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Yamareco

記録ID: 524791
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

神奈川県 大山に登る

2014年08月11日(月) [日帰り]
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kariogaryu その他2人
GPS
--:--
距離
8.1km
登り
1,075m
下り
1,063m

コースタイム

日帰り
山行
6:58
休憩
0:00
合計
6:58
7:35
418
スタート地点
14:33
ゴール地点
20数年前丹沢を縦走したとき初めて知った山。簡単に登れる山かと思っていたが、思いの外、時間がかかった。
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
神奈川県 大山(おおやま)(1252)

日時:2014年8月11日(月)
天気:曇り 風強し

コース:伊勢原市日向ふれあい学習センター上の駐車場〜林道〜九十九曲コース登山口〜
見晴台〜雷ノ尾根〜大山(阿夫利神社奥宮)〜表参道〜阿夫利神社下宮〜二重滝〜見晴台〜日向キャンプ場分岐〜日向キャンプ場〜駐車場
メンバー:3名

 古から山岳信仰の対象となっており、丹沢山塊の東の端にある山。
前日、西側からの登山口で短時間で登れるヤビツ峠に向かうが蓑毛より先は降雨量が多くて(後日知ったわけだが、この日の早朝広島では大災害があった)通行止めでやむなくUターン。たまたま終点の蓑毛に停まっていた路線バスの運転手に大山ケーブル駅を案内されるが、あまり気乗りしない。引き返す途中、大山古道の標識を見つけ登山口に向かうが車中泊出来そうな場所もなくあきらめた。

 その後もう一度蓑毛のバスの終点に向かい、通行止を無視してヤビツ峠に向かってみた。
とくに道路には異常はなかったが、どんどん標高は高くなるばかり。おまけに霧も深くなり不気味さが漂ってくる。ともあれ行けるところまで行ってみよう思い、車を先へ先へと走らせる。すると道路の外れに広い駐車場とトイレがあり、しかも奥の方に1台だけ車が停まってるのが霧の中に見えた。すっかりここがヤビツ峠だと思い込み車に近づき尋ねたところ、まだ半分しか来ていないとのこと。おまけにこれから先はバラス道となり道路には水が溢れており、車が水浸しになるかもしれないのでここから引き返した方がいいとの忠告を受け、怖くなり慌てて引き返した。

 その後、本日の仮泊地を大山ケーブル駅としナビをセット。ところがナビの案内に従って走っていると民家から離れだし、道幅も狭くなってきた。どうも違うのではないかと思い、たまたま出くわした最奥の民家の人に尋ねると案の定全く違っていた。ところがこの先にキャンプ場があり、ここからでも大山に登れるとのことでひとまず川沿いの山道(舗装路)をどんどん走った。すると山の中にぽつんと1軒だけ立派な建物があり、伊勢原市ふれあい学習センターの看板があったので車を停めて立ち寄ってみた。職員らしき人に大山への登山道を教えてもらうと同時に登山地図の入っているパンフレットをいただいた。

 聞けばこの先にも広い駐車場はあるもののトイレや水はないらしく、それらが近くにある関係者専用の狭い駐車場を使わさせてもらうことが出来たのは有り難かった。相変わらず雨は激しく降り続き、狭い車内で夕食をとらざるを得なかったが、濡れないだけでもましだった。夜中もなっても雨は一行に止む気配はない。一体明日はどうなるのだろうかと心配しながら眠ったが、朝起きてみると止んでいたのでほっとした。

 上の広い駐車場に車を移動し車外で朝食をとった後、大山(おおやま)に向けて出発。林道のゲートをくぐり抜けて10分足らず歩くと林道と分かれて山頂に繋がる尾根に取っ付く。ここが九十九曲コースの登山口で幅の広いジグザグ道がしばらく続く(今日のコースで一番きつかった)。その後緩やかな尾根道に変わると左手(南側)眼下に阿夫利神社下社が見えてきた。かなり山奥でよくも建てたものだと感心しながら歩いていると四阿(あずまや)の他、ベンチやテーブルが立ち並ぶ見晴台に着いた。なだらかな平坦地で一休みするには格好な場所だが展望は今一つで南東の伊勢原市方面しか見えなかった。

 その後さらに尾根(雷ノ峰尾根)に付いたり離れたりしながら登っていると見晴台から1時間あまりで平らなピークに達したのでここが大山かと喜んだのも束の間、大山の肩であった。ここからさらに一旦下って登る事15分足らずで紛れもなく大山の山頂に。山頂には阿夫利神社奥の院があり、また「関八州見晴し台」とも言われ広大な展望が広がるとのことだったが今日もあいにくのガスで何も見えなかった。下山は下社まで道幅の広い表参道を使う。ケーブルカーを使って下社までやって来て、その後山頂の奥の院まで歩いて登る人が多く、登山者よりもハイカーとか家族連れが目立った。中には短パンとランニングシャツだけの人もおり(下社〜奥の院 上り90分 下り60分とあった)、びっくりした。

 参道と言っても道幅が広いだけで急な木の階段や石のゴロゴロする歩きにくい道があったり足元のよくない急な斜面もあるので軽い気持ちで登らない方がいい。下社は立派な建物でケーブルカーで訪れることが出来るので平日にも関わらず多くの参拝客でにぎわっていた。  下社からは原生林の美しいトラバース道(途中二重の滝があったが、見るほどでもなかった)を使って登ってきた見晴台に戻り、キャンプ場へと下る狭くて急なジグザグ道を経て出発点の駐車場に戻った。

(参考タイム)

駐車場登山口(7:35発) (林道 0.10) 九十九曲登山口(1.00)見晴台(1.22)大山
(10:27〜10:46) (0.12) ヤビツ峠分岐 (1.05) 阿夫利神社下社(0.09)二重滝 (0.20)
見晴台(0.15)キャンプ場分岐 (0.39) キャンプ場 (0.03) 駐車場登山口(14:30着)

したがって 上り 約2時間30分 下り 約3時間:下社経由のため 
始めヤビツ峠から登ろうと思ったが集中豪雨で通行禁止。結局迷い込んで日向ふれあい学習センターの上から登る。奥の院から下社へ下る道は幅広ではあったが全体的に急で石がゴロゴロしていた。また下社への最後の石段は長くて結構急だった。
2014年11月27日 11:30撮影
11/27 11:30
始めヤビツ峠から登ろうと思ったが集中豪雨で通行禁止。結局迷い込んで日向ふれあい学習センターの上から登る。奥の院から下社へ下る道は幅広ではあったが全体的に急で石がゴロゴロしていた。また下社への最後の石段は長くて結構急だった。

感想

九十九曲登山口からの最初の上りや日向キャンプ場への最後の下りは結構急だった。全体として危険箇所はなかったが、コースとしては意外と長かった。しかしいずれにしてもいつ頃建てられたのか知らないが、山奥によくもりっぱな神社が建てられたものである。

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