南八甲田 赤水沢上、トド松岱
- GPS
- 25:20
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 382m
- 下り
- 367m
コースタイム
3/26テン場7:45→赤水沢出合8:30→水道敷入口9:25→酸ヶ湯lO:00
アクセス |
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感想
3/25
昨日までの降雪で車が埋まっている駐車場に到着。除雪車は、やっと運転を始め出した。吹雪模様の天気なれど二人で元気にPを出発。ゲートでは、ロータリーが除雪していた。スキーをつけ雪の回廊を歩いて行く。左側を一台が除雪した跡がある。回廊の中にも吹雪が舞い降りて来ていて視界が悪い。いつロータリーや車が目の前に突然現れるかもしれないと不安に思いながら、早く水道敷の入り口へ着きたいと心がはやる。思ったとおり水道敷も雪原へ出られるように除雪されていた。空身でトレースをスコップで作った後、ザックを背負い雪原へ出る。迷ヶ岱は、真平らな雪原。ところどころにトド松が頭を出している。もちろん近いところだけが見えていて目指す南八甲田方面は、白魔の中だ。
戸さんが積極的にトップに立って、磁石でルートをつくる。正月と違い、迷ヶ岱も凹凸がほとんど雪で埋まって歩行が楽だ。思いの外早く迷ヶ岱の縁に着く。少し東側へ進んで小沢から尾根に沿って降って行く。ラクーに石倉沢へ降りられた。が少し様子が変だ。赤水沢出合いらしくない。少し降って見るとやはり違い右上に真白い雪壁が見え出した。バッカイ沢出合いであった。ここから左尾根へゆるく登りになっているので、赤水沢側へ尾根を登って行く。(赤水沢出合いへ直に降りる尾根より、ラクーに降りれたのにはビックリ。次回には、又歩いてみたいと思った。)
ラッセルはヒザ下だが春の雪は、いくぶん重い感じ。成田は、先週の疲れとカゼ気味だったかすぐ息切れてしま戸さんに代わりそのまま戸さんにラッセルしてもらう。尾根沿いに進むと樹間が広く帰りもスキー滑降が楽しめそうだ。
《64》が左に見え出す。急坂のところは、右側のゆるいところから登り、トド松岱1240Mへ入る。吹雪は相変わらずなので、テントはここに張る。積雪はかなりある。スキーで踏んだ後、ツボ足で股近くまで沈む。テントを間違えたためボールの穴が合わずビックリ。でも戸さんがテーピングテープで止めてどうにか設営できホッとする。成田は去年も失敗したことがあった。自分では確かめたハズだったが。テントの中で昼食を採り、続いて夕食へと長いテント生活。早目に就寝。一晩中風雪が続き、戸さんは、二度除雪に出てくれた。感謝。
3/26
朝方、いくぶん風が弱まったが、行動は中止し、下山とする。テントの中でバッキング。靴をはいて外に出て、テントを撤収。吹雪は昨日と同じ30-50Mくらい。深雪だが、降りのため歩くようにしてでも楽に降りられる。見覚えのある《64》の指導標のあるあたりの広い斜面に出て、なおも尾根を降って行く。高度も950M近くになる。右側にトド松が高い林を見せている。赤水沢らしい。平坦地は、去年テントを張った所のようだ。沢へ降りるとやはり赤水沢だ。出合いの様子も、前回と同じだ。戸さんが付けたテープがない。またテープをつけた。小さい赤いテープだ。
いつもの尾根を登って迷ヶ岱へ。北へ向けて歩くが少し西寄りに歩いたのが幸いして水道敷入口に10M程西側にそれただけでピタリと到着。戸さんのお陰だ。回廊の中は、降雪の跡がなかったが、いつロータリーが現れるか不安にかられながらも、無事にゲートを乗り越えてPへやっとのこと到着。とうとう南八甲田の山並みは一目もすることなかった。時ならぬ吹雪で八甲田一周は水泡に帰してしまった。
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