記録ID: 4961315
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ハイキング
甲信越
長野県 若穂町 霜台城跡(保科要害) 若穂太郎山 付 霞城の事
2022年11月26日(土) [日帰り]


- GPS
- 16:00
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 766m
- 下り
- 805m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:30
7:10
90分
保科川しんすい公園
10:40
50分
保科川しんすい公園
11:30
12:50
20分
大室山古墳館
13:10
30分
霞城
13:40
大室山古墳館
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状態は良好。害獣除け電気柵では確実・安全な開閉を心がけましょう。尾根の広いところではピンクテープの目印を追いましょう。 乾いた落ち葉で滑るので、油断禁物です。 |
写真
日当たりの良い斜面に古墳群がある。山頂の古墳は合掌型石室となっていたそうで、大室古墳群と共通の形式。文化圏として無関係ではないはずです。ウロつかなければ気が付きませんでした。
珍しい物を見せてもらいました。岩がちな地形を堀切にしています。焚き火で脆くしてから岩を砕いたのでしょうか、それとも城内で使う石材を切り出して、この形になったのか。
奈良県の高取城では、石垣で固めた堀切を見たことがありますが、これは山城らしい風情。
奈良県の高取城では、石垣で固めた堀切を見たことがありますが、これは山城らしい風情。
弾正岩からけっこう降りたところに、またもや堀切を発見。削平地の背後の守りを固めている。本城域とは距離が離れすぎている。もしかして、岩と連絡を取り、狼煙台として機能していた郭なのだろうか。
石垣の利点は、城の敷地を土塁より明確な直線で構成出来て、敷地の面積を有効に使えること。北信濃の小さな城に見られる石垣は、重量の大きな構造物を乗せるための石垣とは少し趣が違う様です。
装備
個人装備 |
地下足袋
|
---|---|
共同装備 |
エンジン
|
備考 | 狼煙 |
感想
仕事以外の山歩きが久しぶり、保科要害と霞城まで見分できて本懐の一日でした。印刷して持参した地形図を、登りのヤブで失くしてしまいましたが、見える範囲の山を足任せに辿るのも面白いです。
地方色豊かな信州の城、所変われば品変わるとはよく言ったもので、関東者には興味をそそられる縄張りでした。現地の山で調達した石材の使用、付近の古墳の共通点、などなど見どころ満載の一日を遊ばせてもらいました。
今回の出勢、狼煙をあげるのが遅すぎ、信濃の国衆にはたいへん失礼いたしました。次回は気を付けます。
ハイキングコースのお手入れと御普請、地元の衆には重ねて御礼申し上げます。
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弾正岩からの下界の里と周囲の山々の眺めは素晴らしいです。
川の左岸に公民館の様な建物があり、そちらに停めさせていただき、
川を渡渉して(飛び石あり)登山口に行きました。
こちらの城主は山城整備は熱心にしつつも
肝心の山は計画倒れ、かつ、こたつに籠城していることが多い故、
次回襲来の際は早めの狼煙を。
保科要害は微妙に隣町なので熟知しているとは言えないかも知れませんが、霞城は地元国衆の名代が可能な地。
霞城最大の見どころは実は虎口&真の本懐を遂げるには地元の衆のノーガキが必須に御座いまして候。
次回の狼煙を心よりお待ち申してござ候。
どんな山にも先達あらまほしきことなり でした。霞城の虎口、見落としています
たぶんお次は村上要害へ馬を立てることが有りそうで無さそうで御座候。
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