鳥海山🍁「未踏ルートを塗りつぶし、憧れのあの小舎へ」🍁

2022年10月08日(土) 〜 2022年10月09日(日)

• GPS: 26:58
• 距離: 19.1km
• 登り: 1,471m
• 下り: 1,451m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:01
• 休憩: 1:21
• 合計: 7:22

距離 14.9km 登り 1,414m 下り 889m

6:06 スタート地点
6:19 二ノ滝
6:24 間ノ滝
6:33 水場
6:43 6:46 万助道 二ノ滝口方面分岐
6:51 渡戸
7:23 尾根渡り
7:57 8:18 万助小舎
8:57 8:58 ドッタリ
9:25 仙人平
9:37 蛇石流分岐
9:54 9:56 鳥海湖分岐
10:08 御浜・鳥海湖分岐
10:20 10:25 御浜小屋
10:36 10:37 御田ヶ原
10:44 10:45 御田ヶ原分岐
10:59 鳥海湖分岐
11:10 11:14 蛇石流分岐
11:24 11:31 丁字分岐
11:34 11:39 千畳ヶ原
11:40 11:58 丁字分岐
12:08 12:21 蛇石流分岐
12:32 仙人平
12:53 ドッタリ
13:28 万助小舎

2日目

• 山行: 1:30
• 休憩: 0:02
• 合計: 1:32

距離 4.1km 登り 54m 下り 568m

7:33 万助小舎
8:03 8:04 尾根渡り
8:30 渡戸
8:35 8:36 万助道 二ノ滝口方面分岐
8:46 水場
8:52 狭霧橋
9:05 ゴール地点

天候

10/8(土) 晴れ時々曇り 昼間わか雨 → 夕方より晴れ
　　　　 山頂のガスはずっと晴れなかった。　
10/9(日) 晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

一の滝駐車場

コース状況／危険箇所等

■万助道
鍋森から流れた溶岩流が流れた尾根と歴史があり、岩がとにかく多い
万助小舎から先が特に顕著で苔むした岩の登山道が続く、苔岩が滑りやすいのでありき辛いことこの上ない。仙人平近くまで来ると、湿原や草原が出てきて歩きやすくなった。
■鳥海湖周回〜千畳ヶ原
特に危険個所はないが木道が濡れると注意

