南八甲田 猿倉温泉周辺

コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2005年02月の天気図 |
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感想
2/11 吹雪の田代平をノロノロ運転でやっと通過して谷地温泉ゲートに着く。小さんの車を先頭にして片側に駐車して脱出に備える。小さんが深雪の国道をラッセルして行く。腿までのラッセルだ。重荷を背負ってのラッセルは、体力の消耗が激しいので、空身になってのラッセルに変える。思いザックを投げ捨てると、上半身が楽になると共に、足がよく上がり、ラッセルがスムースにゆく。歩く距離は2倍になるが、トレースを辿るので体力的にウーンと楽に進むことが出来る。二人で交互に続ける。道路標識にも手が届くまで雪が積もっている。猿倉温泉の東屋は雪饅頭と化していた。着いた時にはもう12時を回っていた。スキーで踏み、スノーシューで踏み最後につぼ足で踏んでテント場を造る。テントを張って中に入り昼食とする。雪は盛んに降り続いている。三方を山に囲まれているので、風は当たらないのがいい。沢の上部は表層雪崩の後があり、沢から離れた夏の駐車場にテントを据えた。あまりの深いラッセルに午後の行動を中止し、停滞。そのまま夕食を採り、シュラフに入り込む。夜半一度除雪に起きる。
2/12 萩さん等が来るので、トレースを付けに道路標識の先まで往復する。道路を来るのだからそこまで心配しなくてもよかったのだが、それより我々が下山するためにとまで思ったほど雪が深かったのだった。猿倉岳か、乗鞍岳方面にトレースをつけたほうが良かったのにとも思ったが、そのトレースもすぐに消えてしまうのだから体力を温存していたほうがよいのに。昼近くに、小さんがまたトレースをつけながら迎えに行くという。なんと元気な人だ。彼らのテント場を踏み固めておこうとスキーを履いたところへ一行が到着した。疲れているところだがすぐにテント場つくりをして中でゆっくり昼食タイムとした。2時半頃空身で、乗鞍岳コースを70番付近まで往復する。少しでも山の中を歩いてもらいたかったので。スキー指導標が足元近くに見えているのもあり、今年の雪の深さが分かる。夕方2〜3人用のテントに7人が入って暫し懇談。今晩は新雪がさほどでなく、除雪作業なし。
2/13 7時半頃早くも前さんらが到着して、びっくり。8時に彼らは、猿倉岳に向かう。(1250m付近で撤退したとのこと。行動を共に出来なくてすみませんでした。)我々はテントを撤収して下山とする。風の当たるところはトレースが消えている。
* 食料、コッフェル、酒類は、軽量化を図ること。新しい装備は試しておくこと。ペグを準備すること。体験したことを、自分たちで安全地帯まで入山しての、雪上テント生活、スキー操作(ラッセル、キックターン、滑降)を練習しておきたい。
今回は、ほとんど練習が出来なくて申し訳ありませんでした。
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