北八甲田迷岱
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2005年02月の天気図 |
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感想
昨日よりはいくらなんでもよくなるのではと、天気にかけて集合場所に向かう。前夜、むつの仲間3人が来る予定だったが用事が出来キャンセルとなり、当てにしたラッセル要員がなくなってしまった。
今日も雪が降り続いている。酸ヶ湯温泉の上の駐車場に止めて、身ごしらえしてゲートから入山。2〜3日前から除雪のため、ブルが入ったあとがあり、ゲートにはどっかりとブルが居座っていた。木の枝が、道路のラインに立てられている。ラッセルの浅いところを選んで進むのだが、視界も悪く見当がつかない。
ザックを背負っては疲れる一方なので、途中からザックを下ろして交互にラッセルをする。日帰り山行でザックを下ろしてラッセルしたことは初めてだ。腿までのラッセルで、風で押さえつけられた雪のラッセルは、スキーが全く雪面に上がらず、二度三度雪を崩してからでないとスキーを前に進めない。前さんはやっとラッセルのこつが分かってきたところだと、盛んにラッセルに奮闘する。私はそれどころでない。水道敷き入り口まで2時間を要した。ここから、赤水出合に向けて迷岱の雪原をラッセルだ。
樹氷の陰で小休止してから、前さんのラッセルの後をフラッグを挿しながら進む。平原であるが、ところどころ吹き溜まりがあり、腿を越えるところもありラッセルは容易でなかったと思います。やっと荒川の斜面に着き、樹林の影にツエルトを張って昼食としました。寒くてコンロを2台つけて暖を取ったら快適でした。おかげで、ビールものどを通りました。今日はここまでとして、下山にしました。もちろんラッセルマンと化した前さんに先頭をお願いし、フラッグを回収しながら後に続きました。振り返ると、バッカイ沢の白い尾根が時々見えたりもしました。
R103号に出てからは、往路のトレースをスキーの下で探りながら進みました。雪の下に隠れた踏み固められたトレースを見つけるには、スキーを少し斜めに出して、足の裏で固いところを感じ取り探します。トレースを外れるとまた深いラッセルとなるので、上手にトレースを辿れれば、楽にラッセルして進むことが出来るのです。駐車場の車には、20cmの新しい雪が積もっていました。今日もまた吹雪の1日でした。
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