梵字飯場跡から女峰山を目指すも撤退 雪山でした
- GPS
- 09:36
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,185m
- 下り
- 1,168m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 9:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
梵字飯場跡に10台くらいは余裕で駐められます。トイレ、水場はありません。当日は、おそらく私が最後で合計4台でした。アクセスは舗装道路ですが離合が限定されます。平日は工事車両も多く入っているようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○梵字飯場跡〜志津乗越〜林道下降点 ずっと林道です。志津乗越までは舗装されていますが、その先は未舗装です。志津乗越の先にゲートがあって車は進入できません。週末は工事がないようです。また2022年は11月末で工事終了の掲示がありました。 神社敷地内のため林道周辺は駐車禁止です。よって、車は梵字飯場跡に駐車するしかありません。タクシーなら志津乗越までは入ってくれるのでしょうかね? 危険はありませんが、長いロードです。 ○荒沢出合〜唐沢避難小屋 堰堤の多いガレ沢の右岸をずっと登り、最後にガレ沢を渡渉して一気に高度を上げます。最終堰堤より上には積雪がありました。渡渉以後は、チェンスパがないと相当危ない状況でした。雪山装備をすべきです。 |
その他周辺情報 | ○コンビニ 中禅寺湖周辺には深夜早朝営業しているコンビニはありません。日光宇都宮道路を清滝ICで降りた先にローソン、ファミマがあります。なお現在「日光IC〜清滝IC」は通行止めです。 ○トイレ 最終は、三本松になると思います。駐車場も広くて綺麗です。 ○日帰り温泉 帰路が東北道なら、いろは坂を降りた先にある「日光和の代温泉 やしおの湯」。今回は初めてこちらを利用。市民以外は700円です。駐車場が満車でも浴室は比較的すいていました。露天風呂、休憩施設、食事処もあります。 https://www.yashionoyu.com/ なお、帰路が関越道なら、丸沼高原の先の「白根温泉(もしかして営業していないかも)」か「ほっこりの湯」が定番です。「わたすげの湯」は廃業です。「花咲の湯」が一番好きなのですが、ちょっと遠回りです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
水筒
火器
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
女峰山は遠く、そして雪山でした。
梵字飯場後の駐車場に6時過ぎに到着すると気温は2度。車の凍結注意ランプが点灯していました。身支度をしていると、朝飯を食べ忘れたことに気が付きましたがそのまま出発とします。
この先の林道は長いです。ダラダラと高度を上げます。今回は自転車で突破します。40分で志津峠に到着しました。途中で歩きのソロの方を抜かさせて頂きました。
この先、富士見峠への志津林道は未舗装になり、下り基調となります。すぐに二重のゲートとなり、さらに下ると野州原林道が合流し、そこから富士見峠へ向けて登りとなります。自転車はテコ棒河原の橋にデポして馬立へ歩き出します。林道なので快適に歩きますが、段々と見えてくる女峰山は白い斜面が目立ちます。
馬立(林道分岐)から登山道となります。標高差80mの急坂を下ると荒沢を渡渉します。ペンキの案内に従って右岸に渡ると、日光方面からのトレールとの分岐となります。集落か作業場があったような雰囲気がある場所です。
そこから女峰山の肩の部分にあたる避難小屋までほぼ一直線で高度を上げます。途中で霧降高原から入って前夜に避難小屋に泊まった男性ペアとスライド。山頂付近はラッセルだったと聞きました。今回、チェンスパしか持ってこなかったためこの時点で撤退も考えましたが、避難小屋までは行くことにします。沢の右岸を登るのですが大型の堰堤が多数ありました。その先、標高1900mくらいから積雪が目立つようになったのでチェンスパを装着。標高1950m位から登りが急になります。夏靴なので足裏が冷たく感じます。
標高2100m付近でガレ沢を渡渉して左岸の小さな沢スジにルートが変更されます。すぐに水場と思われる塩ビ管がありました。水流はありました。ここから急登をシャリバテの体でへーへー言いながら登ります。下山者がつけたトレースがなかったら、「もー、やーめた」になったかもと思います。この区間、踏み抜きとカリカリ雪面が交互に現れ、極めて歩き難かったです。トレッキングポールもスノーバケットに切り替えていなかっため、ズボズボ潜ってしまいました。登り終えると、いきなり唐沢避難小屋に到着となりました。
女峰山は山頂直下が夏道でも一番危険と聞いていたので、チェンスパでは無理と判断して、綺麗な小屋で昼食と昼寝の大休憩としました。極めて綺麗で規模の大きな避難小屋でした。
下山は往路を戻りますが、雪がくさって踏み抜きが多発、歩き難さ倍増でした。途中、男体山の存在感が見えるところで休憩を取りながらゆっくりと下山しました。
帰路の林道ですが、志津峠までの登り返しは電アシの電池がほぼ無くなってしまい半分位は手押しで登りました。志津峠からの舗装道路のダウンヒルは超快適!。しかしカラ松の落ち葉はタイヤが滑るので気を遣います。途中で女性ペアを抜き、志津峠から20分位で駐車場へ到着しました。林道の多くを自転車で走りましたが、このルートは林道の距離も結構ありますので、余り人気がないのかもしれません。
帰路、三本松の駐車場に立ち寄り、夕日に染まった男体山の存在感を存分に存分に味わいました。その後、いろは坂を下って「やしおの湯」へ直行。温泉に入ると体の芯が冷えてることを実感します。雪山シーズン到来です!
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