前穂高岳 岳沢ピストン
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地から岳沢ヒュッテ跡までは、樹林帯の中を緩やか歩き。 岳沢ヒュッテからは、ひたすら急登の重太郎新道。 噂通りの、なかなか手強い道でした。 特に危険な場所は無いですけど、疲れている時の下りは 注意して歩いた方がいいと思います。 岳沢ヒュッテは来年、再建するみたいですが ヒュッテ跡には、簡易トイレと水場がありました。 登山ポストは上高地に有り。 上高地はマイカー乗り入れ禁止の為、平湯にて濃飛の路線バス利用。 平湯あかんだな駐車場代500円 平湯/上高地 往復バス代2000円 所要時間は30分程です。 下山後の温泉は、タダ券を持っていたので 平湯バスターミナル3階のお風呂に入ってきました。 |
写真
感想
前穂高岳の登山記録です。
なにげに、今年入っての久しぶりの単独行だったのでした。行く相手がおらんかったもんで・・・。
この時期は膝の調子が悪かったんだけど、体と心の荒治療にと自分に言い聞かせ行く事にしたのでした。
基本Mです。
予定も無かったし、天気予報もまあまあやったし、歩いているときは何も考えんでもいいで・・・。
いい気分転換です。
ちなみに、「前穂高岳」の登山口は上高地になります。
上高地は、マイカー規制の為、路線バスで行かねばなりません。実に高校3年秋の遠足以来、15年ぶりの上高地です。
なので、久し振りなのでした。
近くて遠かった上高地。
前々から行きたかったんやけど、なかなか行く機会がありませんでした。
というわけで、上高地への飛騨側の基地、平湯温泉へ向かいます。
平湯温泉5時到着。
ここで、路線バスに乗り換えて上高地へ向かいます。
高校生の頃は、世にも恐ろしい安房峠を貸切バスに乗って長い時間かけて上高地へ向かったものですが、
今では安房トンネルがあるので、あっという間に上高地へ着きます。
上高地へは6時頃到着。
朝も早いのに、なかなかな賑い、さすがは上高地、飛騨側の登山口とは違います。
賑わってはいるけど、ほとんどの登山者は横尾方面へ行くみたいで、前穂高岳へ向かう登山者は、
ほぼ皆無で、わずかに大分県の竹田高校登山部の学生さん達と山ちゃんだけだったので、
途中までは飛騨側の登山道と大して変わらない、とても静かな登山が出来ました。
西穂から奥穂への、のこぎりの歯のようなギザギザした稜線がよく見えました。
景色を眺めながら、のんびりと歩き
8時
岳沢ヒュッテ跡到着。
ここまでは、非常に緩やかな登山道でのんびり楽に歩けたけど、事前調査では、ここから先は重太郎新道という、
なかなかハードなひたすら登りが続くという事です。
実際、確かにひたすらハードな登りが続いたのでした・・・。
そしてここから、静かな登山は一変して、あいさつの連続の賑やか登山となるのでした。
どうやら、前日に穂高岳山荘に泊まった人達の下山ルートになるらしく、たくさんの下山者にすれ違います。
「おはようございます」
「アンニョハンセヨ」
「カムサハムニダ」
の繰り返しです。
ていうのも、韓国人が多いです。多すぎです、しかもでーれ元気やし・・・。
ひたすら登りとあいさつに疲れ、バテバテになった後
10時30分
なんとか、ちょっとした広場であり分岐点でもある紀美子平に到着。
ここから先は、コースタイムでは30分なので、あとひと踏ん張りです。
しかし、ゴツゴツとした岩場登りは苦手なので、思ったように進めず40分程かけて、
11時20分
標高3,090m「奥穂高岳」の頂に、初めて立ちました。
しかし残念な事に、もうこの時間は周りはガスってて、眺望は皆無です。
一応、20分程ねばってはみたものの、事態は変わらないので下山することとします。
そして下山途中、紀美子平に下りるまでのわずかな距離にも関わらず、ガスの中、完全に道を失ってしまったのでした。
プチ道迷いです。
ほんとは、こういう時は上に登って迷った所まで戻るべしと頭ではわかっているんだけど、頭と体は異なるみたいで、
楽な方楽な方へと思ってしまい、下りたくなります。
やもんで、まあいいやー下ってしまえと思い、下ります。
幸い、ちょっとしたら一瞬ガスが晴れ、下方に人の姿を見つけれたので事なきを得ましたが。
あとで、地図で見てみたら、だいぶずれた方に下っていたのでした。
反省反省、気をつけねば。こういう時に遭難をするんやろうな・・・。
紀美子平には、10人ほど登山者がいたので登山トーク&昼食を食べる事として、しばし休憩します。
とは言っても、あんまりのんびりしてても、帰りのバス&温泉があるので、下ることとします。
下りは、相変わらず早いです。
登りの半分位の時間で、余裕で下り
15時30分
上高地に戻ってきて無事に登山は終了したのでした。
さすがに上高地は、登山者よりも普通の観光客の方が多く、一人異臭を放ちながら肩身が狭い思いをしました。
バスの中でも、異臭を放っていたので申し訳ないとは思いましたが、仕方ないです。
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