兵庫県武庫川渓谷

2009年11月21日(土) [日帰り]

• GPS: 02:00
• 距離: 5.7km
• 登り: 106m
• 下り: 47m

コースタイム

生瀬の友人宅10:50-11:00生瀬（ﾅﾏｾﾞ）旧JR福知山線入口-13:0５JR福知山線武田尾駅13:20-13:30JR生瀬駅

天候

晴天（やや曇り空）ですこし風があった

コース状況／危険箇所等

以前より友人320氏より紅葉の時期には生瀬の旧福知山線廃線跡のﾊｲｷﾝｸﾞがお勧めとの話があり、今回は家族（２世帯）７人で友人宅（320氏宅）を訪問した。
ﾊｲｷﾝｸﾞのﾒﾝﾊﾞｰは３才の幼児二人をﾒｲﾝに大人５人の全員で７人が参加した。
当初週間天気予報では雨天の予報であったが、当日は快晴に近い天候となりまたとないﾊｲｷﾝｸﾞ日和であった。
一般の人はJR福知山線　生瀬（ﾅﾏｾﾞ）駅から国道176号線を15分程度、旧福知山線入口まで歩く必要があるが、我々は息子の愛車でﾊｲｷﾝｸﾞのｽﾀｰﾄ地点まで送ってもらい、本来のﾊｲｷﾝｸﾞｺｰｽ入口からのｽﾀｰﾄであった。
●　重要な注意事項　−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
このﾊｲｷﾝｸﾞｺｰｽはJR西日本が管理を行っている廃線敷地内であり本来立ち入れない場所である。したがってﾊｲｷﾝｸﾞｺｰｽといってもｺｰｽ内には数多くの枕木が残っており、数多くあるﾄﾝﾈﾙ内は照明設備がなく日中でも真っ暗である。
またｺｰｽの片側は崩れやすい崖が迫り、片側は武庫川の河岸壁であり危険と隣り合わせのｺｰｽである。
ｺｰｽ途中では周囲の景観にそぐわないとの意見もあるが、以前に武庫川に転落死した人もいたとのことで、立ち入ったものの安全を守るｽﾁｰﾙ柵が河川側に設置してある場所も見受けられた。
したがってﾊｲｷﾝｸﾞするものは良くそのことを理解しておく必要がある。
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CL（ﾁｰﾌﾘｰﾀﾞｰ）の320氏に案内していただき国道176号線から少し入ると、もうそこは別世界・・・。
武庫川のせせらぎや木々が風でなびく音、ﾊﾞﾗｽﾄ軌道を踏みしめる音と楽しそうなﾊｲｷﾝｸﾞしている人々の話声しか聞こえない。
紅葉の時期はやや過ぎていたが周辺の山々はまだ一部紅葉の景色がきれいであった。
道中の武庫川渓谷には切り立った崖や武庫川河岸の断崖絶壁もあり幼児とのﾊｲｷﾝｸﾞでは十分な注意が必要である。
このｺｰｽで名所となっている第2武庫川橋梁跡から武庫川の流れは左側に見て進む。そして、ほどなく春になるとさくらの名所でもある”さくらの国”に入る。
この付近は公園整備がされており、秋はもみじの紅葉も大変見ごたえがあり、武庫川河畔に降りて食事をしている人々も多く見受けられた。
今回のｺｰｽは幼児連れでも２時間のﾊｲｷﾝｸﾞｺｰｽであり時間を気にせずゆっくりと散策できる近場での名ｽﾎﾟｯﾄとの印象を得た。
今後はJR西日本、西宮市、宝塚市、兵庫県などがうまく話し合いを行い、身近に自然を家族そろって楽しめる貴重なﾊｲｷﾝｸﾞｽﾎﾟｯﾄを公式にいつまでも維持できるよう努めていただきたいと思った次第です。
ﾊｲｷﾝｸﾞ終了後は320氏宅に戻り、総勢13人で屋外でのﾊﾞｰﾍﾞｷｭｰを楽しめた三連休の初日でした。
たくさんのごちそうを用意していただいたﾏﾘﾘﾝにはたいへんお世話になりました。
ありがとうございました。

写真

国道176号線より少し降りたﾊｲｷﾝｸﾞｽﾀｰﾄ地点

JR西日本の告知板
旧軌道敷地内のため、公式には立入り禁止場所である旨が書かれている。

右側に武庫川渓谷を望む

後方に国道176号線を望む

単線路であった頃の看視台跡

高座岩
白馬の悲しい伝説が残っている

武庫川渓谷

第１ﾄﾝﾈﾙ入口

第１ﾄﾝﾈﾙ出口

武庫川の清流

第２ﾄﾝﾈﾙ出口
足元の枕木や段差に注意が必要

第2武庫川橋梁跡

第2武庫川橋梁跡
渓谷の紅葉景色

さくらの国付近の散策路
この付近からは宝塚市で公園整備がされている。

さくら公園、もみじの紅葉

未知との遭遇・・・？

奥に武田尾温泉を望む

JR福知山線武田尾駅

半ﾄﾝﾈﾙ式の武田尾駅