裏山 櫛形山も厳しかった2008年1月
- GPS
- 07:15
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,123m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
天候 | 晴れ、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2008年1月24日
櫛形山
7時間以上の裸山往復。厳しい雪の櫛形山を北尾根登山口から。
裏山ともいうべき櫛形山。昨年3月にC-chanとスノーシューを試しに登って以来のご無沙汰で、昨年10月のオフ会の時も裏山だからと登っていなかった。
本当は、大月の高川山、九鬼山に行こうと思っていたが、甲府盆地でも積雪があったため、櫛形山ではどれくらいの積雪か、スノーシューはできるのか、そして何よりも久しぶりの櫛形山の表情を見たくなったので、櫛形山に変更した。
櫛形山はいつぞやの1月2日に南尾根から登ったことがある。その時は、雪はなかった。また、2004年だったか、4月1日に南尾根から登った時には、ほこら小屋周辺で50cmくらいもあり引き返したこともあった。2007年3月には、C-chanとスノーシューテスト。その他、何度か登っているが、そのほとんどは無雪期の登山である。
今回は、北尾根を登ることにする。 そこまでは、オフ会を開催したウッドビレッジの先、生活道ともなっている林道を2−3キロ走る。さらに先に行くと冬季閉鎖になっているのだが。
ウッドビレッジまでの道もかなりの勾配であるので、道の様子がわかるように、明るくなってから出発。四輪駆動車でスタッドレスではあるが、慎重を期した。
7:00自宅発。
ゆっくり走り、北尾根登山口に7:35到着。ウッドビレッジまでの県道は、ほぼ全面的に雪状態。林道も雪状態。ゆっくり行けば問題はなかった。
寒いのと、支度に手間取り、
8:00北尾根登山口発
雪だ。20cmくらい。誰も歩いていないので、新雪を踏みしめて行く。降ったばかりであるからふさふさだ。
9:10見晴らし平
良い眺めだ。富士山は、このとき、雲に隠れていた。大菩薩も白い。金峰山も白い。盆地の町も白い。この見晴らし平は林道があやめの頃は混雑するのに、今は、真っ白だ。林道も冬季閉鎖。
9:20見晴らし平発。
1600m付近
スノーシューをつけ、微調整など時間がかかった。出発前にすべきであるのに。今日は、雪がふかふかだから、つけなくても良かったも知れない。でも、雪が多いところは、30cmくらいになっていた。
指導標はそもそも時間が余裕を取りすぎていると思っていた。でも今日は、後30分のところを50分もかかるなど、雪の影響は否定できない。かなりの影響だ。また、時折、強風で木々の雪があおられ、容赦なくこちらにも落ちてくる。それが何度となく繰り返された。フリースを着ていたが、汗が落ちるほどであったので、脱いだ。
11:10アヤメ平
アヤメ平の手前で急に風が強まった。寒い。先ほどフリースを脱いだことを後悔しつつ、なんとかアヤメ平の避難小屋に。スノーシューは、一旦脱いだ。ドアが開きにくく、パニックになりそうになった。とにかく寒くて、手が冷たい。今日は、持参したスープを飲み、おにぎりを食べて心を落ち着かせた。
このあたりで、50cmくらいか。スノーシューも雪がふさふさ過ぎて、かなり沈む。
あまりの寒さと、通常よりかなり時間がかかっているので、引き返そうかとも思ったが、せっかくここまで来たのだからと、裸山を目指す。
コース時間で30分ほどだ。
12:10アヤメ平発。再びスノーシュー。フリースを着用。
樹林帯に入ると少し風も落ち着き、無感覚になりつつあった手にも暖かさが戻ってきた。誰も歩いていないが、何とか登山道を進む。何となく雪がくぼんでいるのでわかる。
12:45裸山着
やはり、30分では、無理だった。雪の時は本当に時間がかかることを改めて実感だ。
ここも長居はできない。風は強いし、北岳方面は見えないし。富士山は雲も取れていた。
12:55裸山発。
来た道を戻る。頭の片隅にはあった櫛形山山頂は、もうあきらめていた。
13:24アヤメ平 着、発
先ほどつけたトレースが風で吹き消されている。下山時に気付いたが、風が強くてかなりの部分でトレースが消えていたり、不明瞭になったりしていた。
しばらく進んで、フリースを脱いだ。
14:34 見晴らし平
下山時も指導標で25分のところ、35分かかった。今日は仕方がない。この雪だから。甲府盆地の雪も朝見た時よりだいぶ融けているように見えた。実際、自宅に戻る道すがら、山間部はともかく、人の営みが行われている標高では、道の雪も融け、道路も乾燥していた。
14:44見晴らし平発
15:15北尾根登山口到着。
寒い。車に氷柱ができていた。
着替えはせずに、ウッドビレッジのところの森林科学館に立ち寄り、写真を提供し、コーヒーをご馳走になった。ありがたかった。暖かいもの。
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