千畳ヶ原の草紅葉は素晴らしいのだが、紅葉が遅れてるという訳でもなく色付きがイマイチ。今年は外れの年かもしれない。

■万助小舎
使用料：無料
小舎の水道(沢水)は出なかったが、近くに沢あり

その他周辺情報

八森温泉ゆりんこ
入浴料：460円

写真

10/8 6:52

渡戸
ここが檜ノ沢入渓地点だが、下部がゴルジュなので中間部から入渓することも多い。

10/8 6:52

前回訪れた時は906m付近から檜ノ沢の遡行になったので登山道自体はまだ未踏、今日の目的は未踏の万助道を歩くこと

10/8 7:27

ブナ林の登山道、ここら辺は特に気持ちがいい

10/8 7:57

2時間ほどで本日の宿、万助小舎に到着
憧れだった由緒あるこの小屋にやっとこれた！

10/8 7:57

朝方の雨もやみすっかり青空が広がって来た

10/8 7:58

重い荷物はデポ、小屋の見物は後回しにして先を目指す

10/8 8:19

山頂まで行くぞ〜
っとこの時はまだやる気があったのだが…

10/8 8:54

万助小舎から先の登山道、個人的に一番嫌いな苔むした岩の登山道で滑る岩と眺めもないのでこの区間は苦行だった。
1時間も歩いていないのに3時間ぐらいに感じたよ。

10/8 8:56

視界が抜けると紅葉と湿原

10/8 9:00

この標高でこの色付き、今年は紅葉遅いみたいですね

10/8 9:00

こんな感じの登山道が苦手です…
これが鍋森から流れた溶岩の後なんでしょうね。

10/8 9:09

庄内平野と日本海が見えた

10/8 9:15

登山道をしばらく一緒に歩いた野鳥
名前解らず

10/8 9:17

この辺りの紅葉は中々良い

10/8 9:18

お！草紅葉の草原、もう千畳ヶ原のようだ。

10/8 9:23

一面の草紅葉、久しぶりにこれが見たかった！

10/8 9:23

記念パノラマショット

10/8 9:24

もふもふの草原撫でまわしたい

10/8 9:24

池塘もある、ここに青空が写りこめば最高なのだがね

10/8 9:29

もう少し晴れ間出て欲しい

10/8 9:30

仙人平

10/8 9:30

千畳ヶ原

10/8 9:36

蛇石流分岐

10/8 9:53

さて山頂は――――
あー…ガスですかぁ…そっかぁ‥‥
んじゃ山頂はもういっかな！

10/8 9:55

山頂行きは諦めとりあえず鳥海湖へ
こっちも結局ガス

10/8 10:01

鳥海湖から御浜へのルートが通行禁止っぽいので遠回りになるが木道ルートで御浜を目指す

10/8 10:07

檜ノ沢源頭
今日沢を歩いてる人は居るかな？

10/8 10:20

御浜
紅葉ハイシーズンだが思ったほど人が居ない、天気がイマイチのせいだろうかね。

10/8 10:23

鳥海湖
今日はこれが限界

10/8 10:43

一瞬雲が抜けそうになったが新山は結局見えず仕舞い

10/8 10:49

御田ヶ原分岐より千畳ヶ原へ戻る

10/8 10:49

こうして高い所から千畳ヶ原を眺めるとその広さがよく解る

10/8 10:49

紅葉シーズンの鳥海はここがメインと言ってもいいでしょう。

10/8 10:59

新山見え…ない！
結局この日は一度も新山は見ることができず。

10/8 11:18

千畳ヶ原は付近は青空も見えるのが救い

10/8 11:25

あれぇ、紅葉の色付きこんなものだっけ？
青空じゃないからか例年よりはイマイチのような気がする

10/8 11:32

千畳ヶ原

10/8 11:32

ふさふさ

10/8 11:34

風が吹くと波打つ金色の草原

10/8 11:35

二ノ滝コースを少し下った所にあるビュースポット
千畳ヶ原で一番好きな眺め
木道の先には庄内平野と日本海

10/8 11:37

稲刈りが終わった庄内平野、新米はまだ味わえてない。

10/8 12:01

む、雲行きが怪しい、一雨来るかも

10/8 12:29

そのあと通り雨、木陰で通り雨をやり過ごした。
千畳ヶ原は霧が立ち込め幻想的に

10/8 12:40

雨が抜けると再び青空

10/8 13:33

万助小舎に戻って来た

10/8 13:42

味のあるオイルランタン
万助小舎は今年で61周年になるらしい

10/8 13:42

貸し切り状態をいいことに毛布にテーブルも使い、意心地抜群！
窓から入り込む日差しが暖かい

10/8 13:42

石炭ストーブに流しもあるし、こんなももう家じゃん！
水道の水(沢水)はでなかったけど

10/8 13:52

二階の窓からは日本海も見える

10/8 14:28

酒はこの一本しかないがもう飲んじゃう

10/8 15:34

貸切だと思われたが、その後沢登りの東京銀座の山岳会の7人と群馬からの女性二人PTが来て賑やかになった。
女性二人組は檜ノ沢ゴルジュを遡行して来たらしく、湯気だっていた。この時期寒くなかったのだろうかね。

