する。
鉄道がKLSに近づくにつれ、雲ひとつない晴天にユングフラウが見えてくる。すべてが順調、心はやる。
KLSでの乗り換えの間に3山のパノラマを撮る。アイガーが完全な逆光になってしまったが、先日見えなかったユングフラウが素晴らしい姿である。
電車に乗っている間は、天気が崩れる心配をしながらも無事にJFJ駅に到着する。一目さんにスフィンクス展望台に向かうが、降りた場所が一昨日とは異なり一瞬迷子になってしまった。数分遅れて展望台へ到着、そこには想像以上の好天の下にアレッチ氷河が広がっている。
昨日からのすべての計画が一度に実を結んだ気分である。
すべての山々がきれいに見える。展望台で写真を撮りまくり、次は前回吹雪で極寒だった、メンヒスヨッホヒュッテまでのハイクを行う。
ヨッホ付近は風も弱くて最高の天気である。風は、メンヒスヨッホヒュッテに近づくと強風に変わったが、これは山の地形の特性である。
雄大な景色の中、氷河トレッキングである。ikuはヒザ痛の心配もありゆっくりのトレイスであるが、ここまで来ると急ぐ必要はまったくない。
ヒュッテに近づくと風も急に強まり雪煙が地面を這う。この時は不安の過り、どこで引き返すか思案していたが、結局ヒュッテまで行ってしまった。
ヒュッテに行くからには、そこからの未知なる展望に期待していたが、小屋までの最後の登りを登り切ると、期待通りのパノラマが広がった。
これまでの観光気分から、登山気分に切り替わる凄然とした山並みが広がった。
少し遅れて、韓国人のような若者が到着したが、その姿に大いに驚く、普通の街中を歩くブレザー姿である。冬装備で固めた我々と同じ環境に一般市民が迷い込んだ不思議な光景である。
しかし、若さゆえか寒そうな様子はなく、記念写真を撮り終わると、さっさと帰って行く。しかし、その後ろ姿に観光地ゆえの滑稽さがある。
年に数人は危ない目に遭っているかと思う。
JFJへの帰りは、下りになる。行きの電車内で一緒になった新婚らしいペアーにも抜かれている。
しかしこの時、私が冗談で「後ろ向きに歩けば、登りになる」といったままやってみると、痛くない! との大発見である。このようななだらかな広い下り斜面である事が必要ではあるが、感激ものである。いつか応用できる気がする。
入口近くでは、犬そり体験などを行っていて、観光地状態である。
もう一度スフィンクス展望台に上がると、観光客がたくさんいる。しかし、景色は太陽が高くなった分一様に光があたり、平面的な景色になってしまった。
朝の景色を知らない人たちには、晴天の絶景であるが、我々はそそくさと後にした。
贅沢だが景色も見飽きて、人も増えてきたので、KLSへ下山する。KLSから天気が良ければメイリッヒェンまでのハイクを考えていたが、KLSに着くと、雲が垂れこめている。そのままGRWに降りる事にした。
途中の駅から、日本人のハイカーが隣に座り、話が弾む。仕事の合間をみて、ジュネーブから日帰りでJFJとGRWにハイクに来た、とのことである。なかなか話が上手く、旅行関係の人かとも思った。
GRWに着くと本日の夕食を決める必要がある。目当てのレストランはどう言う訳か6/6まで休みとの事。ホテルのレストランも考えたが、スイスのレストランは日本の倍ぐらいの値段がかかるので、つまるところ、二日連続のCOOP買出しとなった。
今回は、日本食もないので、有名な?パン屋にもいき、4つのパンを購入した。このパンやの姉ちゃん、パンを取るときに素手で鷲づかみするのには驚いた。スイスの衛生感はこんなものかもしれない。
豚インフルエンザの心配が広がる・・・
ビールにワインに水にサラダにヨーグルト・・・、私のザックにすべてを入れると相当な重さである。その後は、ゆっくり歩くのは辛いので、私がマイペースでホテルに先着する。
買い出しの夕食は、なかなかである。
一服したところで、明日の計画を考える、天気は午前中は持ちそうであるが、今日よりは悪目である。
当初の計画からすると、メイリッヒェンからのトレッキングが残っているが、午後にはZRKへの移動を考えると時間の余裕は少ない。結局トレッキングは諦めて、途中のベルン観光とした。
しかし、毎日よく歩く、夜にはヘトヘトで爆睡である。
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