長野城址−ウインドパーク笠取高良城ルート−青山高原
nack0251
| 天候 | 晴れのち激雷雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
台風11号の爪痕はいたるところに。歩行・走行の分には行ける。 |
写真
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装備
| 備考 | 炭酸飲料分も含め1000円くらいは持っていくべきだった。 |
|---|
感想
50km（7時間17分）超LSD〜桂畑川沿い松尾林道−瀬戸林道（長野城址経由）−高良城林道−ウインドパーク笠取高良城ルート−瀬戸林道−高良城林道−R163−東海自然歩道（槙野林道、林道風呂谷線）−青山高原−県道青山高原公園線
ガーミンデータ
http://connect.garmin.com/modern/activity/571439654
晴れのち激雷雨 二代目ZSL
平均ペース: 8:45 min/km
高度上昇量: 1,891 m
カロリー: 2,224 C
丹後100�卅虻埜紊猟�LSD。目標は余裕を持って7時間を��7分台で走る。
前日の天気予報では雨になるということだったが、未明に降雨はあったようだが、青空が広がる。
4時台起床。朝ごはん、準備を終えて5時台車で自宅発。グリーンロードを南進していたが、国道163の交差点のすぐ手前に3頭ほどの子供と思われる動物の死体が転がる。たぶん子ザルか？ほとんど原形を保ったまま転がっていた。夜中群れで横断しようとして逃げ遅れたのだろう。轢いた人もびっくりしただろう。
スタート地点は国道163号線津市美里町長野から県道青山高原公園線出合うところにある通行止め手前。
6時半ごろスタート。ランニング用リュックには倍に薄めたアクエリ2ℓ。和菓子5つ。あとは小銭とか。和菓子の摂取はいつもどおり20�劼�ら10�劼瓦函�水分摂取はスタート後から20分ごと。国道163号線まで出たら自販機で水分を補給するつもり。
最初桂畑川まで車で上がってきた道を戻る感じで下るが荷物が重い。体調はまあまあ。橋を渡ってすぐ左折して左岸沿いの松尾林道を西に詰める。途中で瀬戸林道に出合いさらに西進。桂川集落の西端に通行止めとの看板があるが無視して進む。復旧工事の痕跡はあったがそんなに道は荒れていない。スタート地点から5�劼曚豹覆爐筏貭耕郛襪忙蠅觜盒好�野線が分岐していて時間的余裕がありそうだったのでそちらに進む。最初は舗装道路も次第に荒れてきて未舗装に。ちょっと車で城跡までは無理か？
分岐から2�劼曚錨个襪半誑�着。南東方面への好展望。すぐに戻って瀬戸線に出合い高良城林道出合までの次第に急こう配になる林道を詰める。この辺りから疲れを意識。まだ走り始めて2時間くらい。高良城林道出合からは国道163号線方面に道を北側に下る。
途中急こう配も終わり緩やかになったあたりに「ウインドパーク笠取高良城ルート」分岐があり、高良城という城跡でもあるのかと早合点し、激坂を詰める。前から気になっていた道。しかし、名前から分かるようにこれは高原一帯に林立する発電用風車を巡る林道のことで尾根を削っていくつも並ぶ各風車を迷路のように巡る道。
最初は「この林道はどこにもつながっておらず適当にどこかの行き止まりをUターンすればいいか。」と思っていくつもの分岐を適当に選んで走る。この時点ですでに直射日光にあえいでほとんどバテ状態。最近LSDや距離走ですぐにばててしまうのは7月から摂取カロリーを制限し始めたからか？たぶん計算し始めるまでは一日3000kc前後摂取していたと思うが、最近は2000kc前半に抑えているのでパワーが出ないのかも？
とある風車の下を笠取山を南西に挟んで東から西に下って行く林道が見えた。北東方向側にもずっと林道が延びているのが見晴らせたのでどちらかを行こうと考えるが、いずれにしてもどうせまた走りに来るのなら先にこちらを下ってみようと南西方面への道を取る。最初は未舗装ながらも走りやすかったが、どんどん道が荒れてきて人でないと進めない具合。どこにつながっているのかとガーミンの軌跡を見ながら走るがよくわからない。
道が荒れていたというのもあるがバテバテで全然ペースは上がらない。この巡回ルートを走っている時が一番苦しかった。この時点でまだ走った時間は3時間台。残り4時間弱で163号線から青山高原頂上まで登って車まで戻るのは到底無理かと絶望的な気持ちに。このまま瀬戸林道に出て戻ろうかとも思った。
しかし、前述したとおり高良城林道から風車までの道は整備されていたが、風車からの下りは荒れ放題で二度と走る気はしない。それはともかくどこに出るのかと思って下っていたら、突然舗装道路が見えてきて瀬戸林道に出合う。高良城林道出合まで残り640mの地点。再び高良城林道出合まで登り、出合を北側に降りる。