10/8 15:51

富山からやって来た方に
甘エビの昆布締め
カジキマグロの昆布締め
を頂いてしまった。
どっちも絶品、ありがとうございました。

10/8 16:39

オイルランタンに火を入れてみた
雰囲気がよりよくなった

10/8 17:08

晩飯は水餃子ごま豆乳鍋

10/8 17:33

マス寿司まで頂いてしまった
久しぶりに食べたけどこんなに美味かったっけ！？
たらふく食べたら7時ごろにはもう眠ってしまっていた。

10/9 7:07

翌朝、沢登りの7人PTと女性二人は早朝に沢へ向かって行った。
さっきまで賑やかだったのに一人になった小屋はなんとも静か、でもやはり少し寂しい。

10/9 7:29

朝から水餃子ごま豆乳鍋+〆のうどん2玉を食べきり
下山開始。
万助小舎、噂通りいや噂以上のいい小屋でした。
今度は積雪期にお邪魔したいと思います。

10/9 7:32

秋晴れ、今日山頂目指せばよかった。
でも気分はもう下山モード

10/9 8:00

やっぱりこの登山道雰囲気良き

10/9 8:49

アガリコ

10/9 9:04

あっと言う間に下山。

10/9 9:36

稲刈りが終わった田んぼから鳥海山を眺める

10/9 9:46

日向川から鳥海山
今年は鳥海山ばかり訪れているが、それでも飽きない。四季を通して鳥海山は素晴らしい

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

manimani

今年最後？の3連休
本当は久しぶりに北アルプスへ遠征予定を計画していたのだが、天気がイマイチで中止。それなら今年まだ訪れていない朝日連峰か？とも考えたが、紅葉ハイシーズンで小屋は混雑必死だろう。なら以前から気になっていた鳥海の万助小舎に泊まってみることにした。鳥海のコースほぼ日帰りで歩けてしまうので、泊まることはあまりない。今回も無理やり泊まった感じだ。万助小舎までは2時間ほどで着いてしまうので新山まで行く予定だったが、上部はガスに包まれ眺めも期待できそうにないので鳥海湖周遊と千畳ヶ原の紅葉観賞プランに変更。初めて歩いた万助道は万助小舎までは良かったがその先が歩き辛い、苔蒸した溶岩の登山道が嫌らしかった。しかし一部の区間だけなので総合的に見れば普通と言えるかもしれない。
千畳ヶ原の紅葉は何度か見たことがあるが、今年の紅葉の色付きはイマイチなような気がする。気温が高い日が続いた影響があるのかもしれない。
そして今夜の宿の万助小舎、今年で61年にもある小屋だが、そこは水道(沢水)にテーブルに毛布、石炭ストーブといたせりつくせりの小舎だった。管理している飽海地区高体連山岳部に感謝しかない。
貸切かと思われたが、昼間から歩いでも十分に間に合う位置にある小屋なのでその後東京銀座の山岳会のグループ7名と群馬からの女性2人のPTが来て賑やかになった。
話を聞くと両PTとも檜ノ沢の沢登りに訪れたらしい。
檜ノ沢は以前に遡行したことがあるが、源頭へ詰めが素晴らしい良い沢だ。
下部のゴルジュ突破の課題がまだ残っているけど。
女性二人のPTは午後からゴルジュから入渓して小屋までやって来たらしい、小屋に着いた時に身体から絶ちこめる湯気が歴戦の猛者に見えてなんとも勇ましかった。(女性に言うべきことばではないか？(笑))
沢登りのPTということであまり聞けない関東方面の沢などの話も聞けて楽しい一夜になりました。
翌朝、沢登りのPTは今日が本番、早朝に出発していった。こちらは下山だけなのでゆったり朝飯を食べてコーヒーを飲んでから下山。下山もあっと言う間でこれならもう一度千畳ヶ原まで足を延ばしても良かったかも。

念願の万助小舎ですが噂通りの素晴らしい小屋でした。次回は山スキーで訪れてみたいものです。

コメント

denki398

manimaniさん、おはようございます。
千畳ヶ原の草紅葉素晴らしいですね。
オイラも九日はそこも廻るつもりでしたが、F1日本GPを見たかったので廻らずに下山しました。
女性二人のパーティー、九時過ぎに檜ノ沢から鳥の海の木道に上がってきました。
ずいぶん早い時間に上り詰めたと思ったら小屋から早朝出発したのですね。
水は相当冷たかったでしょう
次の日曜は千畳ヶ原、天気は悪そうですね・・・

manimani

denki398さん、こんばんは。
女性二人のPTは檜ノ沢遡行から新山まで行くと言っていたのですが無事に行けたのかどうなのか。
胸まで沢に浸かったけどそれほどでもなかった！と笑顔で言っていたけど、自分は遠慮したい(笑)
翌日は天気良かったみたいですね、ナイトハイクで朝日も見るのはとてもいい案ですね、参考にさせて貰います！

chee2005

憧れの万助小屋(*´ｪ`*)♪

苔むしたゴロゴロ岩のルート…以前そこでうっかり足を滑らせて肩から落ち、亜脱臼で悲鳴を上げたことがあります。いい年をして子供のように号泣しました。

それでもなんとか肩を戻し、千畳ヶ原を歩いて万助小屋に立ち寄った時は、絶対にいつか泊まりたい！と心に誓いました♪

朝日連峰は大混雑だった一方、良い小屋に泊まられましたね◎私もきっといつかー！

manimani

えぇ、あそこで脱臼ですか、良く滑りますものねあそこの岩…苔むした岩大嫌い！
号泣するちーさんは少しみてみたいか・・いやなんでもないです(笑)
あそこは冬が特に良さそうなロケーションでしたね。万助小屋はホントにオススメできます！