60年ぶりの信州・太郎山


- GPS
- 04:04
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 610m
- 下り
- 606m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
太郎山への登山道は整備され危険はありません。 道中は樹林帯の連続で展望はありませんが、山頂は上田市街を中心に展望抜群です。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
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感想
昨日からの延長で今日は鹿教湯温泉をマイカーで出発し上田市に向い、その裏山の太郎山に登ります。 その山の名前を聞いても地元周辺の人以外はなじみのない山名だと思いますが私にとっては青春を過ごした懐かしい上田の街の裏山で忘れがたい山なのです。
上田市には過去3回再訪の機会はありましたが裏山の太郎山に登る時間的余裕はなく60年ぶりに登る期待は大きいです。
太郎山の山麓には現在、上信越自動車道が通っており、トンネル間の地上部に出た地点横から表登山道が始まります。駐車場はなく道路脇が広いので各車駐車しています。だが、トンネルを抜けて通過する車の騒音が実に激しく驚きです。
青春時代は当然ながら高速道もなく山合いの登山口は実に静かだったのにと、、、
山頂までは樹林帯が続き静かな道をひたすら登った記憶はありますが、今は道中、丁石標示が設けられており十丁丁石辺りまで高速道の騒音が伝わり閉口しました。
十四丁付近に石造鳥居があり、廿三丁には赤塗り鳥居が現在設置されていますが、当時はあったのかなかったのか記憶が定かでありません。
間もなく太郎山神社に着き、一挙に少し下がって登り返すと山頂 1165m到着で大感激です。1hr40minで登れました。青春時代はもっと早かったと思うのですが記憶は消えています。
南方向の視界が開け大展望に変貌です。眼下に上田市、その中心を千曲川が流れ、その向こうは塩田平です。。
その周囲には小牧山、独鈷山、女神山、夫神山など地元の懐かしい山々が連なります。しばらく眺めていると青春時代の記憶と重なり感慨に耽ります。
小牧山の一画にあった須川湖で冬には下駄スケートをしたこと、塩田平の秋には稲刈りの藁を燃やす白煙が幾筋も上がっていたこと、今日も一筋上がっていました。
その内、地元の人が登ってきて最近の発展ぶりも聞くことができました。山からの街の眺めも随分変わったなぁとの印象ですが細部までは確認できません。望遠鏡を持ってこなかったのが悔やまれました。
その遠方の八ヶ岳や美ヶ原方面は雲が湧き、残念ながら見れなかったですが十分満足でき来た甲斐があったと悦に入ってました。山頂より少し下がった社務所前でも十分休憩をとっていると登山者が次々と登ってきます。60年ぶりの登山ですと話したかったですがグッとこらえてました。
下山時には余韻に浸りながら紅葉を楽しむ余裕も出来、登山口に下山しました。
下山後、街に向かいます。麓のリンゴ園には囲いもなくシーズンを迎えた秋映えリンゴetcがたわわに実っているのを眼にし、町中も散策出来ました。
学舎の旧い木造講堂はそのまま、樹木はすっかり大きくなり公園のように変貌してましたが校舎はすべて建て替えられ、学科も時代に合わせすっかり内容が変わっていました。
街はずれの下宿先も尋ねてみましたが、町並みは跡形もなく変わり、丸で浦島太郎の心境でした。
帰宅はマイカーで約5時間かかり疲れましたが、有意義な2日間を満喫出来ました。
ついつい長文になりました。 お許しください。
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