南八甲田 旧県道縦走
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2006年10月の天気図 |
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感想
30日夕方7時に青森を発ち、猿倉温泉に1台車を置く。焼山を過ぎ惣部から102号線バイパスを経由して青橅に出て御鼻部山駐車場にテントを張り、仮眠をとる。
1日早朝起床、軽く朝食を済ませ御鼻部山口の入山地点まで車で移動し、雨具を付けて日の出近く入山する。タケノコ採りのルートにもかかわらず、ヤブが濃い。ぬかるみも無数にあり、うっかりすると泥沼にはまり込んでしまう。ヂネカ森をぐるり廻って善光寺平分岐までがササヤブと倒木とで、いやになるほど。全く難儀に思うところ。善光寺平分岐は、地図上では886mの地点となろう。小休止して出発、10分もしないで、ソデカ谷地に付く。ソデカの杉を見物に踏み跡を辿る。西側の湿原を突っ切って藪を漕いで行くと眼前に村の神社の杉の森みたいなのが現われる。これがソデカの杉である。旧県道にも一本10mほどの杉が立っているが、注意しないと見過ごす。この付近は道が冠水しているので、東側の湿原に踏み跡が出来てしまっている。この辺りから北側に南八甲田の山並みが見えてくるが、櫛ヶ峰など遥か彼方に見えて先の長いのにため息が出る。30分ほどで前谷地、小休憩して更に30分ほどで大谷地の南端に付いた。櫛ヶ峰、駒ヶ峰、乗鞍岳、赤倉岳を西から東に眼を回して眺めながら進む。湿原を分断して造られた道はところどころで又元の沢にもどっているところもあるので、道を失わないように注意。ダケカンバの樹林に入り込むと枯木沼が右に現われる。此処で昼食タイムを採る。昼食後1時間で田堰沢の音が聞こえてきてヘヤピンカーブに。旧県道の跡にはダケカンバの幼木が生えているので、道を外すことはない。側溝を歩いたり、車道を歩いたりして、東側に黄瀬川を飛び越えて黄瀬沼の水面が見えてくる。櫛ヶ峰、駒ヶ峰もグーんと近くなりもう少しで櫛ヶ峰登山口と思うと足にも力が入る。東に黄瀬萢が現われてきて間もなく櫛ヶ峰登山口に着く。登山者二人が降りて来た。此処からは今までのようなヤブこぎではない。サーテ此処から3時間で猿倉温泉まで着けるかな。松次郎清水でのどを潤し一気に猿倉温泉に向かう。猿倉岳の斜面も赤、黄に色付いてきた。どうやら、明るいうちに猿倉温泉に到着。着替えをして、車の回送に又、御鼻部山口ヘ向う。昨夜と同じく深いガスにのろのろ運転で。青森には19時過ぎ無事の帰着となった。
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