ゆっくり下って行くうちにやや体力が回復してきた感じ。国道163号線のすぐ手前を西に折れて田んぼ沿いの道を進む。少し国道を走ってすぐに国道北側の並行する細い道を取る。関町加太から蝙蝠峠を越えてくる道の下をくぐる細い道が続いていたので走るが、一面水浸し。葦神社の前を通って伊賀街道の旧道に出合い左折。平松宿を通って一度国道に出る。国道手前の細道をプレートナンバー903か907の軽自動車が減速もせずぎりぎりの横を通過しひやりと。
ハイドレーションのアクエリが無くなりそうだったので国道に出て自販機を探す。すぐ近くの阿波郵便局の向かい側に見つけてまずコーラを500�娑�む。さらに500�佞寮粁丹�料を3本買ってリュックに入れる。500円しか持ってこなかったことを悔やんだが、実際は走了後1ℓと少し余った。
ここから国道の南側に並走するたんぼ道を西に向かうとしばらくして見慣れた槙野林道の登り口に出合う。
風車巡回林道を走っている時には絶望的に思えた青山高原への登りを意外とスムーズに登る。下りや平坦が続いたのとコーラ500�佞任茲澆�えったみたい。しばらくは槙野川沿いの緩やかな傾斜をゆっくり上がっていくが、おそらく8月9，10日に三重県を襲った台風11号の影響で降った大雨の爪痕が何箇所も林道を寸断。幸い人ならなんとか通れたのでゆっくり林道を詰める。しかし転がる小石をひとつよけるだけでもしんどくて蹴躓きそうに。
ここを上がるのは3回目。もう無理か、前回も歩いたことだし今回も途中から歩こうと思っていたが、実際に登り始めるとほとんど歩くペースと変わらないものの一応馬野渓への下りが始まる分岐まで走り通せた。前回途中でヒキガエルを見つけ撮影に時間を取られ、その分も計測していたのでこの区間の平均ペースを遅くしていたが、今回もヒキガエルを見つけたものの心を鬼にして（？）そのまま通り過ぎた。
林道は川沿いにまっすぐ走っている間は緩やかだが大きく右にカーブするあたりから急登となる。広葉樹林帯が広がる頂上近くなると緩やかな部分と急な部分が入れ替わるが、右側にひのきか杉の植林帯に代わると馬野渓への分岐はすぐ。心を励まして登る。過去データと比較すると7月6日のタイムよりかなり遅く、前回8月2日のタイムよりは9分ほど速かった。単純には比較できないが、まあ遅いよりはいいや。
ようやく馬野渓への分岐となり尾根伝いに小さくアップダウンを繰り返しながら急激に高度を下げる。
【槙野林道区間の比較】
今回8月23日
4.8�辧�59分05秒 12:18/km
7月6日
38km （5時間38分）超LSD〜さるびの温泉‐笠取山‐馬野渓‐西教山‐新大仏寺‐さるびの温泉
4.8�辧�33分20秒 6:56.67/km
8月2日
50Km（6時間47分）超LSD〜亀山市関町加太 - 蝙蝠峠 - 国道163 - 槙野林道 - 笠取山 - 高良城林道 - 国道163 - 伊賀越 - 芸濃町河内 - 柚之木峠 - 加太
5.2�辧�1時間08分 13:04.62/km
馬野渓沿いの林道に出て頂上側に少し登ると東海自然歩道は林道風呂谷線出合を右折する。自分もそのまま右折し林道を詰める。ここは初めて通る区間。しかし林道とは名ばかりで道は荒れ放題でしばらくして山道となるが、小規模な土砂崩れや倒木でいたるところで寸断。ここは仕方なく歩く。しかし槙野林道を詰めていたペースと変わらないペース。なんやあほらし。風呂谷林道も二度と通る気はしない。
もうそろそろ高原道路に出るかというあたりで見回すと一帯はガスに覆われている。雷の音まですぐ近くで鳴り始めた。数年前鈴鹿山脈の那須ヶ原山の尾根道を登っていた時に雷に打たれそうになった恐怖がよぎる。しかしここは青山高原自衛隊のアンテナやら風車やらいくらでも落ちるところはあるだろうと動揺を隠す。（誰に？）
思っていたタイミングで県道青山高原公園道路に出て道路の登り口に置いてきた車を目指してしばらく登る。大きな雷鳴に縮こまる。車は少なくストレスはない。
本当は榊原自然歩道から降りて榊原から県道青山高原公園道路を車まで登ろうと思っていたが、高原道路に出た地点で6時間半くらいになっていたので、このまま県道を下ることにする。下り始めてしばらくはそんなに雷も鳴らず、雨も降って来なかったが、3分の1くらい降りたあたりから激しい降雨と雷鳴。一番怖かったのはピカッと光った直後にジリジリっと音がして激しく鳴ったとき。去年合宿で移動中高速道路のSAから柵を越えて一般道路に出て走っていた時に同じことがあったのを思い出す。あの時はジリジリっと音がした時にそばの電線に火花が走ったような記憶が。とにかく危なかった。
雨も激しさを増し、道路は川と変わらない。道路から斜面一帯に流れ落ちる水が降雨のすさまじさを教える。数日前広島を襲った豪雨の様子を映した映像と重なる。
予定時間を17分過ぎてようやく車に戻れた。50kmまで100mを切っていたので少し車の周りを走り足して50kmにしてから車内に。
帰りの道もすごいことに。坂を下り降りて鞍部になるところでは水がたまっていてものすごくハンドルを取られた。
鈴鹿では大雨と洪水警報が出ていたみたい。
途中で回復したのはよかったが、こんなので丹後100�劼�10時間切れるのかなあ。
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