錫杖岳前衛壁3ルンゼ〔敗退〕

2023年03月06日(月) [日帰り]

• GPS: 07:18
• 距離: 6.1km
• 登り: 1,238m
• 下り: 1,228m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 1:21
• 合計: 7:13

3:44 中尾高原口バス停
4:38 4:39 クリヤ谷渡渉地点
5:35 5:35 岩小舎
6:15 6:55 3ルンゼ取付
8:20 8:20 撤退開始
8:45 9:00 3ルンゼ取付
9:15 9:40 岩小舎
10:19 10:19 クリヤ谷渡渉地点
10:57 中尾高原バス停

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3/6 3:50

4時前に登山道に入る。

3/6 4:39

渡渉点は問題なく渡れた。

3/6 5:35

岩小舎はスルー。

3/6 5:47

徐々に空が明るくなってきた。

3/6 6:15

日の出の頃に前衛壁の下に到着。

3/6 6:26

朝日を浴びながら登攀準備。

3/6 6:57

3ルンゼに入る。

3/6 7:03

トポで言う1ピッチ目は完全に雪に覆われているのでコンテ。

3/6 7:09

ルンゼ内の岩の支点でスタカットに切り替え、まずは私がリード。この頃すでにチリ雪崩が頻発している。

3/6 7:09

右手の狭いルンゼを進み、途中から左の氷の壁（といっても60度くらい）を登る。

3/6 7:28

ロープを35m伸ばして次の支点に到着。

3/6 7:50

続くピッチは相方のリードだが、かなり難しい。左の凹角のドライツーリングはかかりが甘く断念。

3/6 7:55

しからばと右の凹角に入ったが、本来あるはずの氷が跡形もなくなっている。四苦八苦しているうちに左上の高いところの氷柱が崩れて雪崩となり、我々の数メートル左を通過していった。この後さらに気温が上がることは必定なので、ここで撤退を決定。

3/6 8:26

懸垂下降1ピッチ目。先ほどの雪崩は写真左端の曲がった凹角あたりを通過していたが、我々への直撃コースだったとしてもおかしくない。

3/6 8:34

懸垂下降2ピッチ目。

3/6 8:54

ザックをデポしたところに戻って一息ついていると、再び大規模なスノーシャワー。写真中央のレースのカーテンのようなものがそれだが、これでも雪の量が半分くらいに減った状態。

3/6 9:29

岩小舎まで戻ればもう安全。

3/6 9:54

帰路、振り返ると前衛壁がよく見える。3ルンゼの中も見通せており、我々がどこで追い返されたかがよくわかった。

3/6 10:02

帰り道ははっきり春山の気候。

3/6 10:54

お疲れさまでした。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

juqcho

中尾高原口からクリヤ谷沿いの道を詰めてクリヤ岩小舎経由錫杖岳前衛壁3ルンゼを登る。しかし気温が高過ぎて雪崩の危険を感じ、2ピッチと少し登ったところで撤退を決定。同ルート下降の後に往路を戻った。

詳細な記録はこちらです。→ https://climb.juqcho.jp/2023/20230306.html