南八甲田 逆川岳

コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2004年01月の天気図 |
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写真
感想
今日の天気はどうにか持ちそうだが、明日は大荒れの模様。待ち合わせにまごづき、城ヶ倉大橋P出発が11時と大幅に遅くなってしまった。小さん済みません。
先発した戸さん、植さんのトレースだけが尾根筋に残っていた。外に4台の駐車あり。スノーシェルター付近から横岳にでも向かったパーテーのだろうか。
登り始めて小さんの動きがいつもと違う。今冬初めてのスキー山行だからだろうか。昼食を採る地点にテントを設営して大休止とする。重荷で向かっても、天候が下り坂では無理しても後が大変だ。正月でもあり早々に缶ビールを開ける。
13時頃戸さん、植さんが下山して来た。岩木山、白神連峰、南北八甲田連峰の展望が良かったとのこと。我々もそれを期待しての入山だったが、かなわずテントにくすぶっていたのだ。一緒に昼食をとった後、二人は下山。我々は酔い冷ましに逆川岳へ散歩に行く。ここまで天気が持ってくれるとはありがたい。アオモリトドマツの背後に、田茂萢岳、赤倉岳、井戸岳、大岳の山並みを展望して、白い夕日が雲に隠れたので早々にテントに戻る。これでどうにか山に登った気分を味わうことが出来た。夕食をとりながら長い夜を過ごす。次第に風、雪が吹雪に変わりだす。テント場は、一段低いので風が直接当たらないのだが、テントにはいつの間にか雪が積もり、ザザーと流れ落ちる音が頻繁になる。23時30分頃就寝。その後も除雪に交代で5回ほど外に出る。朝までにストックが見えなくなるくらいの新雪が積もっていた。
6時過ぎ、大雪警報が出る。7時30分起床し、朝食を採りテントを撤収する。この頃には強風も収まり、しかも寒さもさほどでなかったのでスムースに撤収できた。下山は、腿までのラッセルで滑るどころでない。距離も短かったこともあり、白魔にとらわれることなく、無事に駐車場に着く。ゲートが開いておらず困ったと思っていたら、係りの車が後から走ってきて開けてくれた。“どこから入ったのか”と聞かれた。小さんが“今、山から下がってきたばかり”と答えていた。小さん、戸さんには、遠いところ同行ありがとうございました。
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