南八甲田 櫛ヶ峯

コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2005年05月の天気図 |
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写真
感想
雨と雨との間の貴重な一日。遠く下北からのメンバーとともに逆川岳〜横岳の山行に参加する。むつ山岳会の気さんとは、交流会以来である。交流会の翌日、大尽山に登山した時、途中から急斜面をやぶ漕ぎして直登し山頂に着いたのだが、昼食時に彼はワンカップを2〜3個空けていたのにびっくりした。少しも酔ったところもなく下山も普通にしっかりと歩行していたのには二度びっくりしたことを思い出す。
下界のガスも山にはなく晴れ渡っている。斜面の雪もまだシッカリあって、駐車場からスキーで登れた。逆川岳の手前で、荒川を隔てて酸ヶ湯、北八甲田の山並みを展望する。横沼から逆川に下ると雪解けの濁った水が流れているのが見える。二箇所ほどあった。真冬でも開いているそうだからむやみに沢へ下るのは危険だろう。横岳沢の分岐の滝を右岸から大きく高巻いて本流上流に出る。沢は雪がびっしりと付いているので沢の中を遡り櫛ヶ峰を目指す。右岸の1296mピークを見てから左岸に上がり横岳から櫛ヶ峰に続く尾根に取り付く。1320mで休憩する。気さんはミカンを食べると一気に元気復活。櫛の登りでは気さんにトップを奪われてしまう。朝早くむつ市を発ってきていながらこの元気。タフな人だ。
昼食中に、佐さんがスノーシューで登って来た。下山は、我々と城ヶ倉大橋ヘ向うことになる。エスコート役は、誰でしょう。奥さんに決まっていますね。我々は、二人を残して横岳から逆川岳を経由すべく一足先に北尾根を滑降して行く。
ガチャポチ尾根を下ってからシールを付け横岳を登る。背後に人の声が聞こえたので、彼等二人が後を追ってきているものと思っていた。ところが十和田方面から押し寄せてきたガスが山々を覆ってきていたので、二人の姿を確認できないままガスってきた横岳を後にする。ところが逆川岳で真新しいスノーシューとスキーのトレースと合流して、先を越されたことが分かり愕然とする。松さんが二人のだと叫んだ。まさかと思ったが間違いない。往路の逆川を下山したのか。ともあれ、佐さん始め全員2時間で無事下山となる。
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