山行記録: 【御坂】四十八滝沢アイスクライミング&amp;八十八大師沢

記録ID: 5139659

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アイスクライミング

富士・御坂

【御坂】四十八滝沢アイスクライミング&八十八大師沢

2023年02月01日(水) [日帰り]

山梨県

tamoshima その他1人

体力度

日帰りが可能

体力度について

GPS: 10:35
距離: 8.5km
登り: 1,277m
下り: 1,257m

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歩くペース

標準

0.9～1.0

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 4:50
休憩: 5:45
合計: 10:35

距離 8.5km 登り 1,277m 下り 1,273m

6:48

18分

スタート地点

7:06

65分

三ツ峠山北口登山口

8:11

8:25

31分

初滝

8:56

2分

大滝

8:58

10:17

14分

七福の滝

10:31

12:36

5分

白龍の滝

12:41

10分

七福の滝

12:51

6分

大滝

12:57

15:04

126分

初滝

17:10

13分

三ツ峠山北口登山口

17:23

ゴール地点

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2023年02月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車林道が悪路になる手前に駐車、2台程度可。さらに手前には広い駐車場有り。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	・四十八滝沢：水流が見える滝も多かったが、全ての滝を登れる程度に氷結していた。全ての滝はⅢ+以下で、慣れた人なら全てフリーソロ可能。水が涸れるまで水線を追うと、詰めるかトラバースして登山道に出ることになるが、やや面倒なので、白竜の滝が終わったら登山道に出ても良い。・初滝と大滝の間の左岸枝沢に、10m/IV-程度の滝があり、初心者の練習には良い。・八十八大師沢：滝は少なく、あっても氷結が悪い。1170mまで登ると漸く10m、IV程度の滝が出てくるが、それだけの沢で、お薦めできない。下山は、左岸尾根に登ってから下る方が恐らく楽。・登山道：最近倒木があったように見える場所も整備されており問題ない。チェーンスパイクがあるとよい。
その他周辺情報	・泰安温泉：430円。学割あり。備品のシャンプー等使用の場合、＋50円。・ファミリー食堂宝来：安価な地域密着型食堂。・5年前に沢登りで行った時の記録：https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1600646.html

写真

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初滝

2023年02月01日 08:02撮影 by iPhone 8, Apple

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2/1 8:02

初滝

大滝：右端を登れた

2023年02月01日 08:41撮影 by iPhone 8, Apple

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2/1 8:41

大滝：右端を登れた

白竜の滝

2023年02月01日 10:32撮影 by iPhone 8, Apple

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2/1 10:32

白竜の滝

七福の滝（下山中に撮影）：この滝の上部のみ、メインロープ使用

2023年02月01日 12:50撮影 by iPhone 8, Apple

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2/1 12:50

七福の滝（下山中に撮影）：この滝の上部のみ、メインロープ使用

左岸枝沢の氷瀑：10m程度だが初心者の練習には良い

2023年02月01日 13:00撮影 by iPhone 8, Apple

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2/1 13:00

左岸枝沢の氷瀑：10m程度だが初心者の練習には良い

八十八大師沢下部の比較的氷結が良い部分

2023年02月01日 15:30撮影 by iPhone 8, Apple

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2/1 15:30

八十八大師沢下部の比較的氷結が良い部分

八十八大師沢のメインの氷瀑：10m程度、IV程度と思われるが、時間がなく登らず。かなり遠い。

2023年02月01日 16:20撮影 by iPhone 8, Apple

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2/1 16:20

八十八大師沢のメインの氷瀑：10m程度、IV程度と思われるが、時間がなく登らず。かなり遠い。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

tamoshima

【計画】
四十八滝沢は、家から近いお手軽なルートで、2年前に大雪で入渓もせずに敗退して以来、そのうち行こうとは思っていた。今回、氷結がよさそうなタイミングで休みが取れ、同行者も見つかったので、行くことにした。

【山行】
四十八滝沢は沢登りでも来たことがあり、その時の印象として、アプローチが意外に長い、というのがあった。やはりその時の印象通り、今回もアプローチは結構長いと思った。
初滝の前の高巻きの手前で、沢が凍ってきたので入渓。ある程度チェーンスパイクで進んでから、ナメ滝が出てきたところでアイゼン装着。踏み抜きに気を付けながら進むと初滝。良く凍っておりフリーソロ。
その後も快適なナメが続いた後、大滝。遠目には水流がかなり出ていて駄目かと思ったが、近づいて見ると右に階段状の氷があり登れそう。tamoshimaフリーソロ後、お助け紐でU田を確保。
すぐに七福の滝。水っぽいが沢幅全体が凍っておりなかなか良い。一応ロープを出して、スクリューについて講習後、tamoshimaリード。U田も問題なく登ってくる。
さらにナメ氷が続いて足が疲れてくるが、今度は白竜の滝。これも殆どナメ氷なので1度だけお助け紐を出す程度。白竜の滝が終わると徐々に藪っぽい沢となるが、水流を追って遡行を続けると、湧水地があって終了。沢の中の滝は良く凍っていて5年前に沢登りで来た時の面影を感じられなかったが、ここだけは何だか懐かしく感じた。
山頂のほうまで詰めるのは面倒なので、チェーンスパイクに替えてここからトラバース。かなり悪いという話も読んだが、さほどではなく、適当にトラバースしていくと北口登山道に出た。
まだまだ時間はあるので、大滝の下流左岸にある枝沢の氷瀑で練習することに。tamoshimaはリードでTRセット後、アックスなしやアックス＋チェーンスパイクといった装備限定を付けて遊んでみた。U田には登りながらスクリューをきめる練習をしてもらったが、まだまだ難しいようで、途中で1本がやっとだった。
飽きるくらい登ったのでTRを回収して下山するが、まだ時間があるので、今度は八十八大師沢を見に行ってみることに。入渓してすぐは左岸側にそれなりのナメ氷があって期待したが、その後は氷結が悪い滝の連続。チェーンスパイクのまま、巻きながら沢を登っていくが、全然面白くない。結局、この沢の主瀑とされる「奥の大滝」までチェーンスパイクで遡行してしまったが、もう登っている時間はないし、わざわざ登るほどの滝でもない。見て満足して、面倒な沢下降を避けるためにやや悪い斜面を登って尾根に上がり、下山。途中、隣の沢に氷瀑がないかと覗いてみたが、無かった。

【感想】
近年氷結が良くないことが多いこの沢を、全ての滝が登れるコンディションで登ることができて良かった。2回目のアイスクライミングであったU田にとってもちょうど良い難易度でアイスクライミングの楽しさを感じてもらえたようだし、良い平日山行だったと思う。