四国三大急登を一日でやっつけてみた。大滝山・伊予富士・石墨山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 542m
- 下り
- 525m
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
どなたがいつ名づけたのだろうか、四国三大急登。どれが一番凄いのか?これらよりゴツイ所は無いんだろうか?「あの急登はしんどかった」「いやいや、あっこのほうがキツイ」などという話はゴマンと聞く。とは言っても急登の捉え方は個人差もあるしその日の気候やら体調やら疲労度によって全然違うものとなる。なら誤差の少ない一日の間で・できることなら急登度合いを数値化してみて・比較すれば分かり易いんではないか?ということで行ってみた。世間的にも社会的にも全く意味のない試みだ。
まずは大滝山。かの名峰・伊予富士と東温アルプスの雄・石墨山と比べるといささか地味な存在。マイナーな山のくせに(有名だったらスミマセン)三大急登に選ばれるとは実はここが一番凄いのではないか?そんな淡い期待を持ちつつ、深夜讃岐を目指す。
大滝山といっても、急登とされる所は相栗峠登山口からすぐそこのピークまでで、実際に大滝山の山頂に登るワケではない。山頂までは約6Kmとかあるのでピークまで登って引き返すこととする。身勝手でチキンなマイルールだ。ここの急登部は、最初っから最後までロープが張られている。これ、下りがウンザリやなーと言いつつピークゲット。ピヨピヨなりつつ下ったが、下りの方が時間かったのはここ大滝山だけだった。次は伊予富士にGO!
「ゆっくり運転せぇよ、急いでも仕方ない。そして着いたら起こせ!」という王子の指示通り進む。進みつつも時折、BGMを最大にしてあげることも忘れない。空襲とか来たら起床・即行動しなければならないので訓練しておくにこしたことはない。
さーてさーて伊予富士・瓶ヶ森林道登山口に到着。こちら側から登ると山頂が近いのはいいが、名物の急登は味わえないので一旦山頂に行き、急登基部まで下りてまた山頂に登り返さなければならない。体力よりもメンタルにダメージを受ける行動だ。どこからを「急登」とするかよく分からなかったので小林を抜けた山頂がよく見えるところからとし、緯度経度なんかをメモって返し登り。急登といえば急登だが、登りながらも景色を楽しめるので苦行感は全くない。ちゃっちゃと登り、でRUNで下山。
賑やかな土小屋で昼食し、最後の石墨山に向かう。「クネクネ道だから慎重に行け。そして着いたら起こせ!」と王子は的確な指示を与えてくれる。指示通りにしつつも時折、ポカリを顔にぶっかけることも忘れない。アフリカのピグミー族は睡眠中にも襲ってくると言う。即行動しなければならない局面は多々訪れるので日頃からの鍛錬が大事だ。
黒森峠登山口に到着。ここの急登部は石墨分岐と言われる所の直下。なかなかの斜度ではあったが足の置き場があるので登りやすく、大滝山のような極悪感はない。攻略出来そうにないところにはロープも張ってくれてあるのでサクサク進む。急登食べたのでストイックに引き返したかったが、ここの山頂に行ったことなかったのでついでに山頂踏んでフィニッシュ!
お・さ・ら・い
四国三大急登スゴイ度
一位 大滝山 標高+127m 移動距離222m 平均斜度35°
二位 石墨山 標高+99m 移動距離165m 平均斜度36.8°
三位 伊予富士 標高+76m 移動距離142m 平均斜度32°
コメント
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いい企画ですね
ここまでの突き抜け感は久しぶりです。
やはり大滝山が1位でしたか!
登山道と言うよりも修験道という方がしっくりくる登りだと思います。
真夜中に登るのも凄いです。
次は、何シリーズを?
ありがとうございます(^-^)
登ることより運転がしんどかったです。キワモノ企画はメンタル強くないと投げ出しそうになりますね。
大滝山はとてもファンタスティックなとこでした。登山なのに翌日、背中と腕が筋肉痛なってましたから
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