イトムカ・幻の滝 イワナ・ニジマス・ヤマメ アイスクライミング
- GPS
- 05:00
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 278m
- 下り
- 277m
コースタイム
- 山行
- 1:41
- 休憩
- 3:20
- 合計
- 5:01
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
️ 北海道2日目は今回のメインである「幻の滝」を登りに行く事に。
「幻の滝」は北見山岳会によって最近開拓された氷瀑で、正確には滝では無いらしく
“滝が凍るのではなく、冬場に流れ出た山水が凍り付いて現れる。常に見ることはできないため、「幻の滝」と呼ばれている”らしい。
直近に登られていた記録を見たので安心してアプローチ開始。
スノーシューでアプローチしましたがそれでも踏み抜き地獄、、、春だ。
・イワナの滝 18m Ⅴ-
エリアに到着すると一番手前(右)にそびえたつ氷瀑。
見渡すとこの氷瀑が一番簡単そうだったのでアップがてら取り付いてみる事に。
朝は霧がかかっていて比較的気温も低かったですが、昨日の雨の影響か表層はザクザクでパラグーフォールと似たようなコンディション。
普段より強めのアックスの振りと蹴り込みで奥の氷にしっかりときめる。
トップアウトすると左岸側の立木にトップロープ用の残置支点が残されていたのでそちらをお借りして下降しました。
・ニジマスの滝 25m Ⅴ+
エリアの一番奥(左)に位置し遠目にⅥは有りそうなとても立派な氷瀑。こんな太くてズドンと落ちた氷柱は初めて見ました。とても美しい。
米子振りのⅥ級クラスだ〜と取り付いてみると、コンディションはパラグーやイワナの滝と同じ表層ザクザクでしたが中の氷結はなかなか良く、登り終えてみるとⅥは無いように感じました。チガチに硬かったら確実にⅥ-は付くと思います。
登り終える事には霧も段々晴れてきて気温も上昇。
この場所はアイスクライマー以外入られておらず、道路からも遠いので人工物や人口の音が聞こえない為隔絶された秘境のようなシチュエーションでとても居心地が良いです。
・ヤマメの滝 20m Ⅴ-
完全に霧が晴れ、暖かくなりました。
ヤマメの滝は3本並んだ幻の滝の真ん中の氷瀑。
イワナの滝よりもスケールは大きいものの、3本の氷瀑の中で1番斜度が緩く、表面ザクザクコンディションにも慣れたので気持ちよく登攀できました。
幻の滝は前述したように山水の染み出しによって作られる氷瀑のようなので遅めの時期でも楽しむことができそうです。
層雲峡からは車で1時間ほど、駐車スペースからも1時間程とアプローチも近く、3本の氷瀑がすぐ近くで楽しめるとても素晴らしいエリアでした。
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