南八甲田 雨の櫛ヶ峯
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2003年09月の天気図 |
---|
感想
日中は降水確率10%の予報に期待して今日こそは山頂からの展望をほしいままにしようと出かける。車が山間部に入るとガスがフロンとガラスに細かい雨粒を付け出す。傘松峠を越えると道路も濡れている。雨にさえならなければ決行と車を進める。駐車場には県外ナンバーが二台。身支度して予定時間に出発できた。櫛は初めての妹に早立ちを進言しておいたので暗いうちの青森の出発だったが、きちんと時間道理に集合場所に来てくれたのが予定時出発になった。
登山道に入るが足跡は無い。昨夜雨が降ったようだ。きれいに足跡が消えている。ゆっくりだが順調に距離を伸ばす。笹についているあめで露払いの私は下上ともに濡れてしまう。はじめから雨具をつければよかったのに。途中から雨具の下をはく。矢櫃萢では周囲がきれいに紅葉していたのでスナップを撮る。背後の山はガスの中だ。矢櫃橋を越えたところで四人パーテイに会う。頑丈な男性をリーダーにあとの三人は60台の女性だ。昨夜泊まったとのこと。櫛ヶ峰からの展望と紅葉が素晴らしかったと話していた。松次郎清水で男性に追い越される。一の沢ではガスのかかった紅葉を観賞する。地獄峠を越えると下りになるので歩きも早くなる。黄瀬沼分岐、駒ヶ峰登山口と来て登山道の状態から押して昨夜の雨の量は猿倉側より幾分少なかったようだ。黄瀬萢手前で妹がつまずいてひざを石にぶつけてしまう。瞬間はしばし痛みをこらえていたがすぐスプレーで冷やすと普通に歩けると言うので先へ進む。二週間前の黄瀬萢の木道からは初めての道だ。鎖場を過ぎ笹薮の道をぬかるみに気を遣いながら登って行く。先日枯れ木や風倒木を利用してぬかるみに足置き場を作ったので幾分楽に歩けるところもあったが、まだまだ足りない。斜上する木道から尾根道へそして櫛ヶ峰山頂。西側のトイレ場へ下る辺りで風を避けて小休止し、コンビニおにぎりを食べる。それにしても山頂で用足ししなくてもいいんじゃないの。これでは天下の眺望も台無しですよ。矢張り携帯トイレの使用を普及させなければと思う。5時間20分で登頂。下山にも4時間はかかるだろうから長居は出来ない。証拠写真を撮って体の冷える前に下山する。
櫛ヶ峰登山口でこれから登る二人に会う。一寸遅いのでは。駒ヶ峰登山口では4人に会う。駒、猿倉岳経由で下山するらしい。雨で道が滑りやすいので大丈夫だろうか。黄瀬沼分岐であすなろスキークラブの3人パーテイに会う。乗鞍岳、黄瀬沼経由できたとのこと。雨に降られてびしょぬれとのこと。紅葉の写真を撮りに来たらしい。彼等と前後して猿倉温泉に無事到着する。帰りはまずまずのタイムだった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する