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記録ID: 488735
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ハイキング
中国山地東部

声ケ乢(こえがたわ)~広戸仙~滝山~広戸仙~声ケ乢

2014年08月03日(日) [日帰り]
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Machapuchare その他1人
GPS
--:--
距離
11.3km
登り
1,196m
下り
1,196m

コースタイム

日帰り
山行
4:35
休憩
0:17
合計
4:52
8:58
27
9:25
12
第一展望所
9:37
9:41
29
第二展望所
10:10
8
第三展望所
10:18
10:22
25
10:47
48
あがけ峠(ふるさとコース分岐)
11:35
11:40
37
12:17
35
あがけ峠
12:52
12:56
7
13:03
22
第三展望所
13:25
7
第二展望所
13:32
18
第一展望所
13:50
声ケ乢
全長12km、歩行時間約5時間、24,200歩の中級者向けコース
天候
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口すぐ近くの声ケ乢(こえがたわ)に車が6・7台ほど駐車できるスペースがあります。奥に行くほどせまくなりますので、横(道路側)の車の位置に合わせて停めると、車が山の斜面を転がっていく可能性があります。
もう少し下がった休憩所には車が数十台置けます。
コース状況/
危険箇所等
コース上の大半の登山道は整備されており、歩きやすいですが、広戸仙北側斜面をトラバースする「ふるさとコース(第2展望所からあがけ峠まで)」は道が荒れていたり、クマが出やすいので複数で行動する必要があります。
その他周辺情報 地味な景観ですが、広戸仙の麓のほとんどの家屋の北側には防風林が植えられています。これは「広戸風(ひろとかぜ)」に備えたものです。広戸風とは日本三大局地風の一つで、鳥取県の千代川(せんだいがわ)沿いに風が吹き込み、そのV字谷で収束され、山を越えたときに吹き下ろす「おろし風」の一種です。2004年の台風では最大瞬間風速51.8m/sを記録しました。なお家屋に植えられている防風林は「戸背(こせ)」と呼ばれているそうです。
また、この辺り一帯は陸上自衛隊日本原演習場になっており、山行中に、猟師の銃弾ならぬ戦車の実弾の音が突然聞こえたりすることがありますので、刺激的です。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 スパッツ 防水帽子 ザック ザックカバー 地形図 コンパス 筆記用具 携帯(スマホ) 防水時計 タオル 保温用水筒 非常食(栄養補助食品) 着替え
備考 一日中ガス(霧)が発生していたので、メガネが湿気で時々見えにくくなることがありました。メガネの曇り止めコーティングをしておくべきでした。

感想

なだらかな陵線が多い岡山県の山の中では珍しく起伏に富んだコースです。
天気予報で雨であることは確認していましたが、敢えて雨の中での山行を実施しました。
最近めったに使うことがなくなった雨具や防水用帽子、スパッツ、ザックカバーなどの機能を確かめたり、雨だけでなく風が強い広戸仙山域の陵線上をどのぐらいのペースで歩けるのかなど、いろいろと試したいこともありました。
登山口(声ケ乢)から広戸仙まで、広戸仙から滝山までそれぞれ3kmありますので、往復すると全部で12kmのコースとなります。
声ケ乢から広戸仙の往復は高度差590m程度ですが、最初と最後がなだらかなこともあり、意外とスムーズに進みます。
ところが、広戸仙から滝山までの往復は220m高度を落として、300m高度を上げて、さらにその逆を繰り返さなければなりません。これがけっこうハードです。この往復の前後に広戸仙の登りと下りがあるので尚更足にこたえます。
また、雨で地盤が緩む箇所もいくつかあり、鹿などの動物がけっこう滑った跡が随所に見られるほど、注意が必要となります。
雨だと景色が見えませんが、この山域に住む動物たちが人間がいないことを幸いに、けっこう登山道近くで活動しているようです。現に登山口近くの登山道の真ん中で鹿の親子に出会いました。向こうはまさかまさかの人間との遭遇でびっくりしてこちらを見ていましたが、慌てた子鹿が母親と逆サイドに逃げ、再び我々の前に現れるなど、その健気な動作に心が洗われました。
雨具は透湿性防水素材ですので、最初は非常に機能を果たしていましたが、暑い時期の1000m級の山では、そもそも汗が大量に出るので、結局中はびしょびしょになりました(*_*)

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