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Yamareco

記録ID: 50996
全員に公開
雪山ハイキング
十和田湖・八甲田

北八甲田 仙人岱ヒュッテ忘年山行

1999年12月11日(土) 〜 1999年12月12日(日)
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GPS
24:20
距離
5.3km
登り
420m
下り
419m

コースタイム

12/11
酸ヶ湯温泉P10:15→仙人岱ヒュッテ12:35(泊)
12/12
仙人岱ヒュッテ8:45→酸ヶ湯温泉P10:35
アクセス

感想

12/11天気予報ではここ一週間の温かさも終わり、一気に冬へとのこと。忠さんを迎えた頃には、ミゾレとなり八甲田へ向かう。雨の日もあったのに雪はほとんど先週と変化なし。駐車場では仲間が既に出発OK。缶ビール、食料を分担してもらい吹雪き始めた山へ入る。冬山ルート沿いに、沢はやはり上部を巻いたが。地獄湯沢へ入る手前で一休み。戸さんはスキーの金具不調で、ワカンでの参加。雨の後のミゾレがクラストしてラッセルはさほどではないとは言え、そのガンバリはすごい。76歳の忠さんもたいしたものだ。長さんが休んでいた、トップを交代したようだ。その後も我々三人の前を前進して行った。トレースが二本となる。後で長さんが平行して歩いていたとのこと。
《43》から《44》《45》へと地獄湯沢のルートを上へ。阿さんがヒュッテまでトップをやってくれたとのこと。吹雪が強くなり視界も悪くなる。山さんが待ってくれて、今さん、忠さんについてくれる。源頭では、スキーを外してツボ足で登っている。追い風であるが体を倒されそうになる。木橋を渡り夏道で又スキーをつける。トレースはもうはっきりしない。大雪庇がまだできていないので夏道の小沢へ入り平地になると、右手に今年から立てたポールが一本。ここからヒュッテヘ阿さんが立てた旗竿があった。トレースに従って五人で向かう。トド松の中は、ラッセルが深い。
お陰でヒュッテヘ無事到着、ホットする。室温は一2度。かなり暖かい。昼食を採りながらストーブで暖まる。悪天のため午後の行動予定なし。後続のために旗竿の整備に向かう。中にあった丈の高いポールを持参し、冬ルートに、立てたのを回収し、夏道ルートに立て替える。源頭まで行って見るが、まともに向いて行くのが大変だ。芳さん、続いて斎さん、植さんと吹雪の中から現れた。これで後は、奥さんが来れば全員なのだが。ヒュッテヘ入って間もなく長さんが見えない。吹雪の中ツボ足で水場まで行ったがやっとヒュッテヘ戻れたと入ってきた。ブタ汁を煮ながら奥さんを待ち切れずに15時半から忘年会へ入る。長さんも同人に仲間入りしてくれることとなった外は、相変わらず吹雪だ。とうとう奥さんは、現れずじまいだ。酔い次第に床につき11日の夜は過ぎた。
12/12
早々と阿さんが起き、ストーブに火を入れてくれ雪も運んでくれ水を作り出す。この悪天では、大岳登山も無理。皆の心は下山のみだったのでは。奥さんが登ってくるのではと思ったが、皆の支度はもういつでも下山OKの態勢である。新雪もあり、強風の向かい風に向かっての源頭の通過の困難さを考えると心がはやる。沢へ入ると猛烈な向かい風。皆のメガネやまつげは白く凍りつきゴーグルまでも凍りつき用をなさない。スキーを外し、腕に抱える。一歩、一歩、歩くが先が見えない。すぐ前の人の姿が見えなくなってしまう。夏道をはずさないようにただ下るだけ。開けた所でスキーをつけて待っていてくれた。自分と長さん、忠さんはツボ足で下の木橋までさらに歩いてからスキーをつける。《43》でやっと一息つく。紅茶を飲んでホットする。沢の中からは芳さんが戸さんについてくれた。新雪のラッセルをしてくれた、阿さんありがとうございました。又、駐車場で50センチの雪に埋まった皆の車も全員の力で押し、無事脱出でき仲間のありがた味を強く感じました。本当に今回の忘年山行は仲間のありがたさを実感しました。今後ともよろしくお願いいたします。

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