京都 愛宕山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 850m
- 下り
- 770m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
夏休みを利用して京都の愛宕山を登ってきました。
京都駅から1時間弱バスに揺られて登山口のある清滝バス停に到着。下山したばかりのトレイルランナーとすれ違う。
はじめての山で道迷いが心配だったので、無難に表参道を往復するコースを選んだ。山頂まで平地がほとんどなく走れないので、早歩きで登る。途中子連れの家族2組とすれ違う。1歳くらいの子供がお父さんに抱っこされながら大泣きしていた。本当はお母さんに抱っこしてもらいたいのだろうけど、お母さんは歩くのに精いっぱいでそれどころではなさそうだった。
山頂までの約4kmのあいだ100m間隔で標識があるので、距離感がつかみやすい。1時間10分で山頂の愛宕神社に到着。山頂の手前からガスってきたため山頂からは全く景色が見えず。小雨が降り出し、雷が聞えてきたので急いで下山開始。
下り始めてすぐの水尾の小屋で、60歳前後の女性が鼻血が止まらず休憩していた。その女性は一人で登っていたようだが、別の4人組の女性グループが心配してティッシュを分けてあげたりして付き添っていた。2時間近く鼻血が止まらず、一人で下山することが難しそうだったので、電話の繋がるところまで下山して消防団に救助を依頼してほしいと頼まれた。トレランの服装だったので早く降りられると思われたのだろう。
島崎三歩の気分で駆け下りて、三合の小屋で消防団へ電話し救助を依頼。水尾方面から救助に向かうので小屋で合流するよう言われたため、再び水尾の小屋へ登る。少し疲れていたが、いいことをしているせいか気分よく登れた。小屋の着くと元消防団という60代くらいの男性が、女性の面倒を見てくれていた。女性の鼻血は止まっていなかったが、意識ははっきりしていて普通に会話もできるので命にかかわるようなことはないように思えた。小屋に着く手前から雷が近づいて、雨も本降りになってきたので、救助が来るまでの対応は元消防団の男性にお願いして、女性4人組と僕は先に下山することにした。下山途中防災ヘリが飛んでいたので、おそらくヘリで救助されたのだろう。
雷の音に怯えながら走って下山。13時30分ごろ登山口に戻ってくると、消防団と警察がいて通報の経緯を聞かれた。経緯を説明し、名前、住所、連絡先を伝える。聴取が終わりバス停に行くと丁度バスが来ていたので、そのまま乗車。下山した後は、嵐山のあたりを散策したかったが、あいにくの天気になってしまったのでそのまま京都駅まで戻る。
少し疲れたが、今回の京都旅行で一番印象に残る出来事でした。
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