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Yamareco

記録ID: 4762513
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

博士山(人がいない)

2013年09月17日(火) [日帰り]
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わさかじ その他1人
GPS
--:--
距離
6.5km
登り
864m
下り
869m

コースタイム

日帰り
山行
4:24
休憩
1:01
合計
5:25
6:47
85
8:12
0:00
51
9:03
10:04
109
11:53
0:00
19
12:12
0:00
0
12:12
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 西山温泉 老沢温泉 宿泊レポ
https://yu.hashigoyu.com/fukushima/948/
沢沿いの深い樹木帯です。
沢沿いの深い樹木帯です。
大きな栃の木があり、足元一面に実が落ちていました。
大きな栃の木があり、足元一面に実が落ちていました。
立ち枯れした木。中は炭のようになっていました。なんで?
立ち枯れした木。中は炭のようになっていました。なんで?
木に生えたジャガイモ発見(嘘)
木に生えたジャガイモ発見(嘘)
世間のしがらみのように複雑に入組んだ根。
世間のしがらみのように複雑に入組んだ根。

感想

世間では浮かれ気分の三連休でしたが、我家に祝日は無く、土日の二連休のみ。まぁ、ごく普通の週末です。その週末は奥会津の深き原生林の山「博士山」を歩いてきました。

奥会津方面はもう何度も通い尽くした慣れた道なので夜中に家を出発、朝には柳津町に着いていたのですが・・・・やらかしました。登山口に辿りつけず。

この辺の林道は入組み過ぎて、迷う迷う。奥会津の地理には明るい「つもり」でいたので、念入りに確認もせず先に進んだもんだから例によって登山口に辿りつく前に遭難しそうになりました。

曲者は大成沢地区の林道入口!入口にはしっかりと「博士山登山口」の標柱が出ていたものの(帰りに気がついた)その横の「私有地入山禁止!」の赤文字に気をとられ、別の林道を進んでしまいました。いや〜もう、参りました。

なんとか、辿りついた博士山登山口。「道海泣き尾根登山口」前の駐車場は手前に数台、更に奥に数十台停められそうなスペースと簡易トイレまでありました。おそらくは山開き以外でココが満車になる事は無いと思われます。到着時も先行者は無く、駐車場は我家の車だけ。

6:47道海泣き尾根登山口出発しばらくは沢沿いの深い樹木帯を進みます。のんびり樹木を愛でる余裕はやがて失せます。「県内屈指の急登」と名高い道海泣き尾根の本番。鎖・ロープ・梯子の連続で久々に筋肉痛になった・・。秋とはいえ、まだ普通に気温も高く汗ダクダク。一ヶ月ぶりの山歩きの身には堪えました。

7:46しゃくなげ洞門。ここで小休憩。大岩や倒木でトンネルのようになった上に、石楠花の樹木が茂っています。

8:12近洞寺尾根との分岐。ここから先は、左手の展望が開けた尾根道です。山々の合間にポツポツと点在する里、そして遠く飯豊山、磐梯山が霞んで見えます。

9:03博士山山頂到着。尾根沿いで見えた眺望を山頂でじっくり楽しもうと思っていたものの元気に育った樹木に遮られ眺望は無し!仕方がないので、遥か上空を通過する飛行機を眺めながら、オニギリ食べて、そして昼寝。青空広がる穏やかなポカポカ陽気で気持ちいいです。空には大きな猛禽類が二羽ピッタリと寄り添うように仲良く飛んで行く姿が見えました。

10:04下山開始。帰りは近洞寺尾根登山口へ抜けます。ここで本日唯一のハイカーさんと擦違いました。

もうすぐ登山道も終わりに近づく頃、一匹のスズメバチがブーンと偵察にやって来ました。

11:53近洞寺尾根登山口!2013年発行の分県ガイドには「近洞寺尾根登山口には道標がない」と書かれていますが、訪問時は柳津町による新しい標柱が出来ていました!しかも林道を逆に進まないよう、駐車場を指し示す矢印が記されています。

ここから、しばらくは林道歩きです。ほとんど車は来ませんが、忘れた頃にブーンとやって来るので要注意。

12:12ゴール!駐車場へ戻ってきました。車が一台増えていましたが、山頂近くで擦違ったハイカーさんでしょう。

初めて歩いた博士山。奥会津に点在する素朴で味のある温泉同様に、派手さは無いけれどキラリとした輝きのある、それでいてちょっとマニアック。「奥会津らしい山」だなぁと感じました。

新しい標柱もでき登山道の刈払いも綺麗にされ終始歩きやすいコースはもうじきやって来る秋本番に、多くのハイカーさんを楽しませてくれる事と思います。この活き活きとした深い森が、紅葉時にどんな姿を見せてくれるのか、想像するだけでワクワクします。

この日の宿泊は西山温泉の老沢温泉旅館でした。夕・夜・朝、刻々と表情を変える浴舎の雰囲気は、たった一回の立ち寄りでは到底味わう事はできない、温泉好きの身としては幸せな時を過ごす事ができました。

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