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Yamareco

記録ID: 5105449
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東北

二井宿〜金山峠の分水嶺繋ぎ

2023年01月20日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:05
距離
11.6km
登り
883m
下り
846m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:58
休憩
0:08
合計
8:06
8:16
50
スタート地点
9:06
9:07
93
最初の744m峰
10:40
10:42
137
見晴らしのよい746m峰
12:59
13:04
175
806m峰
15:59
15:59
23
金山峠
16:22
ゴール地点
天候 晴れのち曇り、最後に冷たい雨
平地の最低気温-4℃、最高気温6℃
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
806m峰から金山峠間はアカマツの痩せ尾根。アップダウンもある。
雪が積もらず藪が発達しているため、通過に難儀する。2.5kmほどの間ずっと。
金山峠手前の除雪終了地点に自転車をデポ。
2023年01月20日 07:50撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 7:50
金山峠手前の除雪終了地点に自転車をデポ。
クルマで二井宿峠に移動し出発の準備。
2023年01月20日 08:03撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 8:03
クルマで二井宿峠に移動し出発の準備。
まず「伊達の無理境」分の傾斜を歩く。慶長出羽合戦の戦後処理で宮城県側になった最上川水系部分。
2023年01月20日 08:19撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 8:19
まず「伊達の無理境」分の傾斜を歩く。慶長出羽合戦の戦後処理で宮城県側になった最上川水系部分。
真の二井宿峠(中央分水嶺部分)から雪原に乗る。
2023年01月20日 08:25撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 8:25
真の二井宿峠(中央分水嶺部分)から雪原に乗る。
右と左とどっちが正しい中央分水嶺なのか分からなかった。
2023年01月20日 08:31撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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右と左とどっちが正しい中央分水嶺なのか分からなかった。
ここで水の流れ(全体の傾斜)が右と左の二手に分かれているように見えた。
2023年01月20日 08:35撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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1/20 8:35
ここで水の流れ(全体の傾斜)が右と左の二手に分かれているように見えた。
それ以上細かいことは気にせず稜線に登りつめた。曇り予報だったけど結構天気にも恵まれた。
2023年01月20日 08:50撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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1/20 8:50
それ以上細かいことは気にせず稜線に登りつめた。曇り予報だったけど結構天気にも恵まれた。
最初のピークから。背後にそびえる仙王岳(912m)。
2023年01月20日 09:06撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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最初のピークから。背後にそびえる仙王岳(912m)。
その東側に峠田岳(1082m)や五郎山(905m)が目立つ。
2023年01月20日 09:07撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 9:07
その東側に峠田岳(1082m)や五郎山(905m)が目立つ。
あとは樹林帯のアップダウンをこなすだけのハズ。
2023年01月20日 09:08撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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あとは樹林帯のアップダウンをこなすだけのハズ。
野ウサギの足あと。
2023年01月20日 09:09撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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野ウサギの足あと。
いろんな動物が稜線を忠実に移動していた。彼らもトラバースは嫌がるようだ。
2023年01月20日 09:12撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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いろんな動物が稜線を忠実に移動していた。彼らもトラバースは嫌がるようだ。
右手の眺め。左端が蓬沢山(974m)、右奥が番城山(1323m)。分水嶺はこのように蔵王刈田岳へと続く。
2023年01月20日 09:21撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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右手の眺め。左端が蓬沢山(974m)、右奥が番城山(1323m)。分水嶺はこのように蔵王刈田岳へと続く。
右端上部の黒い山が806m峰で、あそこまで縦走して下りる。
2023年01月20日 09:24撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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右端上部の黒い山が806m峰で、あそこまで縦走して下りる。
「境界見出標」というのが所々で見られた。
2023年01月20日 09:30撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 9:30
「境界見出標」というのが所々で見られた。
これは二頭で移動したもの。イノシシ? カモシカ?
2023年01月20日 09:43撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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これは二頭で移動したもの。イノシシ? カモシカ?
歩きやすい緩斜面。
2023年01月20日 09:45撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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歩きやすい緩斜面。
雪堤が並ぶ稜線。どちらも東北の雪山の基本。
2023年01月20日 10:06撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 10:06
雪堤が並ぶ稜線。どちらも東北の雪山の基本。
西側の置賜地方が最もよく見えた部分。飯豊は雲の中で、奥の高いのは栂峰山塊。
2023年01月20日 10:10撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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西側の置賜地方が最もよく見えた部分。飯豊は雲の中で、奥の高いのは栂峰山塊。
右手の蓬沢山と左奥が瀧山。蔵王連峰も一日中雲の中だった。
2023年01月20日 10:23撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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右手の蓬沢山と左奥が瀧山。蔵王連峰も一日中雲の中だった。
やや通過困難だった箇所。
2023年01月20日 10:25撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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やや通過困難だった箇所。
タラノメが人間によって採られている。奥の木も。誰かここまで来ている。
2023年01月20日 10:32撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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1/20 10:32
タラノメが人間によって採られている。奥の木も。誰かここまで来ている。
直径1mくらいの大きなブナ。
2023年01月20日 11:01撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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直径1mくらいの大きなブナ。
739m峰より北は地形が複雑でちょっと見ただけでは進行方向が分からなかった。
2023年01月20日 11:07撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 11:07
739m峰より北は地形が複雑でちょっと見ただけでは進行方向が分からなかった。
途中にあったコンクリ杭。
2023年01月20日 11:13撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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途中にあったコンクリ杭。
今いるのが650mくらいで806m峰まで登らなくちゃならない。
2023年01月20日 11:56撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 11:56
今いるのが650mくらいで806m峰まで登らなくちゃならない。
見えているのは標高735mのだましピーク。終盤でのこの標高差が少しショックだった。
2023年01月20日 12:03撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 12:03
見えているのは標高735mのだましピーク。終盤でのこの標高差が少しショックだった。
今日の最高地点806m峰に着いた。
2023年01月20日 12:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 12:59
今日の最高地点806m峰に着いた。
ここからは蓬沢山と番城山が重なって見える。晴れていれば蔵王も見えるだろう。続きを考えるには好い構図。
2023年01月20日 12:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 12:59
ここからは蓬沢山と番城山が重なって見える。晴れていれば蔵王も見えるだろう。続きを考えるには好い構図。
金山峠に至る稜線はアカマツの痩せ尾根のようだ。
2023年01月20日 13:00撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 13:00
金山峠に至る稜線はアカマツの痩せ尾根のようだ。
蓬沢山〜峠田岳を含めた図。峠田岳の下に干蒲(ひかば)集落が見える。
2023年01月20日 13:01撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 13:01
蓬沢山〜峠田岳を含めた図。峠田岳の下に干蒲(ひかば)集落が見える。
アカマツの痩せ尾根を下山開始。
2023年01月20日 13:06撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 13:06
アカマツの痩せ尾根を下山開始。
一ヶ所だけ左手が伐採されていて村山地方がよく見えた。雪がない!
2023年01月20日 13:09撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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1/20 13:09
一ヶ所だけ左手が伐採されていて村山地方がよく見えた。雪がない!
干蒲集落。七ヶ宿町でも最も奥地にある集落だと思う。
2023年01月20日 13:11撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 13:11
干蒲集落。七ヶ宿町でも最も奥地にある集落だと思う。
この区間は大部分で岩が露出した痩せ尾根で、藪を嫌ってどちらに降りても移動しにくかった。
2023年01月20日 13:26撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 13:26
この区間は大部分で岩が露出した痩せ尾根で、藪を嫌ってどちらに降りても移動しにくかった。
しかもアップダウンのある痩せ尾根。体力がどんどん削られた。
2023年01月20日 13:51撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 13:51
しかもアップダウンのある痩せ尾根。体力がどんどん削られた。
「残り数個のピークで金山峠」というところでピッケルの紛失に気づいた。今までの痩せ尾根を戻って探すと決めた。タイムリミットは15:00とした。
2023年01月20日 14:12撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 14:12
「残り数個のピークで金山峠」というところでピッケルの紛失に気づいた。今までの痩せ尾根を戻って探すと決めた。タイムリミットは15:00とした。
あった、取り戻した! 今度はリーシュをザックに繋いで失くさないようにした。
2023年01月20日 14:44撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 14:44
あった、取り戻した! 今度はリーシュをザックに繋いで失くさないようにした。
再び元の場所へ。往復2キロほど、計1時間15分のタイムロスでヘトヘトになった。
2023年01月20日 15:27撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 15:27
再び元の場所へ。往復2キロほど、計1時間15分のタイムロスでヘトヘトになった。
金山峠は崖状の地形だった。枝を掴みながら尻セードで下りた。
2023年01月20日 15:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 15:59
金山峠は崖状の地形だった。枝を掴みながら尻セードで下りた。
あとは自転車をデポした地点まで車道を歩いて戻った。
2023年01月20日 16:19撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 16:19
あとは自転車をデポした地点まで車道を歩いて戻った。
帰路を振り返ったもの。下ってきた山が見えない。このあと猛烈な雨→雪に変わり、チャリ漕ぎには堪えた。
2023年01月20日 16:42撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1/20 16:42
帰路を振り返ったもの。下ってきた山が見えない。このあと猛烈な雨→雪に変わり、チャリ漕ぎには堪えた。
撮影機器:

感想

1月は降雪が少なくて、家の前の雪を見ていると山の雪は残雪期の状態なのが分かりました。しかしまだまだ日が短いのでロングコースやハードなピークハントは考えられない。でもどこかに登って新しい道具の使い勝手を試したい。

ということで分水嶺繋ぎの一環としてこのコースを選びました。

全部で10kmほどの行程で、806m峰までは順調でした。大きなルートミスもなく雪質も思った通り締まっていて、何の問題もありません。

しかし806m峰〜金山峠間のアカマツの痩せ尾根でどエラいことになりました。
雪が積もらないので藪がヒドくて、さらに30mほどのアップダウンを繰り返すのでした。

樹の枝に頭を引っかけてのけぞる、ザックが引っかかって後ろに引っ張られる、スノーシューの足場選びに難儀する、、、これらの一つ一つでカロリーを消費し体力が削られます。単なる登り下り以外にも。

加えて行程を甘く見て行動食を少なめにしたのが大失敗でした。せめて飴玉を適度に舐めていればと反省しています。

ピッケルの紛失はリーシュをザックに繋いでいなかったからです。綺麗に樹の枝に引っかかっていました。

紛失に気づいた時点でもうヘトヘトでお腹も空いていました。しかし夕方から天気が崩れる予報だったので、判断の難しい状況でしたが戻って探し当てました。

おかげで帰りの自転車で大雨に打たれることになりました。113号線までは下り坂なんだけど、そこから二井宿峠までは登り坂です。これは自転車を引っ張って歩きました。

クルマに辿りついたときは疲労困憊の極みでした。山を甘く見ていたんだと反省しています。

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