南八甲田 乗鞍岳
コースタイム
2/26 テント場9:10―谷地ゲート9:40
過去天気図(気象庁) | 2006年02月の天気図 |
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写真
感想
2/25 雲谷ゲートを7時30分前の開門と同時に出発、谷地ゲートヘ向う。新雪が数センチあり凍結の道に注意しながら車を進める。ゲートの向こうには早くも除雪用のブルが雪上に鎮座している。でもまだ除雪が行なわれていないので、スキー登山には間に合った。出発準備していると前さんが到着。ツエルトをお願いして、一足先に出発。天気は快晴。風もなく穏やかで、キャタピラの跡に積もった新雪5センチほどにスキーを滑らせる。猿倉温泉入り口で、追い付かれる。後ろから独りが我々を追いかけてくるとの事。
入り口から100mほどの左側をテント場と決め、テントを設営していると、現れたのは、澤さんであった。日帰りで参加してくれるとの事。温泉の建物は、地熱を利用して、屋根の雪を下ろす試験をしていると新聞に出ていたが、なんと、なんと、雪が一度に落ちたためだろう、隣の壁がぶち破られ更にその時の爆風で前の窓が吹っ飛んでいた。大学教授の構想も大した事ないものだ、積もり次第落ちるように出来なかったものか。自然のエネルギーは人知で計ることは出来ないことを再認識させられた。
スキー指導標を辿りながら進んで、80番で小休止。澤さんが、新しい靴を履いてきたので豆が出てしまったと手当てをする。71番から急坂を上ると、高田大岳がすっくと立ちはだかるように背後に現れる。前方には、遠く少し霞んでいるかのように乗鞍岳の台形の山頂が見えてくる。矢櫃橋、一の沢と進み、ここで昼食を採る。澤さんが遅れて到着、我々は一足先に頂上ヘ向う。後から登ってきた前さんが、澤さんが下山するとの伝言を持ってきた。やっぱり足の具合が悪かったのか、残念。広い無立木帯を登ってから、東へ向かい山頂着。西側の展望所で櫛の大斜面に長い大きなクレバスが横に入っているのが遠望できた。スキーコースへ戻り、二人だけの大斜面の滑降を満喫する。言うことなし。
テント場で本日の好天に感謝しつつ、星空の下でテントの一夜を過ごす。
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