西上州 Rルンゼ

2014年09月23日(火) [日帰り]

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

駐車場10:00〜（Rルンゼ）〜13:20駐車場

写真

人の小ささからゴルジュの深さがわかる

大岩とたわむれる

懸垂下降

記念

9/23 10:09

ゴルジュ入口

9/23 10:12

地球儀滝

核心のF1-3突破後の巨岩帯。明かりが見えてきたー

撮影機器：

TG-620 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

ytado

yuumaはどーやって何時もこんなマニアックな
ルートを探すんだろう？

今回行ったのは、奥只見のスラブや西表の沢も
紹介されている秘境好きのバイブル、別冊太陽の
日本の秘境にも紹介されているK山のルンゼ。
鉱山開発により本来の山の姿は失われてしまった
が奇跡的にこのルンゼは残っている。

まさか、こんな所へ行こうなんて言い出すとは…
ネットで記録を探しても、いつもの山登魂と
もう一つくらい。
出だしが悪いって何と無くの情報しかない。

そんな誘いにちょっと興奮してしまう私は
もう登山者というか冒険者になっていた。
本来の私のテーマへまた一歩踏み出せる事。

あまり、後人で行かれる方がいると思うので
ルート情報は詳しくは書きません。

ただ、滑る岩質にコンクリート？みたいな
汚れが付着して、クライミングシューズや
ステルスソールでも滑る滑る…
しかも出たしからしばらくU状に近い
ツルツルスラブ。
残置も登りに使える様な物は撤去されている
A0突破なんて安易な選択肢は無い。

私のリードパートでは突っ張り突破を
試みるが途中で足が滑り落ちそうになった…
ボルダーで鍛えた保持力で耐えて、なんとか
リンクカムを決めて突破出来たが…
フリーやボルダーリングではなく落ちたら
マズイ系の登りではいままでで一番熱くなる
登りとなった。

先人の記録によるとフリー突破もあるみたい
なので我々はまだまだ未熟か…

今年に入り、沢登り中心に遊んで来たが
その中でもこういう冒険系やあまり人が
はいらない独特の自然の悪さがあるルート
が一番楽しい…綺麗な自然でなくて…
今回も短いルートだが今年の沢でトップ3
に入るほど楽しかった。

その意味で本来のやりたい方面に対して
今回は非常に良い山行だった。
まだまだ冒険系山行には足りない技術も
明確になってきたので来年の更なる秘境
山行へ向けて己を高めたいと改めて思った。