北八甲田 大岳コース、硫黄岳コース スキー指導標巡り

コースタイム
感想
酸ヶ湯P8:40→仙人岱ヒュッテ12:50-13:50→破ヶ湯P15:00
昨日の横内川の疲れもあるので集合を8時にして、きょうはスキー指導票を探しに、大岳コースと硫黄岳コースとを仙人岱まで行くことにした。八田さんが同行してくれることで有難い。一人で探すより二人の方が箱囲が広く、しかも効率が良いからだ。天気が良いのでツボ足での入山者が結構いる。子供のまじったパーティもいて、にぎやかだ。我々は、冬山入山でいつも歩いている大岳コースの指導標を目当てに、それらしいダケカンバやトドマツの根開きを見て歩く。右へ、左へ、上へ、下へと、くるくる歩く。全く見つからない。新しく付けたアルミの丸い指導標の11番がダケカンバの樹にはさめてあった。拾ってくれたのだろう。下山に回収すべく、そのままにして先へ進む。
とうとう地獄湯の沢へ来てしまったが一枚も探せなかった。既に拾われてしまったものか、まだ雪の下にあるのかは定かでないが、もっと雪消えが進んでからでないとダメかも。一休みしてから硫黄岳コースヘ入る。硫黄岳コースは、上部が既に雪が消えていて滑降不能なので、用済みの竹のポールを回収し、仙人岱ヒュッテヘ持ち上げようと、20本程を回収する。硫黄岳コースは、新しい丸の指導標ルートよりは、もう少し南寄りの沢筋になっている。6を見つけた後、コースらしい所を上がって行くが、以前見た番号も見当たらない。八田さんを呼んでいたらトドマツの根元に11番を見つける。ヤッター!大岳へ26度、硫黄岳へ130度の所。空身になり、上へ行って見ると、15、16、19と以前見た番号の指導標を見つけた。この上はもうヤブになっているので戻る。竹竿をまとめていると、13番がやはりトドマツの根元にあった。タケノコ採りが置いてくれたものかどうか。硫黄岳コースで二枚のゲットとなった。二人で20本の竹竿を仙人岱へあげるべく、地獄湯の沢を登る。
雪の下から水音が聞こえるが、スキー、スノーボードのトレースもあり、さほどの心配はなかった。仙人岱ではスキーツァーの一行が休んでいた。硫黄岳ではスキーヤーが滑っては登る、滑っては登るをくりかえしていた。彼らを見ながら昼食を採る。空気が澄んでいて、太平洋も見えている。いい天気になったものだ。二枚の指導標を雪面に立てて、硫黄岳をバックに写真を撮る。
下山も、大岳コースのルートを歩いて指導標の発見に目を光らすが見つからなかった。登りに保留した新しい指導標で樹から落下した11番を回収して今日の山行を終了した。おかげさまでした。八田さん、ありがとうございました。竹竿はヒュッテの地下室へ。又、硫黄岳コースで空缶を袋一個分、八田さんが拾い集めてくれたのは、下山後、トイレ前のクズかごへ納めた。
11番は大岳へ26度 硫黄岳へ130度
13番は大岳へ35度 硫黄岳へ144度 標高1162M
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