記録ID: 4814025
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講習/トレーニング
日光・那須・筑波
栃木岳連雪山講習会
2012年03月11日(日) [日帰り]

過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
栃木岳連の雪山講習会に参加した。 当日の天気予報では、あまりいい予報ではなかったが、朝一は晴れた。登りでは、結構汗をかいた。後にガスが出て、雪が降り、アラレになるなど、冬山の気候の変化も体験できて良かったと思う。 メインは、滑落停止とアイゼン歩行だと思っていたが、ツボ足による歩行訓練から始まった。ちょっと意外ではあったが、ツボ足で歩くことは、基本なので、これはこれで勉強にはなったと思う。以下に当日の訓練と参考になった点を挙げておく。 ●歩行訓練 まずは、雪に慣れることが大事。 下りはかかとから。 登りは、ひざを支点につま先を蹴り入れ、一発で決める。 雪が深い場合、ひざで押して、登る。 前を見る。下を見ると、安定しなくなる。また、猫背になってしまう。 ●滑落停止 一般的な滑落停止。 雪用のウェアは滑らない。カッパだと滑るので、練習には最適(笑) ●肩がらみによる制動 8mm×10mのザイルを使用し、制動を行う。 下降器を使わない制動が参考になった。徐々に制動をかける動作が難しい。 ●ワカンによる歩行 ●プローブ(ゾンデ) 雪に差して、感触を確かめるのみ。積雪は、2m程度であった。 ●ブロックの作成 雪のブロックをちょっとだけ作って、後は、雪洞(イグルー)の説明。 雪洞作りの手順の中には、「ローソクを立てる。」というのが手順に入っているが、ローソクは、やはり重要らしい(笑) 理由は、ローソクだけでも結構暖かくなる、火を見ると安心する、ということであった。 ●12本爪アイゼン歩行 適当な場所がないので、歩行訓練は割愛。除雪車に削られた雪の壁を利用し、クライミング練習をした。 前爪をさしたら、踵を下げると安定する。 やはり、せまい場所で足を通そうとすると、スパッツにひっかける。 ●講師Sさんのお話 白根山で12本爪アイゼンを装備しながら、滑落した人がいた。同じ日、講師Sさんは、アイゼンなしで登っていたとのこと。 10本爪だろうが、12本爪だろうが、関係ない。昔に比べれば、今の道具はいい。まずは、基本的な技術がしっかりしていることが重要。 モンベルカジタックスのアイゼンは、軽くて十分使える。雪が底につかないという意味では、グリベルが一番いい。 黒羽山の会の方がいたので、12月に花瓶山でシモバシラを見た話をしたが、その方も知らないようであった。管理している方が知らないのだから、よほど幸運だったのだろう。 |
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ただ、最近では、金額が上がってしまったのが、気になります。
茨城岳連の方もいいです。
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