早池峰山（100名山）

2009年10月03日(土) [日帰り]

コースタイム

10:25小田越登山口→11:25〜35頂上→12:25小田越登山口

天候

曇り（上部は小雨＋強風）

コース状況／危険箇所等

低気圧は通過し、下界は薄日がさしてきていたが、まだ登山口に近づくと、どんよりとガスがかかっていた。こういう時は、最短距離で頂上ピストンをしようと、河原坊を越え、小田越まで車できた。小田越周辺は駐車禁止だが、峠を越えて少し道路を下ると、数台分の駐車スペースがあったので、そこに車を停めた（晴れてる日にはまず無理だろう）。この山は標高の割りに非常に森林限界が低く、10分強上るとすぐに森林限界を超えた岩とハイマツの世界になった。標高をあげるにつれ、風は強まり、途中で出会った二つのグループは5合目過ぎで引き返していた。僕は高速で登り、最後の岩場を抜けるとすぐに稜線となった。稜線上の方がかえって風が弱いようだった。頂上は信仰の山らしく剣などがたくさんあり、独特の雰囲気がある。また頂上の避難小屋には数名の登山客が昼食をとっていた。帰りは少し雨も降り出し、岩も滑りやすく危険ではあったが、距離は短い。慎重に下り、ほどなく樹林帯に戻った。コンパクトながら、アルペン的ムードと信仰の山らしい雰囲気は、非常に魅力的で、是非再訪したいと思わせる自分好みの山だった。

写真

冷たい霧雨の山頂、剣がたくさんあって、修験の山らしい

頂上直下のハシゴ場