唐松岳冬期日帰りPH(八方尾根からリフト使用)

天候 | 降雪が続き風は 10 m前後 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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写真
感想
KJKEIJI さん CL の雪山企画第二弾!
3000 mクラスの雪山の美しい景色を見て雪稜の楽しさを知ってほしい、というのが今回企画頂いた目的だったが予報の段階から天候はそれほど良くなさそう。
天候が悪ければピークを踏むことなく帰ってくるということについて CL から事前に何度も念押しされての山行になった。
蓋を開けてみれば快晴…とはならずむしろ山頂付近は予報より悪く、全く視界が取れないほどではないが常に横殴りの雪が吹き付ける状況であったためリフトを降りた後早々に方針転換。雪上訓練 ( ワカンを使った歩き方、簡易雪崩講習 ) となった。
前回に引き続き今回も撤退となったが残念だったとはそれほど感じていない。
むしろ今回の判断ポイント、タイミングについては事前のグループラインで共有されていたうえ、当日はすぐそばで ( 時には質問ながら ) 考え方について聞くことが出来たのはありがたいと感じた。万難を排した計画と実行では撤退の判断を間近で見ることが出来ない。こういった安全を確保しつつ微妙なラインを狙う山行は得るものが多い。
雪上訓練について。CL はもちろんのこと、 lennonluke さんも同期であるとはいえ、すでに外部雪崩講習も積極的に受講されているとあってさすがのスキル。私が道具の使い方から考え方まであれこれ質問しても理論的かつ明快に回答が来る。
自分も雪崩や山岳事故、レスキュー、応急処置には関心を持って調べてきたところもあるが「なぜこうするのか」「なぜああしないのか」を独学で学ぶことは難しい。
自分のような貧乏では有料ガイドや講習会への参加はハードルが高いが、学んできた人から実地で教えてもらうだけでも多くの気付きがある。
また、お金をかけて学んだことを惜しげもなく教えてくれる方には頭が上がらない。自分も 2 年目以降は身に着けたことをアウトプットして貢献したいものだ。
下山後は温泉、焼肉、カフェ、車中泊。自分はまだ目標となる山やルートについて具体的に考えていないが、皆さんが山について何を考えているのか、どんなものからどんな刺激を受けているのかをきくのはとても楽しい。
本計画はメンバーの様々な理由での離脱が重なり 3 名での決行となった。参加できなかった皆さんもまた行きましょう。
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