南八甲田 櫛が峰コース スキー指導標巡り

感想
3月18日酸ヶ湯駐車場8:30一水道敷入口9:lO-20一△32 9:23一△41 9:32一赤水沢渡る9:52一△59 10:25…△60 10:25一△61 10:28一△63 10:48一△64 10:50一△65 10:55一△68 1240mピークll:20-45一テント場1347m13:00
3月19日テント場8:20一△138 9:41一駒ヶ峰9:50一△155 9:55一△156 9:56一猿倉岳10:35-ll:10一△猿倉コースll:31一△269 11:47一△275 11:57一△277 12:00石倉沢渡る12:15-35一水道敷入口13:10一酸ヶ湯駐車場13:30
3月18日
天気が変わりやすいようだ。酸ケ湯駐車場で身支度し出発。テント、フラッグ、スコップ、ワカンをザックにつけると重い。気合を入れて背負い、スキーを抱いてゲートヘ。さらに雪の回廊の出来た国道102号を足元に気をつけながら歩く。昨日の暖気で融けた水が氷りになっているところあり滑るのだ。二度休んでやっと水道敷入口へ着く。ゲートから右側で最初の南八甲田を展望出来るところで、除雪されて雪原へ出られるようになっているのだ。風もあり、ガスもあり、視界は100mくらい。赤水沢出合へ磁石を合わせ一歩を踏み出す。ラッセルなし。まず迷ヶ岱にある指導標へ向う。水道敷を進んですぐ右に32番が見つかる。そばに丸型で黄色の補助標識も2枚有る。左右を見ながら進んだがルートから東側に寄りすぎたようだ。遠くに41番の高いトド松を見てから、石倉沢を渡って猿倉岳側の樹林を通って、赤水沢出合の少し上部へ下りる。赤水沢が丁度右ヘカーブするあたり。ここに補助標識が岳樺に付いている。
ここから赤水沢とバッカイ沢との広い尾根を登って行くのだが今回も右のゆるい斜面を登ってしまう。ザックを置いて、赤水沢寄りに行って見るとやはり、補助標識が2枚ある。ルートを修正し登って行くと59、60、61と続く。ふり返えるとガスも晴れて迷ヶ岱も見えている。このまま晴れてくれればいいが。63、64、65このあたりは無立木帯である。ここから急斜面を登るとトド松岱で1240mのピークだ。一息つき、68を確認してから昼食を採る。次第にガスが濃くなって来た。磁石を駒ヶ峰西側の1375mピークに合わせておく。トド松岱から30-40m位いの急坂を登って湿原に入り西側から入りこんでいるバッカイ沢の源頭を横切って、又湿原に入る。トド松の樹氷もなく、手元の磁石を見ながらでないと、ガスでホアイトアウトの雪原は全く歩けない。右へ右へと回ってしまった。どうにか左手の斜面に出合い駒ヶ峰西方の尾根へぶつかったようだ。これを巻いて上がりさらに西へ進みテントを設営するつもりで歩いて行く。強風とガスであるが高度を見ながら、およそ1350mなので櫛ヶ峰に近い所まで来ていると判断しトド松の樹氷のそばにブロックを積んでからテントを張る。テントヘ入るとホットする。強風とガスで、それから翌朝まで18時間もテントに閉じ込められる。一度除雪に出る。ブロックが軟らかかったのか強風で削り取られて飛んで来た雪とともにテントを埋めかかっていた。もっと下の固い雪を利用すれば良かったのだろう。
3月19日6時起床。
眼は、ほとんど一晩中覚めていたのだが。山でゆっくり眠れる人がうらやましい。時々テントが陽光で明るくなる。予報も晴れるとのことだが、強風で弱気になり、櫛ヶ峰は断念。出来れば今日中に下山と心に決める。テントを撤収し出発する。櫛ヶ峰の真白な姿を後に。岩木山、南には、岩手山、八幡平の山並みもうっすらと見える。ゆっくりと山々を展望しながら尾根通しに駒ヶ峰へ向う。138を見てすぐ駒ヶ峰山頂へ。斜面の155あんぶの156を見て、にせ駒を経て猿倉岳へ。早目の昼食。赤倉岳方面の樹には、黒々としてもう冬山のおもかげなし。国道の除雪もすいれん沼付近にブルが黒い点となって動くのが見える。猿倉コースの黄い三角板を見て、パラダイスを通り、笠松峠への沢を下る。269、275、277からルートを西へ外して石倉沢を渡り、迷ヶ岱へ出て、雲の出て来た南八甲田を眺めながらやっと出発の水道敷入口へ。通りがかりの作業用トラックが乗せてくれたのですぐ駐車場へ着く。
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