三方崩山
コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に「登山道崩壊のため通行禁止」といい張り紙がありましたが 問題無かったです。 ただ、稜線に出てから何箇所か危ない箇所あり。 鎖場も有ります。 名は体を表すとは言いますが、まさに名前の通り、あちこち崩れている お山でした。 ハードな低山「三方崩山」です。 登山口までは車で入れますが、悪路のため4駆でないと厳しいです。 車は5・6台は止めれます。 登山ポストは登山口に有り。 下山後の温泉は、道の駅飛騨白山隣に「しらみずの湯」600円があります。 |
写真
感想
昨年から一緒に山を登るようになった、金沢在住の大学時代の友人F田から
「山、登らん?」
っていう電話が有り一緒に行って来たお山です。
今年の7月は、ずっと天候不順で最悪でした。
しかし、中旬位にちょっこと好天が予想されたので、前々日位にどこに行こうかと話をしてて、一応「前穂高岳」に行くことに決定しました。
しかし、前日になりどうも天候が微妙だったので、ちょこっと西側にしようという事になり、「白山」を提案されたんだけど
あいにく「白山」は登った事があるもんで嫌だと山ちゃんは思い、それならばという事で、「三方崩山」を提案したのでした。
っていうのも、「三方崩山」は、2008年の5月に登りに行ったけど残雪に怖気づいた為、途中で撤退したという山で、リベンジ登山となります。
8:00
道の駅飛騨白山で待ち合わせ。ちょうど金沢と高山の中間地点ぐらいみたいです。
ここから登山口までは、すぐだけど林道の悪路のため2駆では無理(昨年経験済)やもんで、F田の4駆に乗り換え向かいます。
登山口には「登山道崩壊のため通行禁止 by白川村」
の立て札があるけど、これはネットで調べて織り込み済なので無視して向かう事とします。
8:30出発
いきなり30分程、急登が続きます。しかしこれは序の口です。
幸い登山道は草刈りがしてあって、すこぶる歩き易い。ありがたいかぎりです。
又、ここの登山道は1km毎に標識が立っているので、これもありがたいです。
最初の急登が終わった後は、あと2.8km地点まで、ブナ林の中を緩やかな登山道が続きます。
しかし、ここからはがらりと様相を変え延々と直線的な急登が続く事となります。
昨年は、この地点で半分心が折れかけていました。直線的な急登はしんどいです。
しかし、この1年間で経験値が増したみたいで昨年程、しんどさは感じないです。成長したみたいです。
直線的な急登を終えると、稜線に出ます。
目標である「三方崩山」も視界に捉える事が出来ます。
この辺までは去年も来てます。
稜線途中からが、未知の道です。
痩せ尾根&急登が続き、小ピークを幾つも超えることとなります。
結構ハードな道です。そのうち荒廃するのでは?
まさに「三方崩山」。名は体を表します。
鎖場もあるし、眼下には、大白川林道や御母衣湖を眺める事ができます。
晴れてる時は、遠くに御嶽山・乗鞍岳・北アルプスの姿も眺めれます。
この時期、残雪も無いし高山植物がでーれー咲いてたので、さすがにあんまし花に興味が無い山ちゃんでも感動してしまいました。
すげーすげーキレイや。やもんで、写真をパシャリパシャリっと撮ったのでした。
しかし悲しいかな、花の名前がわかりません。
黄色い百合みたいなお花は、ニッコウキスゲでしょうか?
それ位しかわかりません。勉強不足ですなあ。
感動しつつ写真を撮りつつ、休みつつ歩いたもんでこの1kmも1時間程かけて歩き、ようやくあと0.8km標識を発見。
やっぱ急ですよ、この山。全然足が進みません。
あと0.8kmからは小ピークを2つ程超え、どうやら崩壊地点っぽい登山道を超え、巻く感じで山頂へ向かいます。
途中、ハイマツもあったもんで森林限界は超えたのかなあと思ったけど、山頂手前は森のようになっており、山頂はその中、突き当りにありました。
12:25
山頂到着!!!
山頂の半分は木が邪魔してて、眺望は開けてません&ガスっとるもんで眺望は今一でした。
まあ、そんな事よりも頂上に着いた事に大満足。なんとか見事、リベンジ成功!!!。
さてさて、お待ちかねのランチです。
先日の鹿島槍ヶ岳では、ランチする余裕も無かったけど今回は余裕たっぷりです。
山頂は暑かったもんで、ちょっと下りた木陰でランチとします。
どうせ、誰も来ないからと登山道を占領します。
ランチはもちろん、カレーヌードル。なんで、こんなに山頂でのカレーヌードルは美味いんやろ?
小1時間程、ゆっくりしてから下山です。
稜線は急やもんで、けっこう時間がかかります。そして、何とか稜線を終え、これで「三方崩山」ともお別れやなあと思い、振りかえって山を眺めていたら崖からガラガラ・ガサガサという音が聞こえたので音がした方に目をやると、何とそこにはクマの親子!!!が、ノッシノッシと山を登っていたのでした。
いやー、登山道で会わんで良かったさー。ていうか、登山中に初めてクマを見たさー。その後、急坂(行きの急登)を下り
15:30
登山口に戻って来たのでした。
そして帰りは、道の駅に隣接する「しらみずの湯」600円也で温泉に入ってのんびりとしてきました。
低山だけど、非常に疲れた山でした。
ハードな低山「三方崩山」でした。
翌日はももたがパンパンでした・・・。
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