赤線つなぎ（富士山一周ウルトラウォーキングリタイアするの巻）

2022年10月28日(金) 〜 2022年10月29日(土)

• GPS: 22:12
• 距離: 100km
• 登り: 1,447m
• 下り: 1,302m

コースタイム

1日目

• 山行: 16:32
• 休憩: 0:02
• 合計: 16:34

7:20 富士山本宮浅間大社
7:22 7:22 富士宮やきそば学会アンテナショップ
7:33 7:33 冨知神社
9:44 9:44 白糸の滝BS
10:59 10:59 田貫湖畔駐車場
11:41 11:41 陣馬の滝入口バス停
12:33 12:34 朝霧グリーンパーク入口BS
13:13 13:13 道の駅朝霧高原
13:34 13:34 根原バス停
13:44 13:44 割石峠 東海自然歩道
14:36 14:36 本栖入口バス停
14:49 14:49 城山登山口
15:09 15:09 精進湖入口バス停
15:20 15:20 精進口登山口
15:24 15:24 赤池
16:29 16:29 氷穴バス停
16:42 16:42 紅葉台入口バス停
17:42 17:42 一本木バス停
18:38 18:38 富士吉田口 河口湖IC
21:12 21:13 山中浅間神社
22:12 22:12 山中湖・旭日丘
22:40 22:40 篭坂峠バス停
23:44 23:44 紅富台入口
23:54 道の駅すばしり

2日目

• 山行: 5:23
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:23

0:10 道の駅すばしり
0:25 0:25 須走車庫前バス停
0:42 0:42 滝ヶ原入口バス停
1:00 1:00 水土野バス停
5:33 岩波駅

【メモ】

・125km歩き続けるためには
　能力と、経験と、綿密な準備、
　これらが大事なのは言うまでもないが、
　一番大事なのは日常的に
　歩いたり走ったりしているかが大きいと思う。

写真

4か月ぶりの富士山一周ウルトラウォーキングチャンレジ。前日のうちに富士入りしておき、睡眠時間もバッチリとって今回は万全の体制で臨みます。

道中の無事を祈って富士山本宮浅間大社でお参り。

それでは出発です。

なぬっ、そんなステキな日があるのかっ！

富士山はいつ見てもいいものですね。

前回も同じこと書きましたが、自分もはやくおうちへ帰ってゆっくりうんち、おしっこしたいです。

何か混じっちゃってるような。

お空へ飛んでくよ〜、パタパタパタ〜（早くも壊れ気味）

味わいあるイノシシのイラスト。

誰だオマエ（そっちのセリフ）

今回は徹底したマメ対策ということで、90分ごとにタオルで足の汗を拭いて靴下を履き替えます。靴は履き慣れたアディダスのランニングシューズ、靴下はタビオのレーシングラン5本指で足下ケアもバッチリ。

なんでそんなの落ちてんのよ。

ファミマ白糸の滝店。ここからしばらくの間コンビニがないので、必要な物はここで補給していったほうが良いです。ジュースの自販機はたくさんあるので心配不要。

雄大な天子山地。しばらく登っていないのでたまには登りたいな。

前回いくつか道間違いをやらかしましたが、写真の場所がそのひとつ。今回は直進せずしっかり左折。

しばらく木陰の静かな道を往く。

まだいたか、ニセまといっ！

少しずつ紅葉が始まっております。

田貫湖畔。けっこうサブイけど釣り人多し。

年齢に関係なく、やる気が出ない。それが、オッサン。

情報量多すぎ。

毛虫っぽいわさび。

富士宮は三角コーンも富士山仕様。

今日の象形文字その1。

国道139号線と合流しました。

国道と合流したところにちょうどファミマがあるので、ここで靴下チェンジを兼ねて食事休憩です。

長く休憩するとよけい疲れるので、靴下チェンジしてサッサと食事。

牛なので入ります。

ただいま〜。誰が牛じゃ。

前回のデータをジオグラフィカに登録してあるので、前回ここを通った時間やスタートからの時間が表示されて良い比較になる。しかし、前回より少しでも早く進もうという気持ちが湧いてしまい、データの利用法としては良くなかったと反省。

こんなとこ歩いてるよりパラグライダーでもやってたほうが楽しそうだな。

富士花鳥園は外壁を直したほうがいいと思うぞ。

ここに来るとソフトクリームを食べたくなるが、今日はおなかを壊しそうなので自粛する。

みんな大好き大室山。

今日の象形文字その2。

サブイ…。

狭い道路でトラックがギュンギュン走ってくるのでコワイったらありゃしない。

前回は気づかなかったまといリス。

本栖湖への入り口。正面には烏帽子岳。

しばらく日陰だったが、少し日の当たる場所になってポカポカ気持ちいい。

朝霧高原を過ぎて富士吉田市に入るまではひたすら寂しい道が続きます。

富岳風穴。前回ここでトイレ借りたけど男子トイレは水が出なかったけ。

さすがにもう直ってるだろうよ。

水は出るものの、すげぇ激細（汗）

昼間は雲に隠れていましたが、夕方になってふたたびキレイな富士山が見られました。山梨県側はかなり雪がついておりますね。

だいぶ日が暮れてきました。

コワっ！

ホテルを見ると歩くのやめて泊まりたくなる。

富士急ハイランドで永遠に遊んでいたい。

鳴沢村に入ってからずっと平坦な道路なので歩くのはラクチン。

前回と同じ松屋で夕食タイム。

アホみたいに食う。

山中湖村に入ると何もない舗装路が延々と続き、相当さびしくなります。

そういえば、前回ここで誰か寝てる奴いたっけな。

山中湖畔に到着。

このあたりから冷え込みが激しくなってきた。キツイな。

籠坂峠前にちょっと補給。

ここらでメガシャキをブチ込んでおく。

籠坂峠までの登りは距離も傾斜もそれほどキツくないです。ただひたすらサブイです。

籠坂峠を通過。

ここからインターバル速歩に切り替えることで身体があったまってだいぶラクになった。

クマの顔が切ない。

順調に道の駅すばしりに到着。ちょうど日付が変わったところだが、前回よりかなり順調でいい感じであります。

靴下チェンジを兼ねて下着を変えてこざっぱりする。

道の駅すばしりからしばらく御殿場バイパスと並走するのでこんな雰囲気の道路が続きます。

御殿場市内に突入。

24時間営業のマックスバリュ御殿場原里店で休憩。

アホみたいに食う。

ここまでマメは皆無、痛いところもほとんどなく快調そのもの。これなら無事ゴールできそうだな…と思っていたが、思わぬところで落とし穴にハマってしまう。

ここまで何ともなかったのに、マックスバリュを過ぎたあたりから急に左股関節から脚の側面にかけて攣るような痛みが走りだした。もともと過去にヘルニアをやったことがあり、腰から脚にかけてちょいちょい痛むのだが、今回それが出てしまった。

気温はグッと冷え込み足の痛みは増すばかり。休んだり、足をマッサージしたり、騙し騙しで7キロ先のファミマ裾野須山店まで歩いてきたが、この痛みを抱えたままでの十里木高原越えはもはやムリだと判断する。無念。

午前4時、近隣のタクシー会社はどこもやっていない。目の前の国道にバスは通っているが、始発までだいぶ時間がある。この冷え込む中ジッと待っていることもできず、身動きが取れなくなってしまった。

現状でのベストな選択は8キロ先のJR岩波駅まで歩くことだと判断、ファミマの店内に居座っていつまでも甘えているわけにも行かないので、かなりキツイがあと8キロ歩くことにした。

始発電車を逃すと次の電車までかなり待たなくてはならないため、時計とにらめっこしながら痛みをこらえて進む。

てことで、何とか始発電車に間に合って良かった良かった。そんなわけで今回はリタイアですよ。

感想

bk138

富士山一周ウルトラウォーキング
今回で2回目のチャレンジとなる。

前回は4か月前の7月頭、
初めてのチャレンジで40度超えの猛暑と
足裏の強烈なマメに悩まされながらも
32時間で何とか完歩できた。


しかし、
とても不満だった。

完歩はしたというものの、
いかんせん内容が良くなかった。


あんなキツイ思いをして
ゴールしても達成感より
疲労感のほうが勝ってしまう。

自分の中ではもっと
「ヤッター！ゴーーーール！」
って感じに華々しく終わりたいのだ。


なので、2回目のチャレンジだ。


徹底したマメ対策、
そして早めの出発。


しかし、それだけだった。


「少しでも早くゴールしよう」
なんて色気を出して
「マメさえ防げばあとは何とかなる」
なんて甘い考えで臨んだ結果、
リタイアという形で終わってしまった。

痛みをこらえて長時間歩くという行為は
本当に厳しいと前回も今回も痛感させられた。


しかし、不思議と前回のような
終わったあとの不満は感じなかった。

それは、新しい課題が見つかったこと、
そして内容は決して悪くなかったこと、
リタイアしたクセにこんなことを言うのは何だが、
じつはけっこう満足している。

そして、このチャレンジは
まだ終わってはいない。


もう少し時間がかかってもいい、
とにかく「満足できる形でゴール」したい、
ただそれだけである。


今日からそのための準備に入る。


そして、次回はより良い形で
ゴールできるように精進したい。


準備っつても図書館行って
ウォーキングの本を借りただけだよ。


ハッハッハ。





おわり